「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

Kindle Paperwhiteで快適読書習慣

みなさんこんにちは。

今回は投資の話からは少し離れ、読書の話をしてみたいと思います。

私の読書スタイルについて解説してみようと思うので、読書が習慣の人も、これからの方も参考にしてみてください。

・結論

私はKindle Paperwhiteを使って読書しています。

  • 場所を選ばない(お風呂でも可)
  • 常に持ち運べる
  • 全く疲れない

Kindle Paperwhiteを使用することで、大好きな読書が更に身近になりました。

 

・私の読書スタイル

どのような本でも、「読まず嫌い」とならないように心がけ、どのようなジャンルでも気になったら読むようにしています。

特に好きなのはノンフィクション小説です。

Kindle Paperwhiteを買う前は、どこでも本が読めるように、かばんに一冊本を入れてでかけていました。

Kindle Paperwhiteを購入してからはどこへ行くのもかばんに入れて行動しています。

どこでも少しでも時間ができたら読書をしたいというのが私の読書スタイルです。

まとまった時間読むのはもちろん大切ですが、空いた時間もコツコツ読書をできるのが好きです。

読書に集中するので、頭の中がリセットされ、スッキリするのですよね。

私にとっては趣味の1つであり、またリフレッシュ方法の1つが読書です。

 

Kindle Paperwhiteの使用感

ここでは、私の読書の快適さと自由さを格段に改善してくれたKindle Paperwhiteについて紹介したいと思います。

サイズ感がわかるようにiPhone SEと並べて写真を撮ってみました。

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  • 思ったより小さくて薄い
  • とても軽い
  • 画面の周りに縁がついているのですが、これが快適な読書の秘訣

思っていたより端末は小さいと感じましたが、見た目以上の軽さにビックリします。

画面の周りに縁がついているデザインで、なんとなく古臭いデザインと思いました。

今どき、スマホでは縁無しデザインが基本ですもんね・・・。

しかし、この縁が非常に快適に読書ができるポイントなのかもしれません。

読みながら気づきました。

縁の部分をつまむように持つことができ、端末が重くないので、これだけで快適に読書ができてしまいます。

縁無しデザインだったら、つまむように持つことはできず、また誤作動も非常に大きいと思います。

さすがAmazonです!!

 

・画面を見ていても全く目が疲れない

画面を見ていても全く目が疲れません。

むしろ、画面に影ができないので紙の本を読む時よりもポジションを気にしなくて良いのでとても快適に読め、目が全く疲れません。

スマホのライトとは構造が根本的に異なっており、スマホのライトは画面の内側から、目の方向に向かって光を照射しています。

一方、Kindle Paperwhiteのライトは画面の外側から、目と同じ方向に向かってライトを照射しています。

そのため、紙の本を読むときのように、直接目に光が入らないのでギラツキが全くありません。

加えて、画面に影が一切できないので、本物の本を読むよりも自由度が格段に高いです。

寝転がって読むときは特に快適さを実感します。

表示されている字も「e-ink」という技術で、紙に印字されている字とほとんど同じように感じます。

ライトの技術と、鮮明に読める文字のおかげで目が疲れないのだと思います。

文字の大きさや、スタイルを変更することもできます。

この点は紙の本にはない利点ですよね。

私は最小にして、1ページにできるだけ多く表示したいのですが、文字はかなり小さくなります。

フォントのサイズはかなり細かく選択できるので、お好みの大きさで読書をすることができます。

 

・お風呂での使用

この防水機能は私にとってとてつもない破壊力がありました。

大好きな読書をしながらお風呂に入って温まることができる・・・最高です!!

防水性能はAmazonが示している通り、全く問題ありません。

水をかけても、水の中に落としても全く問題ありませんので、お風呂でもガンガン読書できます。

この機能本当に嬉しかったな~。

紙の本でも何度か挑戦したことあるのですが、自由さがないし、気は使うし、紙が湿気でヘナヘナになるしで私は挫折してしましました。

Kindle Paperwhiteでは一切のストレスなくお風呂で読書ができます。

私はお風呂で読書をしたいがために、ケースをつかっていません。

画面の保護シートだけ貼っているだけです。

 

・本が安く購入できる

電子書籍として本を購入すると、紙の本で買うより若干安く購入することができます。

割引の幅は50%以上安くなるものから、数円までと幅がありますが、5~10%程度と考えて良いと思います。

Kindle Unlimitedという200万冊が読み放題になるサービスがあるのですが、私は利用していません。

読みたい本が対象になっていなかったら、意味がないし、自分の好きな本を読みたいので利用していないことにしています。

何でも良いから本を読むのが好きという方には非常に良いサービスだと思います。

 

