VYMの配当速報!!見事増配へ!!
みなさんこんにちは。
VYMの3月期の配当速報がバンガード社から発表されましたので、VYMの配当傾向とともにお伝えしたいと思います。
VYMへの投資は配当金による利益と、株価の上昇による利益も同時に狙えるので、非常におすすめです。
投資の参考になれば幸甚です。
・結論
- VYMの3月期配当金は0.65640(USD/株)
- 前年同期比18.4%増
- 我が家の配当金は91.7(USD)の見込み
・VYMをおさらい
VYMは米国の資産運用会社のバンガード社が運用しているETFです。
正式名称をVanguard High Dividend ETF、日本名を米国高配当株式ETFといいます。
米国大型銘柄のうち、配当利回りが市場平均より高い銘柄で構成されています。
構成銘柄数は411銘柄です(2021/3/20現在)。
高配当ETFでありながら、VYMの株価自体もしっかりと上昇していて、配当金も毎年しっかり増配を続けています。
昨年のコロナショックがあった年でもしっかり増配をしたのは大きな実績だと思います。
・VYMの配当金の推移
VYMの配当金の推移を見ていきましょう。
VYMは年間4回の配当があります。
3、6、9、12月に配当があり、上記のグラフは4回の配当金の合計を示しています。
VYMは2006年10月に設定されたため、2006年のみ1回の配当額となっています。
VYMは設定来、2度減配をしたことがあります。
リーマンショックのあった2009年と2010年です。
それ以外は増配を続けており、グラフもきれいな右肩上がりの配当傾向になっています。
着目すべきは、先述の通り2020年のコロナショック下であっても、増配を継続した点です。
そして今年の3月配当も昨年同期比18.4%の大幅増配の見込みです。
・VYMの増配傾向
毎年増配しているのはわかりましたが、どの程度増配しているのかを見てみましょう。
前年からの増配率を示したグラフです。
ゼロより上は増配、下は減配を表します。
昨年はコロナショックであっても2%の増配を実施しました。
これを多いととるか、少ないととるかは個人の感覚になってしましますが、あれだけ世界中の金・モノ・人の動きが止まった状態であったにもかかわらず、増配したというのは非常に素晴らしい実績だと思います。
そして2021年最初の配当は昨年同期比18.4%の増配となりましたので、今年も増配に向けて非常に良いスタートとなったのではないでしょうか。
・我が家の配当金
我が家の配当金を紹介したいと思います。
上記の通り194株を保有しています。
0.65640 x 194 = 127.3 USD
ここから米国の現地税10%が引かれますので
127.3 x 0.9 = 114.5 USD
さらにここから日本の住民税と所得税の約20%が引かれまので
114.5 x 0.8 = 91.6 USD
となり、為替レートを108円/USDとすると
91.6 x 108 = 9,892円
となる見込みです。
確定申告をすることで、アメリカの現地税の10%は還付を受けることができるので実際は日本の税金のみとなります。
特に何もしないで約1万円の収入があるというのはとても嬉しいことで、加えて、先述の増配を加味すると年々この額が増えていくことになります。
長く保有をすればするほど価値も高くなるという正に、優良資産だと思います。
・配当金はどのように使う?
投資の基本は
「複利の力を活用し、雪だるま式に資産を増やしていく」
ということです。
なので教科書的には配当金も再投資して複利で運用することが正解とされています。
しかし、私は配当金は使うことをおすすめします。
私の場合は今回が初めての配当金なので、妻と少し良いお酒を買って乾杯する予定です。
その他、日常のちょっとした贅沢に使って、日々のモチベーション、仕事のモチベーション、投資へのモチベーションを上げるというのが良いと思います。
・まとめ
いかがでした?
