「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

次女のジュニアNISAの含み損が含み益に転換しました!!

みなさんこんにちは。

ここ数日は米国株式相場が徐々に上昇に転じてきているのを実感できる相場状況ではないでしょうか。

私は、高値掴みをしていた次女のジュニアNISAが含み損から含み益に転換しました。

直近の株価の推移と共に紹介していこうと思います。

投資信託による資産形成を始めようと考える方には参考になる内容だと思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。

・結論

調整前の最高値で購入していたeMAXIS Slim全米株式(S&P500)が最高値をやっと更新

それに伴い、含み損も、含み益に転換しました

 

・次女のジュニアNISAの投資概要

我が家には子供が3人います。

全員ジュニアNISA口座を開設して資産運用をしているのですが、次女のジュニアNISA口座だけ書類に記入ミスがあり、口座開設が遅れてしまいました。

長男と長女の口座開設が完了してから遅れること約2週間、次女のジュニアNISA口座が開設できたので投資を実施しました。

投資は、ジュニアNISAの上限額である80万円を、eMAXIS Slim全米株式(S&P500)に一括投資を行いました。

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2/17日に基準価額14,405円で約定しました。

・・・が約定日翌日から調整局面入りとなり、約3週間ほど含み損を抱えることとなりました。

 

・トレンドで確認

投資銘柄であるeMAXIS Slim全米株式(S&P500)の基準価額の推移を見て見ましょう。

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約定した翌日から下降し、その後上昇に転じ、二回ほど最高値付近まで上昇したのですが、また下降となり、結果、昨日までの約3週間、含み損を抱えた状態でした。

下落幅が最大で2.7%程度なので含み損は最大で2万円程度でした。

私は含み損になるのを覚悟し、リスクの許容範囲の中で集中投資をしているので、含み損になっても全くなんとも思いません。

それは、eMAXIS Slim全米株式(S&P500)という投資信託ベンチマークとしているS&P500という指数が、今後長期で右肩上がりの成長を続けていくと信じていますし、何より、10年以上の長期投資を大前提として投資を行っているからに他なりません。

 

・次女のジュニアNISAの状況を確認

昨日で、含み損が含み益になり、次女のジュニアNISAの運用状況は以下のようになりました。

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含み益6,886円です。

当然ながら、大きな下落があった場合は再度含み損となるわけですが、右肩上がりの生長を信じて運用を続けていけば、大きなリターンとなる可能性が高いです。

明日の相場は誰も予想することはできませんが、長期の傾向を予測することは比較的簡単だと思います。

もちろん「絶対」はありませんが・・・。

 

・王道の積立投資にしない理由

インデックス投資とセットでよく言われるのがドルコスト平均法による積立投資です。

ドルコスト平均法というのは、一定金額を一定期間で機械的に購入し続けていく買い方です。

ドルコスト平均法で積立投資を行っていくと、株価が高い時は少量の購入になり、株価が安い時は多く購入できるので、平均購入単価を株価の値動きに合わせて均すことができます。

よって、高値掴みをしにくいため、含み損益が大きく変動しなくなると言ったメリットが有り、投資初心者には非常におすすめできる投資方法です。

一方、ドルコスト平均法で投資を行うと投資効率が悪くなる状況もあるのは事実です。

それは、長期で右肩上がりのトレンドとなっている銘柄に対して投資を行う場合です。

長期で右肩上がりのトレンドを持つ銘柄にドルコスト平均法で積立投資を行うと、長期で見て、平均購入単価も右肩上がりになります。

一方、長期で右肩上がりのトレンドを持つ銘柄に集中投資をした場合、平均購入単価はそのまま一定です。

そのため、投資効率が良くなり、リターンが最大化できます。

短期で考えた場合、含み損を抱える可能性は非常に高いですが、投資銘柄が成長していくにつれて、含み損は含み益となり、効率よくリターンを得ることができます。

私は今年のS&P500指数は基本的に上昇トレンドで推移していくと考えていて、そのため集中投資を選びました。

来年は来年で投資する銘柄の傾向に自身が持てなければドルコスト平均法により、買い付けていく方法に切り替えることも考えています。

 

・自分のリスク許容度に合った投資をしよう

上記のように、ドルコスト平均法と集中投資による投資で、一長一短があります。

初心者におすすめするのは間違いなく、ドルコスト平均法により積み立て投資をおすすめしています。

しかし、相場の値動きに慣れて、集中投資のメリット・デメリットを把握した上での集中投資は私も実施していますし、大いに推奨します。

まずは相場の値動きに慣れて、

「リスク資産(値動きのある資産)を保有するということはどのようなことなのか」

を身を持って体験してみることをおすすめします。

そして、自分の投資におけるリスク許容度を適切に把握することで、良い投資ができるようになると思います。

 

・まとめ

いかがでしたか?

今回は次女のジュニアNISAの含み損が解消されたことを例に、集中投資とドルコスト平均法による投資の違いと、リスク許容度を把握することの大切さを解説しました。

繰り返しになりますが、投資で大切なことは

  • 投資の目的をはっきりさせる
  • それに伴って自分のリスク許容度を把握する
  • 自分の投資資金とリスク許容度を超えた投資は絶対にしない

これが長く投資を続けて、最大のリターンを得る秘訣だと思います。

これから投資を始める方も、投資をすでに初めている方も、改めて投資の目的を再確認すると、自分の今の投資状況を見直すことにつながります。

より良い投資の参考になれば幸甚です。

それでは失礼します。

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