・まとめ

いかがでしたか。

使ってみて感じたのですが、Kindle Paperwhiteは、読書の自由度を飛躍的に高めることができるツールの1つだと思いました。

アプリをダウンロードすればスマホでもできるのですが、読書のために開発された端末は格別です。

みなさんもKindle Paperwhiteで快適な読書を満喫してみてはいかがでしょうか。

それでは失礼します。

 

大人の読書感想文も書いていますので、本選びの参考にしてください。 

finedays.hatenadiary.jp

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ドル円為替相場のお得な相場は?

みなさんこんにちは。

今回は円安相場の波に乗って、何が円安、何が円高ということを過去の履歴から考察したいと思います。

ドルを買う時、1ドル何円以下だったらお得に買えてる?円に戻す時、1ドル何円以上であればお得に戻せている?というのが客観的に理解できると思います。

参考にはなると思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。

・結論

  • ドルを買う際、83~96JPY/USD以下であれば比較的好条件
  • 日本円に戻す際、122~135JPY/USD以上であれば比較的好条件
  • 96~122JPY/USDの範囲では為替を気にする必要はなし

 

・過去ドル円相場チャート

為替相場はあまり過去にさかのぼりすぎると現在の相場にそぐわない、極端な相場になってしまうので、過去20年ほどの記録をチャートにまとめてみました。

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ドル円相場の値振れはかなり激しく、直近20年の中では約75円~125円の間を行ったり来たりという感じです。

このチャートを見て、1ドルいくら位がお得な状況かというのはわからないですよね。

初めに伝えておきたいのは、ドルを買う、日本円に戻す際、極端にかたよった相場状況でなければ、取引を行うことを推奨しています。

機会損失こそが一番の損失と考えるからです。

ですが、例えば、1ドル75円の極端な相場の中、あえて大量のドルを円に交換させる必要はないとも考えます。

後ほど極端な相場についても解説していきます。

 

・分布図で相場を分析

上記のチャートを標準分布にしてみます。

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このグラフは各相場での頻度が過去約20年間の間では何パーセントになるかを示しています。

データは日時データの小数点以下を四捨五入しています。

例えば、最も多い1ドル109円となった日は過去約20年の間で5.5%の頻度であったことがわかります。

上記のグラフから、過去20年のドル円相場について、

中央値が109円

ということがわかります。

算術平均では極端な値に平均値が引っ張られるので、中央値を確認したほうが現実の感覚に近くなります。

ちなみに平均値は1ドル105円でした。

最近は円安が進んでいると言われていて、1ドル108円程になっていますが、過去20年のデータに基づいて判断するとまだ若干円高であると言えると思います。

ただし、極端な値ではなくて、限りなく中央値に近い値であることもわかると思います。

過去20年のデータに基づくと、現状の為替相場

極めて普通

という結論になります。

 

・お得と言える相場を分析してみよう

何を持ってお得と判断するかは人によるところがあると思いますが、ここでは中央値から一定量離れた値をお得な状態と考えてみます。

上記の分布図は平均値と中央値が一致していないので標準分布とは言えませんので、中央値からの離れで考察してみたいと思います。

そこで標準偏差という手法を使います。

学生時代によく耳にした偏差値です笑。

標準偏差はσ(シグマ)と呼び、以下の通りとしたいと思います。

  • 中央値±1σの範囲には68.26%が収まる(普通)
  • 中央値±2σの範囲には95.44%が収まる(お得になりうる範囲)
  • 中央値±3σの範囲には99.74%が収まる(極端な範囲)

ことになります。

グラフに書き込むと

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  • 96~122円 
    普通(為替相場を気にする必要なし)
  • 83~96円 
    円高状態のため急がないのであれば円の買い戻しは行わない。
    ドルは比較的安く買える。
  • 122~135円
    円安状態のため急がないのであればドルの購入をやめる。
    円の買い戻しは好条件。
  • 上記以外の相場
    極端な相場であり、為替から様々な問題が出ている可能性あり。

 

・まとめ

いかがでしたか?

私個人的には、極端な相場でなければ投資の機会損失を防ぐため、気にせずドルの買付、円の買い戻しを行って良いと考えています。

ただ、なんとなくでも目安がほしいということであれば、当記事の相場を参考にしてみるとよいのではないでしょうか。

皆様の判断の一助になれば幸甚です。

それでは失礼いたします。

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「らいおんのおやつ」を読んでみた!!