少しでもVYMの魅力が皆様に伝われば嬉しいです。
配当金で生活の質が向上するとともに、お金の本当の価値が身に染みてわかります。
約200万円投資して得られるお金なので、普段何気なく使っている1万円がどれだけ大切な価値があるのかを実感できます。
投資をすることで、いろいろ新たな世界が見えてきました。
みなさんの投資への第一歩、そして優良資産を保有するための一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。
おすすめ米国ETFのVTWOを紹介
みなさんこんにちは。
今回はS&P500指数を超える実力を示しているRussell 2000指数に連動する投資ができるVTWOを紹介します。
私はまだこのETFに投資ができていませんが、来年のジュニアNISAで投資をしようと考えています。
このETF単体でもメインの投資先として十分ですし、S&P500指数に連動するファンドと合わせ持ちをすることでも、銘柄のサイズ分散がしっかりとできるので非常に有効です。
資産運用の一助になれば幸甚です。
・結論
- Russell 2000指数(米国の中・小型株)はS&P500指数と同じかそれ以上のパフォーマンスで推移しています。
- 安定した高パフォーマンスで、メインの投資先としても、S&P500指数連動のファンドと併せ持つことで分散も効果的にできます。
- 未来のGAFAM、テスラとなりうる企業がひしめき合っている、将来性の高い企業に2000銘柄に分散投資ができます。
・VTWOとは
それではVTWOについて解説していきます。
VTWOは米国資産運用会社のVanguard社(バンガード社)が運用する米国ETFです。
正式名称は
Vanguard Russell 2000 ETF
といい、日本語名もそのまま
と呼ばれます。
ベンチマークもそのまま、Russell 2000という指数に連動する成果を目指します。
・Russell 2000指数について
意外と知られていないのですが、S&P500指数と同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを示しているのがこのRussell 2000指数です。
有名なRussell指数に関しては以下のようなものがあります。
- Russell 1000
米国時価総額上位1~1000位の銘柄の時価総額加重平均で構成。
S&P500指数との重複が多い、米国の上場企業の時価総額の92%をカバー。 - Russell 2000
米国時価総額上位1001位~3000位の銘柄の時価総額加重平均で構成。
S&P500指数との重複がない、米国の上場企業の時価総額の10%をカバー。 - Russell 3000
米国時価総額上位1~3000位の銘柄の時価総額加重平均で構成。
おおよそRussell 1000+Russell 2000。
Russell 1000は上記の通り、米国の上位1000銘柄を対象としているため、銘柄のサイズは大型から中型になります。
Russell 1000以下の2000銘柄を投資対象としているのが、VTWOがベンチマークとしているRussell 2000指数です。
銘柄のサイズとしては小型銘柄となります。
この、小型銘柄の市場の成長がすさまじく、S&P500指数を凌ぐともいわれています。
・VTWOのパフォーマンス
VTWOのパフォーマンスをVOOと比較して確認していきましょう。
- 青線がVTWO(Russell 2000指数に連動)
- 赤線がVOO(S&P500指数に連動)
設定来の2010年頃からの比較になります。
切り取る期間によりますが、2019年まではVOOと同等もしくは、それ以上のパフォーマンスとなっているのではないでしょうか。
2019年からはGAFAMの最盛期となり、VTWOのパフォーマンスはVOOに差をつけられましたが、昨年後半から急激な上昇を続け、ここ数ヶ月に至ってはパフォーマンスは逆転しています。
2021年初来では完全にVOOを上回ったパフォーマンスを続けています。
これらは相対的なパフォーマンスなので、どちらかが大きく成長すれば他方は負けているということになってしまいますが、双方とも非常に素晴らしいパフォーマンスを示していて、大型株の成長期間と小型株の成長期間は循環するようになっているということです。
これだけ長期で右肩上がりの成長を続け。成長の勢いもあるので、メインの投資先としても十分役割を果たしてくれると思います。
加えて、VOOと併せ持つことで、お互いの邪魔をすることなく、補完しあえると思います。
・VTWOの投資セクターと構成銘柄について
重要な投資セクターと構成銘柄を確認していきましょう。
VOOと比較すると相性の良さが非常によくわかります。
VTWOでは、ヘルスケアを筆頭に、資本財・サービス、情報技術となっており、S&P500指数に連動する銘柄と併せ持つことで、セクターの分散が非常に効率的に行うことができます。
上位の構成銘柄は当然重複することはありませんが、念のため確認していきましょう。
VTWOの上位10社は中小企業なので聞いたことがない企業ばかりかもしれませんが、どれも成長著しい企業ばかりです。
また、上位10銘柄が全体に占める割合もVTWOは4.5%と銘柄分散が非常に効いていることがわかります。
2000程度の銘柄に分散して、S&P500指数と同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスが出せるなんて単純にすごいですよね。
分散させるとパフォーマンスは落ちていくと考えていたので、この結論は意外であったし、それだけ小型株市場の成長が著しいことの証明なのかもしれません。
・コストについて
年間経費率は驚異の
0.1%
です。
2000銘柄への分散投資と銘柄入れ替えを年間経費0.1%で行ってもらえるなんて信じられないレベルです。
つくづく、日本の資産運用会社も見習ってほしいと思います。
なので、経費は破格レベルの超低コストファンドといってよいと思います。
・まとめ
いかがでしたか?
