米国株式市場の変化が顕著になってきました!!
みなさんこんにちは。
今回は最近の米国株式市場の変化をお伝えしたうえで、分散投資が重要であるということを改めてお伝えしたいと思います。
資産運用の基本である分散を適切に行うことで、市場の変化に追従できるコシの強い資産を作ることができます。
投資を始めたばかりの人も、投資をこれから始める人も参考になる内容だと思いますのでぜひ最後まで御覧ください。
・結論
- 米国株式市場はグロース株からバリュー株の伸びが大きくなってきた
- 細かいニュースを分析するのではなく、全体の傾向を把握しよう
- 分散を効かせてどの局面でも対応できる資産を形成しよう
・直近の米国株式市場の傾向
恥ずかしながら、私は細かいニュースの分析や、企業の銘柄分析などは一切行っていません。
そのため、ニュースがどの銘柄やセクター(業界)にどれほどの影響を与えているのかといったことはお伝えできませんが、保有する銘柄から全体的にどのような傾向があるのかを考えていきたいと思います。
初めに、直近1ヶ月のS&P500指数に連動するVOOの値動きを確認してみたいと思います。
1月の最終週で若干値は落としたものの、その後は連日最高値を更新する絶好調相場でした。
しかし、2/9付近から伸びが鈍化し、先週末からは株価が下がる局面になってきました。
米国全体が落ち込んでいるのかと思い、その他のETFの値動きを確認してみたところどうやらそのようではなさそうです。
このS&P500指数の中で、グロース株とバリュー株に分けて投資ができるETFを比較してみたいと思います。
S&P500指数は米国の大型株式500銘柄の時価総額加重平均で構成されています。
その中にはグロース銘柄(成長著しい銘柄:アップル、アマゾン、マイクロソフト、フェイスブック等)とバリュー銘柄(成長が鈍化し、市場に対して割安となっている銘柄:エクソンモービル、シェブロン、AT&T等)が混在しています。
このトレンドの比較はS&P500指数のうちグロース銘柄とバリュー銘柄のどちらが伸びているのかを確認することができます。
トレンドを確認するとその差は一目瞭然で、青線のグロース銘柄が下落し、赤線のバリュー銘柄は引き続き上昇しているのがわかります。
S&P500指数は時価総額加重平均で構成比率を決めているため、時価総額が大きくて、成長が著しい銘柄ほど構成比率が大きくなります。
上位銘柄は、アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブック、マイクロソフトと時価総額の大きいグロース銘柄が占めています。
S&P500指数全体では、グロース銘柄の影響が大きく株価に反映され下落傾向になっているというのが現在の相場ではないかと思います。
・バリュー株上昇の要因は?
ザックリとしたことしかお伝えすることができませんが、大きな要因として、コロナワクチンの接種が進んでいることが挙げられるのではないでしょうか。
コロナワクチンの接種が進むと、経済活動が再び活発になり、人の往来が再開します。
人が移動するということは燃料を使うため、バリュー銘柄の代表格であるエクソンモービル、シェブロンといったエネルギー銘柄や航空業界も上昇することが考えられます。
その他にも買い物に出かけることも多くなり、小売店も活発になっていくと思われます。
一方、アマゾンやマイクロソフトといった情報技術銘柄はコロナショック以来、巣ごもり需要を背景に成長してきました。
このように経済活動の再開に期待を寄せている投資家のお金が、グロース銘柄から、バリュー銘柄に流れているのではないかと考えています。
・気になる今後の傾向
気になるのは、今後の傾向ですよね。
このような局面になると、
「GAFAM、グロース銘柄の終焉」
「これからはバリュー銘柄の時代が来る」
という声が聞こえてきそうですが、そんなこともないと思っています。
コロナショック以降、エクソンモービルやシェブロンといったエネルギー銘柄を筆頭に、バリュー銘柄がかなり割安に放置されていたのは事実です。
個人的にはグロース銘柄の過熱感が若干落ち着き、バリュー銘柄にも資金が流れて適正なポジションに戻る一時的な局面と考えています。
長期で見れば今後もS&P500指数としては成長はしていくのだと思います。
・一時的な局面を分散を見直すきっかけにしよう
S&P500指数は成長していくとお伝えしましたが、遠い将来、本当にグロース銘柄の上昇が止まり、バリュー銘柄の時代が来ないとは言い切れません。
S&P500連動のETFや投資信託では構成比率や銘柄を変えてくれるので大きな心配はいらないと思いますが、私個人的にはバリュー銘柄のETFを少しでも組み込むことをおすすめします。
別記事で配当金については解説していますが、このような局面でも自分のポートフォリオ全体を底堅くしてくれると思います。
私はバリュー銘柄比率を上げるためにVYMを購入しています。
前項で比較したS&P500のグロース銘柄とバリュー銘柄のSPYGとSPYVを半分ずつ持つというのも良いと思います。
両方とも経費率は0.1%を下回る超低コストETFで、株価も長期で上昇傾向なので安心して保有できます。
銘柄のサイズの分散もありますが、グロースとバリュー銘柄の分散もわかりやすくて取り組みやすい分散の1つだと思います。
放置投資も良いですが、このような局面は分散の状況を見直すきっかけにしてみるのも良いと思います。
分散を修正するのにおすすめなのは、多くなりすぎてしまった銘柄を売却して他の銘柄を買い直すのではなく、売却をせずに、他の銘柄の購入比率を高めたり、追加で購入することで他の銘柄の構成比率を上げることでポートフォリオ全体の比率を調整すると良いと思います。
売却すると手数料がかかったり、税金がかかったりと経費がかかってしまうので、微調整程度であれば上記のやり方が良いと思います。
・まとめ
いかがでしたか?
