「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

AT&T株を購入します!!

みなさんこんにちは。

個別銘柄のAT&Tの株を購入することにしました。

今回は、AT&Tの株を購入しようと思った理由、AT&Tがどのような銘柄なのかを紹介したいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

・結論

  • 株価29ドル程度なので、余ったドルで効率よく購入が可能
  • 配当利回りは6.77%の高配当状態
  • 36年間連続増配の実績からも信頼性は抜群

 

・個別高配当株を購入しようと考えたきっかけ

結論から言ってしまうと、株価が安く、残ったドルを無駄なく効率的に投資に回せ、かつ高配当銘柄であったからです。

私のSBI証券の口座には1,300ドル程度の資金が眠っています。

これは、米国株を成り行き注文する際に拘束される資金が購入額と手数料の合計の1.1倍の資金が拘束されてしまうため、成り行き注文ではドルを使い切ることができません。

残った金額でVYMへの追加投資も検討しましたが、1株100ドル程度で、現在は配当利回りも若干低下しているためVYMへの投資は考えませんでした。

一方、個別株で株価が安いものであれば残りの資金も効率よく投資に回せるため、安い株価の高配当銘柄を探しているとAT&Tを見つけました。

個別株であれば1銘柄に大きな資金を投入する予定もないため、AT&Tへの投資を考えました。

個別銘柄への投資は最大でも2,000ドル程度までにしようと思っています。

AT&Tは株価が安く購入しやすいというメリットがありました。

 

AT&Tとは

アメリカの電話会社で、日本でいうとNTTのような会社です。

固定電話や携帯電話、インターネット通信を中心に、直近ではエンターテイメント企業を買収してエンターテイメント事業に力を入れています。

直近の大きな買収ではタイム・ワーナーという会社を買収しました。

映画で非常に有名なワーナー・ブラザーズという会社を傘下に持つ会社です。

ちなみにワーナー・ブラザーズウォルト・ディズニー・ピクチャーズに次ぐ第2位のシェアを誇ります。

ハリーポッターバットマンなどはこの会社から全世界に供給されています。

誰もが一度は見たことがあるマークだと思います。

 

AT&Tの株価の推移

それではAT&Tの設定来の株価を見ていきましょう。

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株価は1990年代後半から2000年初頭にかけて59.187ドルのピークを付け、株価は下落しました。

それ以降、非常に緩やかな上昇傾向です。

直近では株価がやや下がり30ドルを前後する株安状態となっています。

しかし、赤字で倒産しそうな状態にあるかというと全くそのような状態ではありません。

事業の核となっている通信事業が安定した収益を生み出していて、今後は注力しているエンターテイメント事業が成長できるかというところです。

コロナ禍の影響で企業活動が落ち込み通信事業ではビジネス需要が減り、また、映画館が閉められエンターテイメント事業の収益も落ち込んでいましたが、コロナワクチンの接種が非常に速いスピードで実施されていることから、先行きはそこまで暗くはないと思っています。

現在の株安状態は非常にお得な状態だといえると思います。

1株当たりの値段が30ドル程度なので日本円にして約3,300円程度、かつ、米国株は1株単位で購入できるので、余ったドルやもらった配当金などでも十分投資できる値段のため、購入しやすい銘柄と言えると思います。

 

・配当金の傾向

続いて配当金の推移を見ていきましょう。

米国版Yahoo Financeから配当金のデータを持ってきました。

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2020年までは36年連続増配となっていました。

1987年と2003年のデータが若干おかしく2回減配しているようになっていますが、正確には、これらは減配になっておらず、36年連続増配です。

2021年は現在のところ配当金を前年比と同じに据え置きました。

従来であれば年初から増配するのですが、米国企業の経営者は株主への還元を最優先に考えます。

そのため、このままいけば減配がストップしてしまいますが、残りの2回の配当次第では、増配の可能性も残されています。

しかし、減配ではないので私はそこまで気にしていません。

依然、高配当には変わりありません。

次に増配率の傾向を見てみましょう。

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こちらもデータの異常の関係でガタガタのグラフになっています。

また、2021年はデータがそろっていないので0としています。

傾向として、増配は続いていますが増配率は低下傾向ということです。

この理由は増配率の計算式にあります。

増配率は以下の式で算出します。

 (増配率) = {(今年の配当金の合計) - (前年の配当金の合計)}/ (前年の配当金の合計)

つまり毎年同じような金額を増配しているのでは、分母の前年の配当金の合計が毎年大きくなっていくので低下傾向になってしまいます。

AT&Tの増配傾向は上記のグラフからもわかるように直線になっており、これは毎年同じ金額を増配していることを意味しています。

増配が続いても、増配率の低下は今後も続いていくと思います。

しかし、1セントでも増配を続けていくことに非常に大きな意味があります。

 

・まとめ

個別株は初めての購入ですが、高配当銘柄でありかつ株価が安い状態で放置されている感を受けたため、余ったドルで購入することに決めました。

AT&Tの配当月は1,4,7,10月のため、今年は配当金が残り2回となってしまいましたが、それでも眠っている資金をそのままにしておくのはもったいないので、投資をします。

残りの2回の配当での増配と来年以降の増配にも期待です。

個別銘柄についても今後発信していきます。

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皆様のより良い投資の一助になれば幸甚です。

それでは失礼します。

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