VTWOはパフォーマンスも良く、かつ低コストETFで、さらにS&P500指数連動のファンドとの相性も非常に良いため、優良の投資対象となると思います。
私はジュニアNISAで、S&P500指数のファンドを投資信託で保有しているため、来年のジュニアNISA投資枠で小型株ETFを購入しようと思います。
ジュニアNISA口座は3人分あるので、それぞれで小型株ETFを変えてみても面白いと思っています。
あまり知られていませんがVTWOは間違いなく超優良資産といえると思いますので、投資銘柄選定の参考になれば幸甚です。
それでは失礼いたします。
Lenovo Ideapad Slim 550を買いました!!
みなさんこんにちは。
今回はLenovoのIdeaPad Slim 550というノートパソコンを購入したのでレビューしてみたいと思います。
個人的には爆速PCでコスパ最強ではないかと思っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ・結論
- ・購入したパソコンの詳細
- ・Ryzenプロセッサーについて
- ・キーボートはこんな感じ
- ・パソコンのサイズと重量について
- ・指紋センサー付き電源ボタン
- ・処理速度の速さは本当に異次元です
- ・officeソフトなしのパソコンを購入するようにしましょう
- ・まとめ
・結論
Ryzen7プロセッサー搭載の爆速コンパクトノートPCです
価格8万5千円は最強コスパだと思います!!
・購入したパソコンの詳細
今回、以下のノートパソコンを購入しました。
通常レノボの直販サイトの価格は税込90,024円なのですが、なぜか私が購入するタイミングだけ安くなっていて4千円程度安く買うことができました。
・Ryzenプロセッサーについて
CPUで非常に有名なインテルに代わって今最も注目されているのがAMDが開発したRyzenプロセッサーです。
同等性能で比較すると圧倒的にコストパフォーマンスに優れており、Ryzenプロセッサーを搭載したパソコンがどんどん増えてきています。
インテルが自社工場で製造するのに対して、AMDは開発・設計のみを自社で行い、製造は委託しています。
そのため、開発と設計に資金を投入することができるので高性能でも安価に提供できるとのことです。
インテルCoreシリーズに比べて歴史が浅いプロセッサーですが、実力はとんでもないレベルです。
2,3年前のパソコンを使用されている方であれば、パソコンのパフォーマンスの違いは明確に感じることができると思います。
私が購入したのはシリーズの中ではハイスペックなRyzen7モデルですが、Ryzen5モデルでも明らかな処理速度の違いを感じることができると思います。
・キーボートはこんな感じ
キーを押してみた特徴は以下の通りです。
- 打感は非常にソフト
- シーボードはグラグラせずしっかりしている
- ガチャガチャ音が鳴らなくて非常に良い
- エンターキーが小さい気がするが実際全く気にならない
- 左右の矢印ボタンが大きいのが非常に使いやすい
一番気になったのはやはりEnterキーの大きさですが、使ってみると全く違和感なく使えましたので、気にする必要はないように思います。
Fnキーを押したままスペースキーを押すとキーボードのライトを点灯・消灯ができます。
非常に便利です。
「プラスチッキーな感じがして安っぽい」という口コミを見かけますが、安いパソコンを買っているので当然のことです。
何をパソコンに求めるのかをはっきりさせて買うようにしましょう。
・パソコンのサイズと重量について
公表値ではパソコンの重さは約1.5kgとなっています。
少し重いかなとは思いますが、持ち運ぶ上では全く問題ない重量ではないかと思います。
閉じたときの厚みも約17mm程度で重さ、携帯性は全く問題ないと思います。
画面は14インチワイドモニターですが、狭縁モニターなので、あまり大きな感じがしないのも良いと思います。
・指紋センサー付き電源ボタン
画面がロックになっているときは電源ボタンにタッチするだけでロックが解除できて、セキュリティー性も利便性も向上しています。
しかし私は季節の変わり目で手荒れがすごくて、指紋が読み取れなくなっていますのでまだ実感できていません・・・。
早く体験したい便利な機能ですが、手荒れが治ったら体験してみます。
・処理速度の速さは本当に異次元です
シャットダウン状態から、ログインの画面まで約3秒ほど、ログインしてからもそのままアプリを使える勢いです。
アプリを開いても瞬時に画面は開き、普段使いではファンもほとんど回らず、非常に静かです。
ファンが回る頻度が格段に少なくなったのは、ほんとに大きな変化として感じます。
ラインのテレビ電話をしていてもファンが回ることはないですし、「まだまだ全然余裕」という感じです。