今回は最近の市場相場の変化をもとに、分散の大切さを改めて解説してみました。
放置投資は私も大好で、最も利益を受けたすいのは過去にも解説しましたが、どのような局面でも底堅い資産が形成できるように、売り買いを繰り返すのではなく、購入比率を変えることで底堅い資産形成をしていきましょう。
皆様の資産形成の一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。
待ち遠しい初分配金!!
みなさんこんにちは。
今回は分配金についてお伝えしようと思います。
というのはあと約1ヶ月で私が保有するVYMの分配金が出るからです。
投資をする大きな目的の1つである分配金ですが、VYMの分配金を例に
「どのように配られるのか」
「どの程度もらえるのか」
「今後はどのようになっていくのか」
についてお伝えしたいと思います。
・結論
- 米国株式やETFでは主に年4回の分配金がもらえる
- VYMの今年第1回目の分配金は0.6USD/株程度か?
- VYMの分配金は年々増え続けている
・分配金について
分配金は、企業の利益を株主に還元する仕組みです。
まだ成長している企業は企業の利益を自社に投資をして、企業としての付加価値向上やさらなる成長に使用し、株価の成長を加速させます。
しかし、企業としての成長が鈍くなり、自社内での再投資先が少なくなってきた場合、その余剰利益を株主に還元します。
これが配当金です。
投資で配当金をもらうためには、定められている「権利落ち日」という日までに株式を保有している必要があります。
権利落ち日に保有している株式の数量によって配当金がいくら支払われるかが決まります。
注意したいのが、購入申込みをしただけでなく、受け渡し日を過ぎて株式を保有している必要がありますので注意してください。
その後、決算があり、配当金が確定するので、その後に配当金が支払われることになります。
ここでの要点は、権利落ち日の時点で保有している株式の量で配当金が支払われるということです。
・VYMの配当金はどのくらいもらえるのか
それでは具体的にVYMに投資をしているとどの程度配当金がもらえるのでしょうか。
Yahoo Financeで最新の配当金情報を確認してみましょう。
英語になってしまうのですが、配当利回りを確認するには「Yield」という欄を確認します。
VYMの最新の年間配当利回りは3.19%となっています。
VYMは年間4回(3、6、9、12月)の配当金が出るので、4回の合計が3.19%になります。
それでは2020年の実績で1株あたり各回どの程度の配当金が出たのかを確認してみましょう。
昨年の3月は1株あたり約0.5USD程度が配当金として出されています。
私は現在のところVYMを94株保有しているので、配当金が減らされなければ47USD程度がもらえると思います。
そこから、米国の現地税10%が引かれます。
この米国の現地税10%分は確定申告をすることで取り戻すことができます。
その後、日本の住民税と所得税が約20%程度引かれます。
為替の影響を104円/USD程度と考えて、税引き後で3,500円程度が配当金としてもらえる予定です。
NISA口座でVYMを保有していればアメリカの現地税10%のみで、日本でかかる住民税と所得税は免除されます。
3,500円程度ですが、されど3,500円です。
初めての配当金なので、とても楽しみにしています。
分配金は再投資せずに受け取ることにして、家計の足しにしたり、好きなことに使おうと思っています。
初めての配当金では、少し良いお酒を買って奥さんとお祝いをしようと決めています!!
