「ザリガニの鳴くところ」を読んでみた!!
みなさんこんにちは。
今回は、小説「ザリガニの鳴くところ」を読み終わりましたので、所感をお伝えしていこうと思います。
本選びの参考にしてみてください。
・結論
この本、めちゃくちゃおもしろい!!
とにかく読んでほしい一冊です!!
・書籍の紹介
改めまして、今回読んだ方はこちらです。
ホントに、ホントに素晴らしい物語を書き上げてくださった、著者のディーリア・オーエンズさんには心から感謝を申し上げたいと思います。
物語の中でキーワードの一つになるのが、「生物学」なのですが、著者のディーリア・オーエンズさんご本人も動物学者でいらっしゃいます。
そして、70歳にして始めて書き上げたこの原作が、2019年アメリカで最も売れた小説となりました。
「おめでとうございます!!」と言う気持ちとともに、全米で最も売れた小説になるのは然るべきと思える圧倒的な面白さがあります。
とにかく面白い!!
・興味を持ったことを続けていく=最強
本の内容には深く触れずに私の所感を記述していきます。
物語の中で主人公は身近な興味のあるものを調べ続け、それを子供の頃から、一生続けていきます。
何かのためにやっていたのではなく、また、誰に指示をされてやっていたわけでもない。
自分が興味を持ち、やってみたいと思ったことを、自分流で、自分がやりたいように続けていくのです。
そして、いつの間にかその業界の第一人者になるほどの実力となります。
自分が困り果てたときに、自分が築きあげてきたものが自分を救います。
私が感じたのは、好きなことを続けるということは本当に財産を創ると言うことです。
言われたからやるのではなくて、やりたいからやる、自分が納得いくように、突き詰めていくというのは簡単にできることではありません。
身近なあらゆること、事象に深い興味を持つということ自体、簡単そうですが、簡単にできることではありません。
それでも日常の様々なことに興味を持って、自分の考え方で掘り下げていくというのはとても面白くて、人生そのものを豊かにすると感じました。
・孤独ながらも逞しく生きている姿は感動
主人公の周りには様々な「良くないこと」があります。
差別や偏見にさらされながらも希望を持ち続け必死に生きていく主人公の強い姿はとても印象に残っています。
そして、一生懸命に生きる姿は、周りの人との信頼に繋がり、友人は財産になります。
現代社会では、この物語のようになるまで孤独になることは、滅多にないかもしれません。
しかし、逞しく生きるというのは時代や国に関係なく人として重要なことだと思います。
主人公の姿や人生を通じて、当たり前だけど大切なことを再認識できました。
・なぜこんなにおもしろいのでしょうか
本当に面白くて、なぜこんなに面白いのかと考えてみたら、複数のジャンルを1つの物語にまとめ上げているのが大きいのではないかと思いました。
- ヒューマンドラマ
- ロマンス
- サスペンス・・・
様々な分野が見事に融合して1つの物語になっています。
ですが、ゴチャゴチャ感が一切なくて没頭してどんどん読めてしまいます。
ボリューミーな本ですが、どんどん物語にのめり込んでいきます。
・圧巻のラスト
結末は圧巻です。
物語を読み進めていく中で、モヤモヤしていた部分がラストで一気に解きほぐされるのは非常に快感でしたし、物語の奥深さを感じました。
・まとめ
いかがでしたか?
私自身、ネタバレが大嫌いなので、本の内容には深く触れずに所感をお伝えしてきました。
このような良い本に出会うたびに、読書っていいなと思います。
物語を通じて、様々な体験や、考え方を知ることができます。
「ザリガニの鳴くところ」非常におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみて下さい。
それでは失礼します。
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