テレビ電話の画面も非常にスムーズに動きますので正にストレスフリーなノートパソコンだと思います。
・officeソフトなしのパソコンを購入するようにしましょう
限られた性能でもよいのであれば、無料のWeb版のOfficeもありますし、google版のOfficeソフトもあります。
これら無料版でもかなりの機能が使えますが、機能をフルに使うようにしたければMicrosoft365を契約しましょう。
Microsoft365はサブスクリプション型のOfficeで、いつでも最新のワード、エクセル、パワーポイントが使える上に1Tのクラウドストレージがセットになったものです。
Microsoft365はその他の端末にアプリをダウンロードするのは無限にでき、最大5台の端末での同時ログインが認められているので、自宅のデスクトップ、持ち歩きようのノートパソコン、スマホなどでも同時に使えます。
クラウドストレージのOnedriveはデスクトップ上にフォルダを表示できるので、ローカルフォルダと同じような感覚でクラウドストレージにファイルを保存できます。
クラウドストレージに保存するということはパソコンが壊れても別のパソコンからアクセスできるので、バックアップとしても非常に重要な意味を持ちます。
1Tあれば動画を保存しても十分な容量がありますので、トータルコストで考えた場合非常にお得で、利便性がさらに向上すること間違いなしです。
アマゾンだと千円ほど安く購入できるので下部にリンクを貼っておきますので、活用して下さい。
全く同じ機能であれば安いに越したことはないですよね!!
Amazonで購入しても1ヶ月の無料体験が付いてきて実質13か月となり、料金もお得ですのでAmazonでの購入をおすすめします。
・まとめ
いかがでしたか?
Ryzenプロセッサー搭載の爆速スリムノートパソコンを紹介しました。
Ryzenプロセッサーも世代を更新してより良いものが出てくると思うので今後も注目ですよね。
合わせてOffice365の紹介もしました。
今の時代、パソコンのローカルディスクにデータを保存するのではなく、クラウド上でバックアップも兼ねて管理するようにしましょう。
良いパソコンで良いシステムを構築することは安価に生活を大幅に向上させます。
思い出の写真の整理などもサクサク進みますのでこれを機に更新してみてはいかがでしょうか。
それでは失礼します。
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【Microsoft365購入ページ】
絶好調な株式相場での資産運用報告!!
みなさんこんにちは。
最近は株式市場は絶好調です。
その中、私のつみたてNISAの資産運用成績を報告したいと思います。
今は株高だから、投資を始めるのは今ではないと考えている方も多いと思いますが、私が思うに、投資を始めるのであれば常に今です。
私の資産運用成績を見て、少しでも資産運用にチャレンジして、より良い生活につながると嬉しいです。
- ・結論
- ・私の投資履歴
- ・「SBI全世界株式インデックスファンド」について
- ・「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」について
- ・2つの投資信託のパフォーマンスを比較
- ・一括投資と集中投資はどちらが良いか
- ・つみたてNISAで資産運用をする極意
- ・まとめ
・結論
私の資産運用実績は以下の通りです。
- 運用利益が+76,820円(+15.76%)
少しできすぎな気もしますが、順調な結果だと思います。
・私の投資履歴
私は2020年10月につみたてNISAで投資を始めました。
証券口座はSBI証券で開設しました。
毎日積立を年の途中から始めたので、ボーナス月設定で追加投資を行い、2020年はつみたてNISA枠上限の40万円の投資を行いました。
2020年は全額を「SBI全世界株式インデックスファンド」に投資を行いました。
投資がまだよくわかっていなかったので、「分散」と「低コスト」を軸に選んだ結果が「SBI全世界株式インデックスファンド」でした。
その後に投資銘柄を「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」に変更し、現在もこの銘柄に積立投資を行っています。
・「SBI全世界株式インデックスファンド」について
私個人的には、非常に良いファンドだと思っています。
積立銘柄は変えてしまいましたが、理由は、個人的にS&P500指数に大きな魅力を感じたためであり、ネガティブな理由は一切ありません。
投資を始めるならば、全世界株式インデックスファンドでスタートして、全世界株式インデックスファンドを選ぶならば、