・VYMの配当金のトレンド
配当金はずっと同じ額が支払われるのではなく、年によって、増えたり、減ったり、同じだったりと変動します。
私達にとって嬉しいのはもちろん配当金が増えることですよね。
配当金が増えることを「増配(ぞうはい」といいます。
逆に配当金が減ってしまうことを「減配(げんぱい)」といい、更に、配当金が出なくなることを「停配(ていはい)」といいます。
VYMの配当金にはどのような傾向があるのか、過去の実績から確認してみましょう。
VYMを運営するバンガード社のホームページからデータを取ってきました。
グラフのようにVYMの年間配当金はきれいに右肩上がりを続けています。
配当金が増え続けている増配傾向です。
昨年のコロナショックでもVYMは増配を続けた点がとても好感が持てますよね。
それでは次に毎年、昨年の配当金に比べてどの程度配当金が増えているのかを確認してみましょう。
配当金が増える割合のことを「増配率(ぞうはいりつ)」といいます。
このグラフは、前年の配当金に比べて何パーセント配当金が増えたかというのを示しています。
0%になると前年と同じ配当率、マイナスになってしまうと前年の配当を下回る減配を示します。
VYMの場合は安定して1%以上の増配を継続していることがわかります。
今年も順調に増配が続くと良いです。
VYMで資産形成をする大きなメリットがこの増配傾向です。
将来どこかで増配傾向が鈍ったり、減配になってしまうこともあるかもしれませんが、米国企業の分配金の変動は株価の変動に比べて安定しています。
それは、米国企業の経営者は基本的に株主への還元を第一に考え、減配や停配は米国企業の経営者にとって最大の屈辱と言えるからです。
そのため、不景気であっても、株式の暴落相場の中でも米国経営者は増配をするために最大限の努力をします。
日本の企業とは大違いですね。
そのため、配当金の傾向は比較的安定した傾向にあると考えています。
・分配金をどのように使うのが正解か
理論的には、分配金は再投資することで、利息が利息をうみだす「複利」の効果によって投資効率を最大限に高める事ができます。
そのため、投資をするうえで、投資効率を高めるために配当金は再投資するのが鉄則と言われています。
この考え方は絶対的に正しいです!!・・・と前置きをした上で投資効率が下がってしまっても配当金を使うというのも個人的にはありだと思います。
配当金を使って、配当金をもらう楽しみや、投資をして利益をもらうことを実感して投資を続けていくというのも投資を長続きさせる秘訣かなと思います。
私は投資元本を増やすために投資は続けつつ、配当金はその都度受け取って家族みんなで楽しみたいと考えています。
・まとめ
いかがでしたか。
今回は初めての配当金があと1ヶ月にせまったこともあり、保有するVYMの配当金と合わせて、配当金についてお伝えしました。
放置投資もよし、配当金で楽しむのも良し、資産運用の仕方は人それぞれで良いと思います。
大切なことはまず始めてみることです。
少しづつでも投資を始めてみることで生活が変わっていくことが実感できると思います。
それでは失礼します。
おすすめ米国ETFのVXFを紹介!!
みなさんこんにちは。
今回はおすすめ米国ETFのVXFを紹介したいと思います。
米国の中型・小型株式を投資対象としているので、超有名なVOO、SPY、VTなどに比べると知名度はやや劣ると思いますが超優秀な米国ETFです。
投資対象とするには十分すぎる内容と実績のあるETFなので参考にしてみてください。
・結論
VXFの特徴は以下のとおりです。
- 米国の中型・小型株の3,316銘柄(2021年1月31日現在)に分散投資
- 短期・長期ともにS&P500を超えるパフォーマンス
- S&P500指数連動ファンドとの重複が少ないため相性が良い
・VXFとは
Vangurd Extended Market ETF
(バンガード・エクステンデッド・マーケット・ETF)
といいます。
日本語名はそのまま
米国・エクステンデッド・マーケット・ETF
と呼ばれています。
設定日は2001年12月27日と20年近い運用実績があるETFです。
ベンチマークの項で解説しますが、米国の中型・小型株式の成長銘柄であるグロース株と効率よく配当金が得られるバリュー株の両方に分散投資ができます。
2021年1月31日現在の投資対象銘柄は3,316銘柄と非常に分散が効いているETFです。
中型・小型株は大型株に比べて財務状況が安定しない企業もあるのですが、これだけ分散が効いているととても安心できます。
運用資産総額は99BUSDなので約9900億円を超え、一兆円に差し掛かろうかという、人気ETFの1つです。
分配金も年間約1%ほど出ています。
・ベンチマークについて
VXFがベンチマークとしてるのは
S&Pコンプリーション指数
というインデックスです。
このインデックスは米国の成長著しいグロース銘柄、配当金が効率よく得られるバリュー株の両方の、中型・小型株を投資対象としています。
投資銘柄の構成比率は
浮動株時価総額加重平均
によって構成比率が決められています。
「浮動株」というのは一般市場で取引される可能性が高い株式のことで、私達が取引している株式は基本的に浮動株になります。
一方、長期に渡り保有し続けられるであろうと思われる株式を「固定株」といい、市場で売買される可能性が少ない株式のことを言います。
今更かもしれませんが「時価総額加重平均」というのは基本的に浮動株基準で算出されているので、
と考えて良いと思います。