みなさんこんにちは。

一冊本を読み終わったので、大人の読書感想文を書いてみようと思います。

本選びの参考になれば幸甚です。

・結論

  • 生きることの幸せを噛みしめながら読みました
  • 今を生き、明日を考える楽しみを再確認できました

 

・本の紹介

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  • らいおんのおやつ
  • 小川 糸 著 

本屋大賞2020ノミネート作品(第2位)

です。

おめでとうございます!!

初めに、素敵な物語を執筆してくださった小川糸さんに感謝申し上げます。

そもそもタイトルの「らいおんのおやつ」とは何なのか。

本を読み進めていくうちにすぐに分かります。

難しい表現がなく、描写や状況がストレートに入ってくるところもサクサク読める要因の1つです。

本当に風景の描写が鮮やかで、描かれているシーンが頭の中いっぱいに広がります。

 

・一貫して思うこと

「らいおんのおやつ」を読んで、一貫して思うことは、生きていることの幸せです。

毎日を当たり前のように過ごしていれば、生きているのが幸せなので、特別に思うことはないのかもしれません。

特別だと思う必要もないのかもしれません。

「迫り来る死」を意識し、自分の人生を見直すと、たくさんの星の数ほどの幸せがあり、全てが宝物なのだと感じました。

当たり前と思っていたら感じることはできないけど、生きる幸せを認識すれば、たくさんの身近の幸せを噛み締められるということです。

幸せって、難しいですよね。

人によって幸せの尺度は違い、基準も違うので、幸せの定義なんて人によってバラバラです。

それでも、自分の大切なこと、自分の幸せを、幸せとしてしっかりと心に留めておくということ、そして、それができること自体が幸せなのではないかと私は感じました。

なので、日常に目を凝らし、どんなときでも自分の幸せを探していこうと感じました。

 

・人は死ぬときまで成長できる

本の中では、至るところで人間の弱さも描かれています。

しかし、大切なことは弱さを隠すことではなく、それはそれで認めて、成長していくということです。

そして、人間は死ぬ直前まで、弱さを乗り越え、強くなるチャンスが与えられています。

毎日毎日自分の弱さを探して、改めるのではなく、何より正直に、誠実に生きる、それこそが強い生き方だと感じました。

正直に、誠実にって言うと重たいですが、これも日常の小さなシーンでも実践でき、幸せに繋がります。

普段は言わない場面で、

「ありがとう」

を言ってみる。

それだけでも自分も幸せになり、相手も、周りの人も幸せにすることができます。

誠実に生きるというのは、誰でもできることだと思います。

そして、人は死ぬ直前まで、自分の魅力を磨くことができます。

意識して人生を過ごすのと、何も考えずに生きるのでは大きな違いがあるなと・・・。

何事も襟を正してと肩がこりそうなことではなくて、自分ができることを精一杯やろうということです。

 

・人は人を癒やすことができる

本の中では、主人公が他の人を癒やし、主人公は他の人から癒やされ、というシーンが度々出てきます。

これも、日常では非常によくあること、というか、「人を癒やす」、「人に癒やしてもらう」というのがチェーン状につながっているのが正に「人生」ではないかと思います。

意識はしていませんが、少し自分の身、時間を削って、他の人のために尽くしてみると言うのはとても素晴らしいことで、それを素直に受け取れるというのも、また素晴らしいことです。

 

・QODの考え方

QODという言葉を知っていますか?

Quality Of Death(死の質)

のことで、QOLの対義語として使われたりもします。

しかし、この本を読んで感じたのは、QOLとQODは対比するものではなく、別のステージにあるものでもなく、QOLそのものがQODなのだということです。

QODの向上には自ら死を受け入れて・・・と考え、死の恐怖を受け入れる必要があるように感じますが、そうではなく、死ぬのが怖いのであれば、怖くて良い。

怖いものは怖いと素直に感じ、それをそのまま受け入れるということ、つまり、自分が感じたまま受け止めるということが本質ではないかと感じました。

QOL、QODに限らず日常の何にでも当てはめられる考え方で、その考えそのものが「人生の質」を向上させるのだと思います。

 

・小川さんの実体験に基づいた作品

本書は著者の小川さんのお母様が癌を患った際に言った一言

「死ぬのが怖い」

という言葉に対して、小川さんが「死ぬのが怖くなくなる」ために書いた本だそうです。

お母様に読んでもらうことは叶わなかったそうですが、素敵な作品を書き上げてくださったことに改めて感謝を申し上げたいと思います。

www.poplar.co.jp

 前を向ける、明日誰と何をしようか考えるのが楽しくもなる一冊です。

 

・まとめ

いかがでしたか?

