S&P500の世界 ~世界最強インデックスの中身とは~
S&P500を徹底解説
みなさんこんにちわ。
今回のインデックス紹介は、最強のインデックスと呼び声高い
S&P500
を紹介します。
投資の世界ではほんとに有名な指数なのでぜひここで要点を押さえておきましょう。
・S&P500の概要
S&P500の基本情報を以下に列挙しました。
- 正式名称は Standard & Poor's 500 Stock Index
- 1957年3/4に公表
- アメリカのニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している大型株500銘柄の時価総額加重平均で算出
- アメリカ株式時価総額の約80%をカバー
世界一の経済大国アメリカの大型株を扱うことから、世界中の金融関係者が意識する指数です。
・直近1年のパフォーマンス
- 直近1年の利回りは15.07%
- コロナショックを乗り越え、現在は最高値を更新中
コロナショックをもろに受けても利回り15%越えは驚異的ですよね。
結果論になってしまいますが、このような値動きだったら、コロナショック中の株安時は特売セールととらえてお得な期間という考え方もできますよね。
あくまで結果論です(笑)
株価急落中にそこまでどっしり構えられたら、上級者です!!
しかもアメリカには超大手ITメーカーが多数あり、これら企業がコロナ禍での「ニューノーマルライフ」を支えたといっても過言ではありませんよね。
特に影響力のある
の頭文字をとって
「GAFA」(「ガーファ」と呼びます)
これにMICROSOFTを加えて
「GAFAM」(「ガーファム」と呼びます)
と呼んだりします。
どれもニューノーマルライフを支える役割、普段の生活に根付いた特徴を持っていますよね。一概には言えませんが、
- コロナ禍であってもAPPLEの人気が大きく下がるとは思えませんし、今や「iPhone」や「Mac」は誰もがほしがる人気商品ですよね。
- ALPHBETはgoogleの持ち株会社ですが、googleを使わない日はないですよね。実はこの会社はどのようにして利益を出しているかというと、ほぼ全てが広告収入です。巣ごもり需要でネットの通信規模は拡大しますし、その拡大そのものが広告収入につながるので、大きく崩れることは考えにくいですよね。
- FACEBOOKも巣ごもり需要で存在感を出した企業ではないでしょうか。
会うことができない友人や家族に近況を知らせたりと、既に一般生活に浸透していますよね。 - AMAZONは巣ごもり需要を最も受けた企業ではないでしょうか。
買い物に出かけるのを控えざるを得なくなった状況で、AMAZONで注文すれば安全に、確実に自宅まで配達してくれますもんね。
生活必需品でAMAZONで買えないものはないですよね。 - MICROSOFTも在宅ワークが世界規模で実施され、だれもが使っているであろうOfficeに連動したWeb会議ソフトや、ファイルのシェアなどはコロナ禍をきっかけに利便性の認識を広めたのではないでしょうか。
ちなみにGAFAMの5社で東証一部上場企業の時価総額の合計約550兆円を超えています。
もはや一般市民の我々には「わけわかんない」レベルですよね(笑)
もちろんS&P500の上位銘柄にこれらの企業が含まれているのは言うまでもありません。
ここで銘柄の話が出たので事項では主要銘柄と主要セクターについて解説したいと思います。
・S&P500の主要銘柄と主要セクター
ここが最も重要ですよね。
S&P500の上位組み入れ銘柄を見てみましょう。
引用元:S&P500 Factsheetより抜粋
https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/equity/sp-500/#overview
先ほど紹介したGAFAMのほかも誰もが知っているような企業ばかりです。
このTOP10銘柄でS&P500インデックス採用銘柄の時価総額全体の27.1%を占めます。
これらの企業の需要がこの先なくなっていくことって考えられますか?
一般消費者の私は、むしろこれからもこれらの需要がもっと増えるのではないかと考えています。
すでに有名な銘柄ですが、今後の伸びが非常に楽しみで仕方なくなる上位銘柄ではないでしょうか。
そしてなんと、いよいよテスラが今年、2020年12月21日からS&P500に時価総額一括で採用されることが決まりました。
ニュースでも大々的に取り上げられています!!
テスラの現状の時価総額で計算するとS&P500銘柄の中で7番程度の規模とのことです。
テスラについては追って記事を作成しますのでお楽しみに!!
続いて投資先セクター比率を見ていきましょう。
引用元:S&P500 Factsheetより抜粋
https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/equity/sp-500/#overview
やはり、現在最も影響力のある「情報技術」をトップに「ヘルスケア」、「一般消費財」、「コミュニケーションサービス」、「金融」と続きます。
成長が著しい業界が上位を占める構成です。
・S&P500を信じることができるか?
これまでS&P500の魅力をお伝えしてきましたが、ここで以下のグラフを見てみてください。
このチャートはS&P500が設定刺されてからの株価の推移を表したものです。
S&P500の株価は約50年で47倍程度になりました。
設定時に100万円買っておけばそれが今4,700万円になっているということでものすごい上昇です。
ただし、目覚ましい株価の上昇は2010年くらいからで、それまでの約40年間では8倍程度にしか値上がりしていません。
今でこそ華やかなS&P500ですが、過去にはこのような長い下積み生活のような時代があるのです。
そしてこのような時代がこの先、絶対来ないとは言い切れません。
みなさんはS&P500の将来の成長を信じることができますか?
私はこの先超長期の100年程度で見てアメリカは成長していくと信じています。
・まとめ
いかがでしたか?
今回は世界最強インデックス「S&P500」の要点を解説してみました。
今や世界最強ですが、過去には長い低迷した時代があったこと、それを乗り越えて今の華やかな成長があること、そして私目線の今後もこの成長は続いていくという内容でした。
アメリカの成長を信じれる!! という方は迷わずS&P500をベンチマークとしているファンドに投資をしてみましょう!!
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それでは失礼いたします。