時価総額が大きくて、かつ大きな成長をしている企業ほど構成比率を高めて組み入れることになっています。
・VXFのパフォーマンスについて
それでは気になるVXFのパフォーマンスを確認していきましょう。
S&P500指数に連動するVOOとの比較で確認してみたいと思います。
S&P500指数に連動するVOOとの比較です。
- 青線がVXF
-
赤線がVOO
10年程度の長期間でパフォーマンスを比較してもS&P500指数のパフォーマンスに負けないどころか、それ以上のパフォーマンスを出している期間もあります。
直近の数カ月は中型・小型株のパフォーマンスが非常に良いためVOOを大きく引き離したパフォーマンスを見せています。
そして一点、特に優れていると感じる点は、暴落からの立ち直りが早いということです。
VOOよりも僅かですが早く暴落から立ち直っていることがわかります。
それでは年率換算のトータルリターンを確認してみましょう。
10年の年率換算トータルリターンでも13.36%と安定してリターンを出し続けていることがわかります。
同様にリスクも確認してみましょう。
10年期間の年率換算リスクで18.03%なので、特別高いと言った数字ではありません。
しかし、VOOの10年率換算トータルリターンの13.45%、年率換算標準偏差13.56%ですので、同じようなリターンなのに対して、若干大きな値振れを許容する必要はありそうです。
・コストについて
それでは、コストについても把握しておきましょう。
VXFの年間コストは0.06%と、さすがバンガード社が運営するETFです。
文句なしの低コストETFと言っても問題ないと思います。
・S&P500指数との相性が非常に良い点について
VXFの利点として、VOOなどのS&P500指数に連動するETFや投資信託との相性が非常に良い点が挙げられます。
S&P500指数は米国の大型株500銘柄が投資対象となっていますが、中型・小型株を取り込んでいません。
そのため、ETF内での銘柄の重複が少なく、S&P500指数に連動するETFや投資信託と合わせて保有することで、中型・小型株の成長も取り込むことができます。
成長のベースは先程もチャートで示したようにほとんど同じような成長をしているので、局所的に大型株が強い時はS&P500指数連動のETFや投資信託がポートフォリオを底上げし、逆に現在のように中型・小型株が強い時はVXFが引っ張ってくれます。
比率は好みで良いと思いますが、S&P500指数連動型のETFや投資信託に対して50%程度保有しても良いのではないかと思います。
この銘柄も来年のジュニアNISA投資銘柄の筆頭です。
・まとめ
いかがでたか?
有名所はS&P500指数連動のETFや投資信託ですが、ETFは探してみると非常に良いものがたくさん出てきます。
また、現在保有している資産の底上げや補完しあえるETFもたくさんありますので、今後も紹介していきたいと思います。
それでは失礼します。
eMAXIS NEOシリーズってアリ?
みなさんこんにちは。
今回は話題になっているeMAXIS Neoシリーズについて投資対象になるかを解説します。
大きなリターンが出ていて投資をしたいと考えている人も多いと思いますので、この記事が参考になれば良いと思います。
・結論
私は投資はしないことを前置きしつつ、投資対象としてはアリ!!
ですが、以下の点を念頭に置いて投資をしましょう。
- テーマ型投資信託は買い時、売り時を考えて投資をしましょう
- 大きな値動きが発生するのでその点は覚悟しておきましょう
以上を念頭に置いた上で上手にeMAXIS Neoシリーズと付き合うことができれば大きなリターンが得られる可能性があります。
・eMAXIS Neoシリーズとは
eMAXIS Slimシリーズでおなじみの三菱UFJ国際投信株式会社が運用するテーマ型投資信託です。
eMAXIS Neoシリーズの1つである「eMAXIS Neoバーチャルリアリティ」の目論見書の冒頭にはこのように紹介されています。
この中からわかることは、以下のとおりです。
これらはeMAXIS Neoシリーズで共通です。
革新的な技術テーマに投資をすることで、それらテーマは大きな成長が見込める分野であるということです。
現在eMAXIS Neoシリーズは以下の9シリーズがあります。
- 自動運転
- ウェアラブル
- フィンテック
- ナノテクノロジー
- バーチャルリアリティ
- ドローン
- 宇宙開発
- ロボット
- 遺伝子工学
それぞれのテーマに特化したインデックスがあって、そのインデックスに連動した成果を目指します。
信託報酬はどのテーマでも共通で0.792%以内となっていますが、総コストでは若干の差が出てくるかもしれません。
また、どのシリーズも設定されてから3年以内と比較的新しい投資信託です。
・パフォーマンスの比較
eMAXIS Neoの9シリーズのパフォーマンスを比較してみたいと思います。
革新的なテーマと言ってもパフォーマンスはバラバラです。
自動運転やバーチャルリアリティなど、現在を代表するようなテーマの成長はものすごいですが、宇宙開発、ロボットと言ったテーマの成長はいまいちです。
自動運転やバーチャルリアリティテーマは直近一年で2倍以上に成長しています。
一方、値振れの大きさを表す標準偏差も、比較的大きいことがわかります。
比較的高リスクと言われるeMAXIS Slim全米株式(S&P500)の標準偏差で24.27%となっているのでどのシリーズも比較的、激しい値動きがあるファンドと考えて間違いなさそうです。
・買い時と売り時は?
