ジュニアNISAでの安値買いに成功!!でも落とし穴は?
みなさんこんにちは。
S&P500再び上昇を始めてくれましたね。
ちょうど基準価額が下がったときにジュニアNISAのeMAXIS Slim全米株式S&P500を購入できたので、現在の状況と注意点をお伝えしたいと思います。
ジュニアNISAだけでなく、これから投資を始めるみなさんにとっても有益な考え方と思いますので、ぜひ最後まで見てみてください。
・結論
日々の数パーセントの下落は普通のこと!!
安値で買えたのは単なる偶然!!勘違い禁物です!!
・最近の基準価額の推移
それでは直近1ヶ月のeMAXIS SlimS&P500の基準価額の推移を確認してみましょう。
1月は順調に上昇を続けてきていましたが、1月の最終週の後半に若干の下落がありました。
しかし、その後は再び上昇を続け基準価額の最高値を更新し続けています。
S&P500は終わったなどという記事も多々ありましたが、最終的には
「不定期に実施されるセール」
みたいなものでしたね。
私はアメリカ企業の成長を信じて疑わないので、下落が始まっても全く心配することはないし、10年以上の長期投資を考えているので日々の相場にはあまり興味がありません。
ただし、その日のニュースと相場を重ねてみて、
「どの程度のニュースでどの程度の値動きがあるのか」
というのは後学のために照らし合わせて見ることにしています。
といっても、私が把握して理解できるニュース量なんて知れているので、あくまで参考程度に行っているまでです。
なので私にとって日々の相場は、
「なにか注目するべきニュースがあるよ!!」
というお知らせみたいなものです。笑
・ジュニアNISAでの安値買いに成功!!
さて、丁度この小さな下落相場の中で我が家はジュニアNISA用の投資信託を買い付けました。
3人いるちびっ子のうち、2人分の160万円をeMAXIS Slim全米株式S&P500に投資を行いました。
このときは160万円の一括投資を行いました。
なぜこのとき一括投資を行ったのかは過去の記事に記載しましたので、参考にしてみてください。
記事下部にリンクを張っておきます。
本当は3人分やってしまいたかったのですが、1人の子供の書類に不備があり口座開設が遅れてしまいました。
この2人分160万円分のeMAXIS Slim全米株式S&P500は2/2に約定できたので底値の翌日の基準価額で買い付けることができました。
その後数日は順調に基準価額が伸びてくれたので、本日までで早くも、1人あたり2万6千円程度の含み益となっています。
こんな感じですね。
今後も基準価額が順調に増えて、順調に資産が増えてくれると良いと思います。
・勘違いヤローにならないように注意しよう
今回のジュニアNISAの買付は、日々の相場の中の下落した局面でたまたま安値買いができました。
テクニカルな分析は一切行わずに、ジュニアNISA口座や、ネットバンキングの環境が揃ったので買付を行い、それがたまたま安値の時であったと言うだけです。
投資をしていて偶然にでも、安値買いができると、中毒性みたいのがあるのですよね。
自分の資産がたった数日で数万円増えるわけですからね。
投資信託でこれくらい伸びるので、個別銘柄の株式では上昇相場に乗ればものすごい勢いで資産が増えていきます。
すると、偶然安値で買えただけなのに、なぜか勘違いをしやすくなります。
「俺って相場が読めている」
といってどんどん集中投資にのめり込みます。
「次も」と思っても実際は甘いものではありません。
最終的には高値掴みを繰り返し、含み損を抱えて脱落してしまうのです。
やっていることが、「資産運用」ではなく、ただの「ギャンブル」になってしまうということです。
相場を読むのではなく、投資できる資金を淡々と投資していくのが良いと思います。
・相場を気にしないと買えない時点で既にリスクの限度を超えている
投資による資産運用は、一日にいくら投資できるか、そしてどこまで我慢できるかといったような、チキンレースや我慢比べではありません。
集中投資をするときに、準備した投資資金と相場を見て、買うタイミングを模索している時点で自分の投資できる限界を超えていると思って間違いありません。
すぐに、積立設定をして、機械的に複数回積み立てて行くようにしましょう。
何も集中投資が勝ち、分散投資が負けなんてことは一切なくて、どちらが正しいなんてことは決められないのです。
- 集中投資をして脱落してしまえばそれは間違いであった。
- 分散投資をして続けることができて資産が増えたらそれは正しかった。
「投資が続けられて資産がいくら増えた」
という結果論でしか評価できないのが投資です。
リスク(日々の値動き)を我慢する投資をしていては日々の安心なんて絶対にありません。
リスク(日々の値動き)は我慢するものではなくて、受け入れた上で投資をするのが正しい資産運用だと思います。
・まとめ
いかがでしたか?
今回はジュニアNISAでの投資を例に出して、
- 安値買いはたまたま偶然の結果にしか過ぎない
- 勘違いヤローにならない
- リスクは立ち向かわず、受け入れるもの
ということをお伝えしました。
リスク(日々の値動き)をしっかり受け入れて、耐えられないリスクを我慢し続けることがないように、しっかりとした「資産運用」を続けていきましょう。
みなさまにとって、投資が資産形成の良いツールになるような発信をこれからもしていきたいと思います。
それでは失礼します。