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)・・・小型株含まない
- SBI全世界株式インデックスファンド・・・小型株含む
の2択だと思います。
どちらも超低コストの投資信託で、分散投資がしっかりできます。
小型株を含むか否かの違いがあり、短期的なパフォーマンスには小型株のパフォーマンス次第で若干の違いが出てきますが、長期でのパフォーマンスはさほど変わらないと思います。
この投資信託の最大の特徴は低コストにあると思っています。
特につみたてNISAのような長期運用を考えた場合、トータルリターンにコストが非常に大きなインパクトを与えます。
安ければ安いほど「無駄」「無理」のない優良ファンドと考えてよいと思います。
・「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」について
投資を始めて以降、投資の勉強やアメリカの投資に対する考え方等を勉強して、S&P500指数に投資をする強みを感じたために、投資銘柄を「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」に変更しました。
S&P500指数自体が、アメリカの大型銘柄上位500社で構成されているので、中型・小型株の恩恵を取り込むことができないですが、S&P500指数の伸びには力強さがあります。
全世界株インデックスファンドに比べ、分散が効いていないので基準価額の変動が大きいようなことが言われますが、実感としては大きな違いはないように思います。
・2つの投資信託のパフォーマンスを比較
それでは、これらの投資信託のパフォーマンスを比較してみましょう。
- 青線がSBI全世界株式インデックスファンド
- 紫線がeMAXIS Slim全米株式(S&P500)
どちらも比較的新しいインデックスファンドのため、数年程度の比較しかできませんが、直近3年程度では「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」が7%程度の差をつけています。
しかし、今後、米国経済が失速することがあれば逆転することになりますし、つみたてNISAのような長期の運用であれば最終的には大差はつかないのではないかと考えています。
どちらも市場平均への連動を目指すファンドであるため、積立投資を継続していくことで資産を増やせますし、ある程度まとまった資金がある方は、まとまった額を複数回に分けて投資をしても良いと思います。
・一括投資と集中投資はどちらが良いか
私は、積立投資と一括投資のどちらも行うのですが、まとまった投資資金があるのであれば、一括投資をオススメします。
積立投資はつみたてNISAで実施しており、一括投資はジュニアNISAで実施しています。
全世界株式インデックスファンドのように、右肩上がりのファンドでは一括投資の投資効率は非常に良いです。
別途紹介いたしますが、ジュニアNISAでは「eMAXIS Slim全米株式(S&P500)」に集中投資をして一か月程度で投資収益が9%程度も出ており、
一括投資×右肩上がりのファンド
の組み合わせは、非常に効率的に資産を運用できます。
一方、まとまった資金を一括で投入することが怖い人は、迷わず、積立投資を行いましょう。
一括投資にすると資産評価額の振れがいきなり大きくなってしまうので、ストレスになることも十分考えられます。積立投資で資産額が上下する感覚に慣れてから、一括投資に切り替えるということも大いにアリです。
・つみたてNISAで資産運用をする極意
つみたてNISAは20年間の非課税運用期間があるので、基本的には20年間運用しないと損です。
そのため、何かをするということはほとんどありません。
私のように積立銘柄を変更するというのはあるかもしれませんが、積立と運用が20年間続くというのは変わりませんの。
そのため、つみたてNISAに関してはつみたて設定をしたら放置で全く問題ありません。
年に数回状況を確認するくらいで良いと思います。
つまりは、ごちゃごちゃ色々変更しないで、忘れているくらい何もしないのが最終的なリターンは良くなるということです。
・まとめ
いかがでしたか?
つみたてNISAのような積立投資には短期的に見た派手さはありませんが、将来の資産を形成するうえで最も堅実な手法の一つといえると思います。
大切なことは少ない額でも一歩を踏み出して、実感してみることです。
投資信託であれば100円以上1円単位で購入することができますので、まずは初めてみましょう。
証券口座を持っていないのであればまず開設しましょう。
資産形成の第一歩を踏み出していきましょう。
無料で投資の基礎をしっかりと学ぶことができますので是非活用ください。
それでは失礼いたします。
VYMの株価が絶好調です!!