テーマに集中した投資を行うので、これから伸びていくであろうテーマに早いうちから投資ができていれば、その後の大きな成長によって大きなリターンを得ることができます。
反面、今後も成長していくであろうと見込んで投資をしたが、その後にマイナス成長に転じた場合は資産を減らしてしまう可能性があります。
売り時を考える上では、当然のことながら、成長が鈍化、もしくはマイナス成長となったテーマを見極めて利益確定をする必要があります。
これらの買い時、売り時の判断を謝ると許容したリスクに対してリターンが小さくなってしまう事になります。
では、そのタイミングはいつなのでしょうか。
答えは
わかりません。
その分野の経済ニュースや技術のニュースをチェックして参考にする他ないのではと思います。
もしくは直感でしょうか。
「このテーマはこれからアツくなる!!」
という、自分の直感を信じられるのであれば投資価値はあるのかもしれません。
私がテーマ型投資信託に投資をしない理由の1つがこの買い時、売り時を判断する必要がある点です。
S&P500のように、セクターの分散が見込める指数であれば、買い時は「今」、売り時は「お金が必要になった時」ということができます。
なぜならば、指数が超長期に渡り右肩上がりであり、成長セクターが変わっても、指数内で銘柄入れ替えをしてくれるので、右肩上がりのトレンドが続くというのは予測できます。
要は放置ができるのです。
テーマ型の場合は放置してしまうと利益を小さくしてしまう可能性があります。
買い時、売り時の判断ができず、投資できずにいるというのは、時間を失ってしまいます。
投資において時間を失うというのは最も大きな機会損失です。
・eMAXIS Neoシリーズの運用方法
どのようにeMAXIS Neoシリーズを運用するのが良いのでしょうか。
前項でも説明したとおり放置ができるファンドではない事を念頭に置いて、
- 成長する分野を決める
- テーマ型なので流行り廃りのサイクルが早いと思われるので積み立て投資よりも一括投資が向いている
- 売る時は自分のルールを決めて、そのルールに従って売る
(例えば含み益がいくらになったら売却、テクニカル分析のルールなど)
を遵守する必要があります。
でも、この運用方法は間違いなくアクティブ運用です。
ファンドは指数に連動するインデックスファンドですが、私達投資家に求められるのはアクティブ運用のスキルであるということです。
そのため、定期的にテーマの動向、基準価額の推移の分析を行う必要があると思って間違いないです。
それらのリスクや手間を受け入れて実行できた人だけが大きなリターンを獲得することができるのです。
・私がeMAXIS Neoシリーズに投資をしない理由
前項でも解説しましたが、私がeMAXIS Neoシリーズに投資をしない理由をまとめてみました。
- 売買時を見極める必要がある
- 放置ができない
- 手数料が高い
これらが私がeMAXIS Neoシリーズに投資をしない主な理由です。
自分が仕事で従事している業界ならまだなんとなく可能性がありますが、他の業界や技術のことなんて理解できません。
そして、手数料が高いのが大きなネックです。
例えば「eMAXIS Neo宇宙開発」は0.12%と小さく成長してはいますが、コストを含めて考えると、資産は減少するということになります。
信託報酬だけでも0.792%以内とのことなので、このままの成長であればザックリとでも-0.672%資産が減るということになります。
テーマ型投資信託は成長する前に投資をして、その後の伸びに期待するわけですが、伸びる前の低成長時期は基準価額の成長よりも、コストのほうが大きくなって、ファンドは成長しているが、資産が減少するといった局面も出てきてしまいます。
それでもテーマの成長を信じて保有し続けることができた人だけが大きなリターンを得ることができます。
私にはここまでの器がないのです。
でも、これは個人のリスク許容の問題ですから、できないからと言ってどうなるわけではなく、自分のリスク許容に見合ったファンドに投資をすればよいのだと思います。
・まとめ
いかがでしたでしょうか。
改めて、私はeMAXIS Neoシリーズに投資をしないと前置きした上での話ですが、一方で大きなリターンを得ることができるのも事実です。
大切なのは
- 大きなリターンが得られる
- インデックスファンドだから安心
という安易な考え方ではなく、ファンドの中身をしっかり把握して、
- どのような運用方針が求められるのか
- その運用方針に自分のスキルはついていけるのか
を客観的に把握して投資判断をしましょう。
背伸びはしないのが投資の鉄則です。
皆様の良い投資判断の一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。
つみたてNISAの近況を紹介!!(2021年2月20日)
みなさんこんにちは。
今回は恒例、つみたてNISAの近況報告ということで、私のつみたてNISAの運用状況と最近感じたことをお伝えしたいと思います。
投資を始めたいけど怖いという方や、投資によって、どのように資産が増えていくのか知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
・結論
2020年2月20日現在の運用状況は以下のとおりです。
- 投資金額 : 458,248円
- 含み損益 : +54,760円
- 小型株式を含んだSBI全世界株式インデックスファンドが高パフォーマンス!!