死を扱う作品は重いイメージでとっつきにくいと思います。

しかし、本書では、死を悪と捉えず、人生の中のイベントの1つとして捉えています。

「死」をネガティブなイメージではなく、怖いけども前向きに捉えようとする主人公を通して、今を当たり前に生き、明日を考える幸せを噛み締めながら本を読みました。

おすすめできる一冊なので、ぜひ本屋さんで手にとってみてください。

それでは失礼いたします。

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やや値段が下がったのでVYMに追加投資!!

みなさんこんにちは。

今回はVYMに追加投資をしましたので、追加投資の内容とその後の運用実績について報告をしてみたいと思います。

改めて買い方も解説していきます。

米国高配当株式ETFに興味がある方はぜひ最後まで読んでみてくだいさい。

・結論

  • VYMを1株96.75で100株、約103万円を追加投資

    f:id:Finedays:20210305203637p:plain

  • 平均取得単価は少し上がったものの、調整局面で安く買えた
  • VYMの株式保有数は194株になった
  • 現在の調整局面でも3万円程度の含み益

 

・VYMの追加投資の準備

初めに住信SBI証券でドルの買付を行いました。

SBI証券では日本円で海外ETFの買付もできますが、為替手数料が1ドルあたり25銭かかってしまいます。

一方、住信SBIネット銀行でドルを購入すれば手数料が1ドルあたり4銭ですみます。

1万ドルを買うと、手数料で2,500円か、400円かの違いになるので、私は住信SBIネット銀行でドルを買ってSBI証券に入金しています。

週末の日曜日での買付となってしまったためウィークエンド取引となり、翌営業日の最初に提示される為替価格で購入することになりました。

約定結果は以下の通りとなりました。

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為替相場は全く気にしていませんが、今思えば若干良いレートで買えたかな?という感じです。

SBI証券で外国株式を「成り行き」注文する場合は購入する金額の約1.1倍が拘束され、更に手数料が必要になります。

のそのため、購入する株数と株単価、手数料を足して1.2倍ほどのドルを購入しておくようにしましょう。

買い付け余力は拘束されてしましますが、実際に必要な資金は、株価、株数と手数料だけで、購入後に口座に残るので安心してください。

今回私は日曜日の夜にドルの買付を行ったので、ドルをすぐに準備することができず、翌日朝の約定を待つ必要がありました。

 

SBI証券へドルを入金する

住信SBIネット証券でドルの買付が完了したら、今度はSBI証券に入金をします。

入金で注意したいのは、銀行側から振り込みをするのではなく、証券口座側から銀行口座に入金指示を出すので覚えておきましょう。

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SBI証券にログイン後赤枠で囲った入金ボタンをクリックします。

その後、左のツールバーの外貨入金を選択し、入金する外貨、入金額を入力し、取引パスワードを入力すると住信SBIネット銀行の画面に移動し、銀行側の入金処理を行います。

手続きが完了すれば入金は即時に実施されます。

証券口座側で入金が確認されれば準備完了です。

 

・買付時の注意を改めて確認

先程もお伝えしましたが、「成り行き注文」の際は、実購入資金よりも多くのドルが必要になりますのでご注意下さい。

購入株数、株価をかけると購入金額となりますが、ここに上乗せレートを掛ける必要があります。

上乗せレートは1.1倍を考えておく必要があります。

加えて、購入時手数料と購入時手数料の10%の消費税が必要になります。

例えば、100ドルの株を100株購入することを考えましょう。

100ドル/株 x 100株 x 1.1 + 20ドル(手数料) + 20ドル x  10%(消費税) = 11,022ドル

購入資金が1万ドルの場合でも、必要な買付余力は11,022ドル以上が必要になりますので、購入金額に対して多めにドルを買い付けておくようにしましょう。

上乗せレート分は拘束されるだけで、資金は残りますので安心してください。

指値注文の場合は上乗せレートはかかりません。

 

・VYMの約定結果

結論の項でも示しましたが、VYMを追加で100株を購入し約定結果は以下のとおりです。

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買うときのポイントですが、

買うと決めたら、買う!!