みなさんこんにちは。
今回は米国高配当ETFのVYMが絶好調なので私の運用状況とともに紹介したいと思います。
私自身も非常に勉強になった調整局面であったので改めてVYMの強さもレビューしてみたいと思います。
・結論
今回の調整局面ではVYMの株価は底堅い動きで上昇を継続
資産がグロース銘柄からバリュー銘柄にシフトする恩恵をしっかり享受できた
・VYMの株価の推移
初めにVYMの株価の推移を見てみましょう。
S&P500指数に連動するVOOと比較をしてみようと思います。
- 青線がVYM
- 赤線がVOO
切り取る期間によってパフォーマンスの見え方は全く変わってくるのですが、年初来ではVYMのパフォーマンスはS&P500指数に全く引けを取らないどころか、S&P500指数よりも良いパフォーマンスを出していることがわかります。
2月中旬頃からの米国長期国債の金利上昇を受けて、これまで投資の中心であったグロース銘柄からバリュー銘柄に資金が流れました。
資金がバリュー銘柄に流れたのは大きく以下の2点だと思います。
- 長期金利の上昇でグロース銘柄の伸びが鈍化し利益確定が進み資金が流出した
- コロナワクチンの接種が順調に進んでおり、コロナ収束後の経済活動の再開への希望からバリュー銘柄が買われた
実際、SPYG(S&P500指数のうちグロース銘柄に特化したETF)とSPYV(S&P500指数のうちバリュー銘柄に特化したETF)を並べてみると以下のとおりです。
2月中旬以降、その値動きの差がはっきりと分かります。
SPYVはそのまま上昇を続け、SPYGが下落に転じてしまいました。
構成は異なりますが、高配当ETFは高配当になりやすいバリュー銘柄を多く含んでいますので、SPYVと同様の値動きをしたETFが多いと思います。
なので、今回の調整局面ではバリュー銘柄にも投資をしていた人は恩恵を受けれたことと思います。
・私のVYMの運用状況
それでは、私のVYMの運用状況を紹介したいと思います。
私は2回の買い付けで194株を保有しています。
2回とも成り行きで買付していますが、2回ともそこそこ良いタイミングで買えたという感じです。
狙ったわけではないですが・・・。
調整局面に入ったら100万円ほどを買い増ししていこうと考えています。50万円以上投資するのであれば手数料が安くなって若干ですがお得になります。
なので手元にキャッシュがある場合は100万円程度づつ購入していこうかと考えています。
まとまった資金がなければ手数料はかかりますが積立投資のように購入するのも全然アリです。
投資で最も注意しなければいけないのは機会損失を出してしまうことなので、本当に有料な投資信託であれば迷わず、帰るときに買っていきましょう。
直近の円安の恩恵も受けて15万円程度の含み益となっています。
最近はVYMの株価が上がってきているので、若干配当利回りが下がっています。
現在で2.35%程度です。
私が購入した時は3%台で購入できていたので、本当に良いタイミングで購入できたと思います。
配当利回りは昨年の配当金の実績で算出しているので、今年の配当金がいくらになるのか、増配はあるのか、非常に楽しみですね。
・長期で保有して連続増配に期待
VYMに投資をする最大の目的は、直近の配当金よりも、将来の配当金にあります。
直近の配当金も私は迷わず使っていくつもりです。
VYMの配当金は毎年増配が繰り返されています。
今後も買い増しを定期的に続けていく予定ですが、将来、増配が繰り返されていけば、大きな配当金を得ることができます。
有料な高配当ETFは明らかに優良な資産なので、保有を続ければ続けるほど、増配と株価の上昇により、価値の高い資産となります。
私はこのETFは死んでも売却しないつもりです。
連続増配に関しては別記事で考察していますので併せて御覧ください。
記事最下部にリンクを張っておきます。
・今年の配当金はいかに?
主な構成銘柄の決算内容を確認してみると、そこそこ良い決算内容となっていることが多いので、増配に胸が膨らんでしまいます。
過度な期待は禁物ですが、やはり楽しみですよね。
「不労所得」と呼べる収入なので、高配当ETFに投資をしていてよかったと思える瞬間だと思います。
今月末が今年最初の配当があるのでレビューしたいと思います。
・暴落が待ち遠しくなってしまいます
「株価が順調に推移しています」という記事でありながら、若干暴落が待ち遠しくなってしまいます。
VYMなどの明らかな優良資産が暴落で安値となっているのは、期間限定のセールと捉えることができるからです。
そのため、資金を投入する非常に良い機会になります。
株価の上昇局面では積極的な投資は控えて、投資資金確保のために預金をして手元のキャッシュを増やしていこうと考えています。
調整や暴落が起きた際に、いつでも資金を投入できるように、そこそこのキャッシュは準備しておくのが私の投資の考え方です。
なので先日の調整局面で投資ができ、現在は株価が上昇していく場面だと思うので、投資はせず、キャッシュを準備していきます。
・まとめ
いかがでしたか?