・つみたてNISAの資産状況
私はつみたてNISAで2020年に40万円、2021年も毎日積み立てを行っています。
毎日積み立ての積立額は、つみたてNISAの上限額の1,619円です。
現在の投資銘柄は
eMAXIS Slim全米株式(S&P500)
です。
以前は
SBI全世界株式インデックスファンド
に投資をしていましたが、投資銘柄を変更しましたが、運用は続けています。
投資銘柄を変更した理由は、SBI全世界株式インデックスファンドが悪いファンドではなく、投資の勉強をしていくうちにS&P500指数の魅力の高さを感じたためです。
今後もeMAXIS Slim全米株式(S&P500)に積立投資を続けていく予定です。
つみたてNISAの運用目的は老後資産の準備です。
・投資銘柄の基準価額の推移
直近1ヶ月の投資銘柄の基準価額の推移をみてみましょう。
- 青線がeMAXIS Slim全米株式(S&P500)
- 紫線がSBI全世界株式インデックスファンド
SBI全世界株式も大半が米国企業への投資になりますので、値動きとしてはほとんど同じです。
eMAXIS Slim全米株式(S&P500)の基準価額は直近1ヶ月で3.8%、SBI全世界株式インデックスファンドの基準価額は3.7%上昇しました。
1ヶ月で4%近い上昇なので、すごい上昇率ですが、今後少し下げる局面が来て、最終的に今年の上昇率は数パーセント程度で終わるというのが私の見立てです。
1月下旬に一時的に基準価額が下がる局面がありましたが、2月に入ってからは、ほとんど下げることなく順調に基準価額は上昇しています。
・自分のポートフォリオで感じたこと
ここで私が注目したいのは、SBI全世界株式インデックスファンドのパフォーマンスの良さです。
SBI全世界株式インデックスファンドは、小型株も含んだ全世界株式に投資をするのですが、年初来小型株式のパフォーマンスが非常に良く、SBI全世界株式インデックスファンドとしてのパフォーマンスを底上げしているように思います。
全世界に分散投資をしながら、S&P500指数のパフォーマンスについて来れているというところがすごいですよね。
昨年末からの推移で言えばSBI全世界株式インデックスファンドの基準価額の推移はeMAXIS Slim全米株式(S&P500)よりも大きくなっています。
小型株式の高パフォーマンスが目立つ局面になっています。
この状況はずっと続くわけではないですが、自分のポートフォリオ内の銘柄がそれぞれを補完しあえていて良い状況と感じました。
(狙ったわけではないですが・・・)
・今後のつみたてNISA戦略
引き続き淡々とeMAXIS Slim全米株式(S&P500)に毎日積み立てで投資を続けていこうと思います。
現在のところ積み立て銘柄の変更の予定はありません。
子供のジュニアNISAを含めるとeMAXIS Slim全米株式(S&P500)には290万円近く投資をしているのですが、順調に資産が増えていってくれると嬉しいです。
・まとめ
いかがでしたか?
積立投資は暴落に強い資産を形成するのに非常に良い手法の一つです。
また、一度に大きなお金が必要ではないので、家計を圧迫することなく、余裕を持って資産形成ができます。
積立投資で意識することは
- 長期間(10年以上)積立投資を続けること
- 投資時期を選ばず機械的に購入を続けること
- 長期に渡り基準価額が上昇しているファンドに投資をすること
長期に渡り上昇しているインデックスをベンチマークとするファンド)
です。
これらを実践することで大金持ちにはなれなくても、暴落に強い安定した資産形成をすることができます。
投資未経験の方は効率的な資産形成のためにチャレンジしてみてください。
ジュニアNISAも非課税期間が非常に長くなり、使いやすい制度になりました。
ジュニアNISAに関する記事も下記に貼っておくのでぜひ覗いてみてください。
それでは失礼します。
おすすめ米国ETFのVUGを紹介
みなさんこんにちは。
今回はおすすめ米国ETFのVUGを紹介したいと思います。
米国ETFに興味のある方には参考になる記事になると思いますので、ぜひ最後まで見ていってください。
・結論
- VUGの魅力は大きな株価成長
- 大きな成長を続けている企業に分散投資ができる
・VUGとは
正式名称を
Vanguard Grouth ETF
といいます。
日本語名に直すと
バンガード・米国・グロースETF
です。(そのままですね・・・)
Grouth(グロース)は成長という意味になるので、米国の企業のうち、特に成長著しい企業を集めたETFということになります。
そのため、配当金は比較的少なく、株式の売買で利益を狙うETFになります。
世界中で大人気のETFの一つで、運用資産残高は日本円にして14兆円超えと、とてつもない規模を有するETFです。
・ベンチマークについて
VUGがベンチマークとしているインデックスは
CRSP US Large Cap Grouth TR
