VYMの配当速報!!見事増配へ!!
みなさんこんにちは。
VYMの3月期の配当速報がバンガード社から発表されましたので、VYMの配当傾向とともにお伝えしたいと思います。
VYMへの投資は配当金による利益と、株価の上昇による利益も同時に狙えるので、非常におすすめです。
投資の参考になれば幸甚です。
・結論
- VYMの3月期配当金は0.65640(USD/株)
- 前年同期比18.4%増
- 我が家の配当金は91.7(USD)の見込み
・VYMをおさらい
VYMは米国の資産運用会社のバンガード社が運用しているETFです。
正式名称をVanguard High Dividend ETF、日本名を米国高配当株式ETFといいます。
米国大型銘柄のうち、配当利回りが市場平均より高い銘柄で構成されています。
構成銘柄数は411銘柄です(2021/3/20現在)。
高配当ETFでありながら、VYMの株価自体もしっかりと上昇していて、配当金も毎年しっかり増配を続けています。
昨年のコロナショックがあった年でもしっかり増配をしたのは大きな実績だと思います。
・VYMの配当金の推移
VYMの配当金の推移を見ていきましょう。
VYMは年間4回の配当があります。
3、6、9、12月に配当があり、上記のグラフは4回の配当金の合計を示しています。
VYMは2006年10月に設定されたため、2006年のみ1回の配当額となっています。
VYMは設定来、2度減配をしたことがあります。
リーマンショックのあった2009年と2010年です。
それ以外は増配を続けており、グラフもきれいな右肩上がりの配当傾向になっています。
着目すべきは、先述の通り2020年のコロナショック下であっても、増配を継続した点です。
そして今年の3月配当も昨年同期比18.4%の大幅増配の見込みです。
・VYMの増配傾向
毎年増配しているのはわかりましたが、どの程度増配しているのかを見てみましょう。
前年からの増配率を示したグラフです。
ゼロより上は増配、下は減配を表します。
昨年はコロナショックであっても2%の増配を実施しました。
これを多いととるか、少ないととるかは個人の感覚になってしましますが、あれだけ世界中の金・モノ・人の動きが止まった状態であったにもかかわらず、増配したというのは非常に素晴らしい実績だと思います。
そして2021年最初の配当は昨年同期比18.4%の増配となりましたので、今年も増配に向けて非常に良いスタートとなったのではないでしょうか。
・我が家の配当金
我が家の配当金を紹介したいと思います。
上記の通り194株を保有しています。
0.65640 x 194 = 127.3 USD
ここから米国の現地税10%が引かれますので
127.3 x 0.9 = 114.5 USD
さらにここから日本の住民税と所得税の約20%が引かれまので
114.5 x 0.8 = 91.6 USD
となり、為替レートを108円/USDとすると
91.6 x 108 = 9,892円
となる見込みです。
確定申告をすることで、アメリカの現地税の10%は還付を受けることができるので実際は日本の税金のみとなります。
特に何もしないで約1万円の収入があるというのはとても嬉しいことで、加えて、先述の増配を加味すると年々この額が増えていくことになります。
長く保有をすればするほど価値も高くなるという正に、優良資産だと思います。
・配当金はどのように使う?
投資の基本は
「複利の力を活用し、雪だるま式に資産を増やしていく」
ということです。
なので教科書的には配当金も再投資して複利で運用することが正解とされています。
しかし、私は配当金は使うことをおすすめします。
私の場合は今回が初めての配当金なので、妻と少し良いお酒を買って乾杯する予定です。
その他、日常のちょっとした贅沢に使って、日々のモチベーション、仕事のモチベーション、投資へのモチベーションを上げるというのが良いと思います。
・まとめ
いかがでした?
少しでもVYMの魅力が皆様に伝われば嬉しいです。
配当金で生活の質が向上するとともに、お金の本当の価値が身に染みてわかります。
約200万円投資して得られるお金なので、普段何気なく使っている1万円がどれだけ大切な価値があるのかを実感できます。
投資をすることで、いろいろ新たな世界が見えてきました。
みなさんの投資への第一歩、そして優良資産を保有するための一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。