コロナショックからの株価の回復も非常に早く、その後の株価の推移も順調なVYMを紹介しました。
VYMのように優良な資産に若いうちから投資をしていくことで、将来への有効な資産形成ができます。
投資での資産形成の参考になれば幸甚です。
それでは失礼します。
全世界株式インデックスファンドの選び方
みなさんこんにちは。
今回は全世界株式インデックスファンドの選び方と優先順位についてお伝えしたいと思います。
投資信託を始めようとして、全世界株式が良いとよく言われるけど、どれが良いのかわからないという方多いと思います。
実績も含めて紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ・結論
- ・全世界株式インデックスファンドについて
- ・全世界株式インデックスファンドの絞り込み
- ・楽天・全世界株式インデックスファンドがイマイチな理由
- ・インデックスの違い
- ・パフォーマンスの比較
- ・コストの考え方
- ・まとめ
・結論
ファンドによるパフォーマンスの違いは極めて小さいです。
特別なこだわりがなければ全世界株式インデックスファンドは以下の順番で選べばOKです!!
・全世界株式インデックスファンドについて
投資信託で全世界株式インデックスファンドに投資をするのは最適解の1つとはよく言われたものです。
1つの投資信託で「全世界」に分散投資ができるので、株式投資においては究極の分散投資と言えると思います。
世界中のどの国が成長するかわからないから、満遍なく投資をしておく。
しかし、投資の比率は時価総額加重平均で、時価総額が大きい会社かつ大きく成長している会社の比率を高めて投資をするというのは、スキの無い投資に思えます。
細かいことを言えば、全世界株式にもデメリットはあるのです。
今の時代、分散の効果が実は大したことない、新興国のリスクを保有しなければならない、などなどです。
でも、投資っていうのは絶対的な正解ってないんです。
全て、ファンドとファンドを比較して相対的に考えるので、良い点、悪い点というのは絶対に出てきます。
ですが、全世界株式に投資をするということはそれらを織り込んだ上でも、最適解の1つということは自信を持って言えます。
それに伴い、各社、全世界株式インデックスファンを運用しており、SBI証券で「全世界」と検索すれば10個もの全世界株式インデックスファンドが出てきます。
この中から初心者が特徴をふまえた上で最適なファンドを選び出すのは至難の業です。
そこで、今回最適な全世界ファンドをお伝えしたいと思います。
・全世界株式インデックスファンドの絞り込み
まずは先述した10個の全世界株式インデックスファンドを絞り込んでいきましょう。
いきなりですが絞り込んだ結果は以下です。
これらのファンド以外は完全に無視してもらって問題ありません。
なぜならば、これら以外のファンドは、パフォーマンスはほぼ同じでありながら、年間コストが高い、将来の値下げを目指していないといった点が挙げられます。
なので、この3つのファンド以外の全世界株式インデックスファンドは無視で全く問題ありません。
(個人的には楽天・全世界株式インデックスファンドも無視で良いと思っているのですが、何故か人気のファンドなので、含んでみました。不要と考える理由も併せて解説していきます。)
・楽天・全世界株式インデックスファンドがイマイチな理由
さて、前項で楽天・全世界株式インデックスファンドは不要とお伝えしましたが理由を解説したいと思います。
楽天・全世界株式インデックスファンドがベンチマークとしているのは
「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」
というインデックスです。
後述しますが、このインデックスは、SBI全世界株式インデックスファンドもベンチマークとしています。
加えてSBI全世界株インデックスファンドのほうがコストが約半分ですみます。
厳密に言うとSBI全世界株式インデックスファンドはベンチマークとしている「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」には連動しないと言われたりすることがあります。
これはファンドの運用方式からこのように言われるのですが、気にすることはありません。
ほとんど一緒です。
以下に楽天・全世界株式インデックスファンドとSBI全世界株式インデックスファンドのチャートを示します。
- 青線がSBI全世界株インデックスファンド
- 紫線が楽天・全世界株式インデックスファンド
重なってほとんど紫線が見えません。
拡大してみて見ましょう。
ほとんど重なっています。
楽天・全世界株式インデックスファンドは「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」に連動するのですが、SBI全世界株インデックスファンドが連動しないと言ってもこの程度です。
なので全く心配する必要はありません。
同じパフォーマンスで圧倒的な低コストであるSBI全世界株インデックスファンドが良いと思い、楽天・全世界株式インデックスファンドは不要と考えます。
・インデックスの違い
結論からお伝えすると、インデックスの違いは
「世界中の小型株を含むか否か」
です。
先述の通り、SBI全世界株式インデックスファンドと楽天・全世界株式インデックスファンドのベンチマークは「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」で共通です。
この「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」は全世界の大・中・小型株式の約9,000銘柄で構成されていて、その投資比率は時価総額加重平均で決められています。