(CRSP US ラージキャップ・グロース・インデックス
に連動するパフォーマンスを目指します。
このインデックスは
CRSP US Large Cap TR
という米国の米国の大型株式を集めたインデックスの中から、
- 短期・長期において、しっかりと成長しているか
- 企業の投資が効率良くできているか
という視点で選ばれた銘柄の時価総額加重平均で構成されています。
各銘柄の株価の成長に重点を置いたインデックスになります。
成長著しい企業は基本的に配当金を出さず、利益を企業内で再投資して、さらなる成長を促進させます。
企業が成長すれば株価は上昇し、それが株主への最大のリターンになると考えているためです。
・VUGの構成について
それではVUGがどのようなETFであるか、具体的にみていきましょう。
はじめにETFの基本データをみてみましょう。
構成銘柄は257あるので、このETFに投資をするだけで時価総額が大きくて、かつ成長が著しい企業に重きをおいて257銘柄に分散投資ができます。
続いて、投資先セクターと上位構成銘柄を確認していきましょう。
現在の株式市場は、テクノロジー(情報技術)セクターの成長が非常に大きいため、半分近くがテクノロジーセクターへの投資です。
しかし、今後、テクノロジーセクターに変わる成長セクターが出てきた場合は構成を変更してくれるので、どのような時代でも成長著しい企業の恩恵を受けることができます。
上位構成銘柄は今をときめく成長企業ばかりです。
アップル、マイクロソフト、フェイスブック、アルファベット(グーグルの持株会社)に加え、テスラも早速上位構成銘柄に組み位入れられています。
・VUGのパフォーマンス
それではVUGのパフォーマンスをみていきましょう。
はじめに株価の成長をみてみましょう。
S&P500指数に連動するVOOとの比較です。
- 青線がVUG
- 紫線がVOO
株価の推移はVOOを圧倒しており、成長著しい企業に投資をすることの威力がわかると思います。
直近10年でVOOの株価は約3倍になったのに対して、VUGの株価は約4倍になりました。
次に分配金を含めたトータルリターンをみてみたいと思います。
10年の期間での年率換算トータルリターンは16.33%となっています。
VOOでは、13.45%なので、分配金を含めたトータルリターンでもVUGのほうが大きなリターンを得られる結果となっています。
・経費率について
VUGの経費率は
0.04%
と非常に低コストETFです。
成長銘柄を自動で組み替えてくれて、投資比率も変えてくれて、しかも大きな成長実績もあるETFで、経費率がこれだけ低いのはとても魅力的です。
私は日本の投資信託での投資対象として年間総コスト0.2%というのを自分の中で決めているのですが、米国ETFを物色しているとこの0.2%すら高く思えてきてしまいます。
・VUGへの投資が適している人
大きなリターンが得られることは前項で説明しましたが、どのような考え方のもとでVUGに投資をするのが良いのでしょうか。
私が考えるに、VUGは安定して大きな成長が期待できるため、投資の初心者から、資産を増やしたい人まで幅広く投資できるETFだと思います。
中でも
- 分配金を極力抑えて、株価の上昇の恩恵を得たい方
- S&P500の中でも特に成長銘柄に絞って投資をしたい方
- 10年以上の長期投資を考えている方
- ジュニアNISAで非課税期間がまだ10年以上残っているお子さんをお持ちの方
などに当てはまる方は特に適しているのではないでしょうか。
ジュニアNISAではVUGに投資をすることができますので、廃止が決まり、非課税運用期間が非常に長くなったので大きな非課税の恩恵も受けることが可能です。
今年のジュニアNISAではeMAXIS Slim全米株式(S%P500)を選びましたが、来年以降の投資対象銘柄として考えています。
特に次女はまだ非課税期間が17年あるのでVUGの投資には最適と考えています。
・まとめ
いかがでしたか。
今回は大きな成長を続ける企業に分散投資ができるVUGを紹介しました。
私個人も来年度のジュニアNISAで投資を考えていて、非常に魅力的なETFだと思います。
投資を始めて、ETFに興味がある人や、これから投資を始める方にもマッチするETFです。
それでは失礼します。
おすすめ米国ETFのSPYDを解説!!
みなさんこんにちは。
今回はおすすめ米国ETFのSPYDを解説して、魅力をお伝えしたいと思います。
SPYDも高配当ETFになるのですが、これまでに紹介したVYMやHDVとは特徴が異なるのでその点も併せて紹介していきます。
高配当ETFではこのSPYD、VYM、HDVが鉄板銘柄なのですが、どれもそれぞれの魅力があり迷ってしまう嬉しい悩みがあります。
・結論
- SPYDの魅力はなんと言っても配当利回りの高さ!!
2020年は減配するも配当利回り4.58%で減配しても高配当状態を維持!! - HDVとのコンビネーションで安定性も高められる!!
- 経費率も0.07%と低コスト
・SPYDとは
世界3大資産運用会社、STATE STREET(ステート・ストリート)が運用する米国高配当ETFです。
正式名称を
SPDR Portfolio S&P500 High Devidend ETF
(スパイダーポートフォリオ・S&P500・ハイ・デビデンドETF)
といい、日本語名は
といいます。
後ほど解説しますが、印象としてはVYMやHDVがディフェンス、SPYDはオフェンスみのような位置付けです。
設定が株価の値振れや2020年の減配のように安定しない部分は有るのですが、それらを忘れさせるほどの高配当利回りが魅力です。
・ベンチマークについて
SPYDがベンチマークとしているのは
S&P500高配当指数
というインデックスへの連動を目指します。
この指数は配当利回りに基づいて、S&P500指数の構成銘柄のうち、配当支払い上位80社で構成されています。
そして、構成比率は均一の1銘柄1.25%での構成となっています。
運用期間中に各銘柄の株価の推移によって構成比率が変わってきてしまうのですが、毎年1月と7月のリバランスの際に全ての銘柄の構成比率を1.25%に戻します。
・投資セクターについて
SPYDのファクトシートでは以下のようになっています。
上位を占めるのは金融、不動産、エネルギー、と景気の影響を受ける業種ばかりです。
一方、HDVでは構成比率が大きかったヘルスケア、一般消費財、生活必需品の構成率は非常に少ないです。
HDVと真逆の景気敏感株ばかりをせめるところがおもしろいですし、それでも高配当状態を維持している点はすごいの一言に尽きます。
またHDVと真逆の構成のためにHDVと併せ持つことでお互いを補完することができ、相性が良いのです。
・上位構成銘柄について
上位構成銘柄はファクトシートでは以下のようになっています。
見たことない企業ばかりです。
強いて言うならばゼロックスくらいは効いたことが有るという程度だと思います。
VYMやHDVが上位構成銘柄にピカピカの大手優良企業を当てているのに対して、少し見劣りしてしまいますよね。
でも、実はこれが「S&P500高配当指数」のポイントでありSPYDの特徴だと思っています。
SPYDはS&P500の構成銘柄のうち、株価が下がっていて割安で買うことができる銘柄を集めています。
そもそも
株価が下がる = 配当金が下がる
ということにはなりません。
また、
配当利回り = 1株あたりの配当金 ÷ 株価
となるので、同じ配当金を出していれば株価が下がれば、配当利回りは高くなります。
「減配はしないけど、株価が下がっている銘柄」、もしくは「減配率以上に株価が下落している銘柄」など不人気銘柄でも配当を出している銘柄を集めて投資をしているのです。
そのため、SPYDのポイントはSPYDとしての株価を大きく上げないことだと思います。
- SPYDが青線
- VYMが緑線
- HDVが赤線
SPYDの株価は「いつも」と言っていいほど最下位です。
でもこれは、株価が低く推移しているときは配当率は高くなっているということです。
実際コロナショックの中ではSPYDの配当利回りは7%以上あり、まさにぶっちぎりの「高配当」状態でした。
なので私が考えるにSPYDの運用というのは
- 景気がよく、景気敏感株の増配が見込める市場環境下では、増配に合わせて配当利回りが低下しない程度に、株価もそれなりに上昇させる
- 景気が悪く、景気敏感株の減配が見込まれる市場環境下では株価をグッと落として分配利回りを一定以上に保つ
というのが基本的なスタンスなのではないかと考えています。
それ故、昨年はSPYDの減配が話題になりましたが、ファンドとしての使命は
「減配をしても、4%程度の高配当状態を保つ」
ことが最重要と考えているのではないかと思います。
この考え方はVOOなどの売買益を目的としたETFでは成立しませんが、高配当ETFならではの考え方であり、十分、理にかなっていると思います。
我々投資家としては高配当状態を維持してくれれば良いので、SPYDに連続増配を期待するのは少し筋違いな気がしています。
・難しい運用でも格安の経費率
このように難しい運用をしているにも関わらず、経費率は格安の0.07%の超低コストファンドです。
私はSPYDの運用方針を前項のように考えており、運用方針の特徴と、高配当利回り、低コストの3点が気に入ってSPYDにも投資をしたいと考えるようになりました。
・まとめ
いかがでしたか?
SPYDの運用方針を私なりの解釈で説明し、魅力をお伝えしました。
少し先の話になりますが、VYMの投資が一段落したらHDVとSPYDへの投資も考えています。
HDVとSPYDを半分づつ購入、もしくは、ややHDVの比率を高めて保有したいと考えています。
SPYD単独の保有も個人的には十分アリではないかと思います。
米国ETFの物色はファクトシートを読みながら、チャートを調べてみたり、そのETFの特徴やコンビネーションを考えるのが非常に楽しいです。
米国ETFに興味が有る方の考え方の参考になれば幸甚です。
それでは失礼します。