一方、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)がベンチマークにしているインデックスは「MSCI・オールカントリー・ワールド・インデックス」というインデックスです。
このインデックスは全世界の大型・中型株式の約2,000銘柄で構成されていて、比率は時価総額加重平均で決められています。
なので、小型株を含んだインデックスか、含まないインデックスか、それに伴う構成比率の違いです。
・パフォーマンスの比較
それでは3つのファンドのパフォーマンスを比較してみましょう。
ほとんど同じです。
ファンド選びによるパフォーマンスの大きな違いはありません。
なのでパフォーマンス的には
どれでもほとんど同じ
という結論になります。
・コストの考え方
パフォーマンスが同じなのでコストの考え方が重要になります。
楽天・全世界株式インデックスファンドは比較的コストが高いので、論外です。
比較するのはSBI全世界株式インデックスファンドかeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)とあります。
現状、SBI全世界株式インデックスファンドのほうが若干安いです。(0.05%ほどの違い)
しかし、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は低コストの追求をファンドの運営方針としているので、長期で保有するのであればさらなる低コスト化の可能性が大きいeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)をおすすめしたいと思います。
加えて、純資産総額もeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)のほうが圧倒的に大きく、さらなる低コスト化の可能性が大きいと思います。
・まとめ
いかがでしたでしょうか。
最終的にはコストが決め手となり、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が最もおすすめできる全世界株式インデックスファンドという結論になりました。
迷ったり、こだわりがないのであればeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を購入しておけば良いと思います。
皆様の投資銘柄選定の参考になれば幸甚です。
それでは失礼します。
「無限大ガール」を読んでみた!!
みなさんこんにちは。
今回は書籍「無限大ガール」を読み終わりましたので、感想文を書いていこうと思います。
読書の書籍選びの参考になれば幸甚です。
・結論
ライトな「今風」の小説でサクサク読める
読んでいて笑ってしまうポップな物語です
・書籍の紹介
- 無限大ガール
- 森 絵都 著
この書籍は「Kindle Singles」というAmazonのサービスの一環で、電子書籍専用の書籍です。
「Kindle Singles」というのは、簡単に言えば、短編小説を単体で一冊の本として出版できるサービスです。
紙の本の場合、短編小説単体では、採算が取れないため、短編小説集という形にしたりして、採算がとれるところまで書籍のボリュームを調整する必要がありました。
それができなければ当然リリースされることはなかったので、著者も読者もメリットがありませんでした。
このKindle Singlesのサービスが始まり、電子書籍ならではの本の出版ができるようになったと思います。
Kindle Unlimitedの読み放題で読むことができますので、ぜひ読んでみてください。
・誰でも体験したようなストーリー
ネタバレになるので本の内容には触れませんが、主人公の性格、壁にぶち当たることは誰でも経験したようなことだと思います。
主人公はどのような考え方のもとその壁を乗り越えていくのかが描かれています。
自分の性格がそのまま人生の壁になるというのはよくあることだと思うし、これがあるから人間は成長できるのだと思います。
そのようなワンシーンを切り取ったストーリーです。
・ポップで楽しいストーリー
本を読みながらケタケタ笑ってしまいました。
ありがちな気持ちをポップに描いている小説だと思います。
笑いながらも、わかるわかるとうなずきながら楽しく読める内容です。
物語は短編小説なので一時間もあれば完読できてしまうほどのボリュームなので、ちょっとした空き時間に読んでみるのも良いと思います。
・短編小説がどんどん出てくる
長編に比べてあまり注目されない短編小説ですが、ストーリーが短いだけ合って、著者のストーリーを通して伝えたい想いや主張が明確です。
しかし、先述したとおり、紙の本では採算が取れないために出版できない、もしくは著者が何かしらのしがらみの中作品を書き上げる必要もあったのではないかと思います。
しかしKindle singlesがスタートしたことで、これまでの規制によって出版できなかった短編小説が著者の思う通りに出版でき、私達読者はそれを読むことができるようになりました。
ダイレクトなメッセージとサクサク読める短編小説も非常に魅力的で、電子書籍を使ってよかったと思いました。
今後も有料な短編小説がどんどんリリースされると良いと思います。
・まとめ
いかがでしたか?
「無限大ガール」は笑いあり、納得ありの短編小説で、楽しく短時間で読むことができますのでちょっとした空き時間に読んでみてください。
Kindle Unlimitedは現在キャンペーンで2ヶ月99円で楽しむことができます。
スマホやタブレットで電子書籍をダウンロードできますので一緒に体験してみてください。
それでは失礼します。