です。

というのは、株価はリアルタイムで動いているので、

「もう少し待ったら、安く買えるのでは・・・」

と状況を伺っていて、結局購入できなかったというのが一番の損失だからです。

気持ちは非常に良くわかりますが、

私にとって機会損失は最大の損失の1つです。

買うと決めたら、その時の細かい値動きは気にせず、機械的な作業で終わらせてしまいましょう。

結果的に安く買えた、高く買ってしまったとなるわけですが、長期で考えれば、買う前後の微妙な値動きなんて関係なくなります。

 

・現在のVYMの損益

現在の私が保有しているVYMの損益は以下の通りとなっています。

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  • VYMへの投資額は198万円程度
  • ドル建ての評価では+69.84ドルの含み益
  • 円建ての評価では+33,313円の含み益

以前にVYMを購入した際は104JPY/USD程度で購入できたと記憶しています。

現在は108JPY/USD程度となっており、比較的円安なので円建ての含み益が大きくなっています。

 

・今後のVYMの運用予定

現在のような株高相場の中でも、ときにやってくる調整局面で適宜追加購入ができるように、ある程度キャッシュを持っておいて、次回の買い時に備えようと思っています。

他にも購入したい高配当ETFはあるのですが、まずはVYMを1,000万円程度購入し、ある程度の配当金を確保したいと思います。

VYMは株価の上昇と、配当金の増配も狙えるので、基本的には保有していると、配当利回りはどんどん上昇していきます。

VYMは本当に優良な資産で、売らなければ配当金を出し続けてくれるものなので、正に、心でも手放さない資産と言えるのではないでしょうか。

また、優良資産が年間0.06%のコストで保有できてしまうので、本当にスゴイです。

株を保有していれば株価が下がり、含み損になる局面、円高になり円建て評価額が低下してしまう局面がありますが気にせず保有を続けていきます。

どのようなときでも、配当金を出してくれる高配当ETFは資産形成の強い味方ですし、高配当ETFはバリュー銘柄中心のETFになるので、S&P500などに連動するグロース系のETF投資信託と相性が良いのですよね。

 

・まとめ

いかがでしたか。

最近の米国株式相場は、長期金利の高騰やFRBパウェル議長の発言で株価が乱高下する不安定な相場で、調整相場はもうしばらく続くかもしれません。

そのようなときでも、短期の相場は気にせず、将来を見据えた長期視点での投資を行うことを私はおすすめしていきます。

皆さまの資産形成の一助となれば幸いです。

それでは失礼いたします。

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「天皇の国史」を読んでみた

みなさんこんにちは。

今回は一冊、本を読み終えたので、感想をつらつらと記事にまとめました。

書籍選びの参考になれば幸甚です。

・結論

日本人の素晴らしさ、日本人としての誇り、そして日本が大好きになる一冊!!

どんな人にもぜひ読んでほしい、自信を持っておすすめできる一冊です!!

 

・本の紹介

今回読んだ本はこちら!!

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天皇の国史 [ 竹田 恒泰 ]
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歴代天皇陛下を基軸に日本の成り立ち、歴史、周辺国の情勢や周辺国との関係を縄文時代位以前から現在の「令和」に至るまでを解説しています。

天皇陛下はどのように成り立ったのか、日本民族はどこからやってきたのか・・・

そして、歴代天皇陛下と日本国民はどのような絆で結ばれ、どのようにこの日本を創り上げてきたのか・・・

日本の基礎となる神話と最新の研究から日本を紐解いていきます。

 

・著者の竹田恒泰先生に感謝

まずはじめに、この素晴らしい本を書き上げてくださった、竹田恒泰先生に心から、感謝を申し上げたいと思います。

膨大な書物や資料を熟読され、ご多忙を極める中、私達日本人のためにこの本を書き上げてくださったことと思います。

私は日本が大好きでしたが、この本を読んで、更に好きになりましたし、日本国民に産まれたことを誇りに思いました。

そして、今後、日本国民としてどのように生きていくべきかをしっかり考えて生きていきたいと思います。

 

・最新の研究と様々な分野の学説を重ねて論述している

最初に「面白い!!」と思ったのは、最新の研究や分析結果からの学説をふんだんに記述していることです。

歴史は新たな史料や証拠となるものが発見されると、これまで当たり前だった学説がひっくり返ってしまうことが大いにあります。

著者の竹田恒泰先生も、最新の研究や分析により、新たな事実が判明した時は、本の内容は最新ではなくなると前置きしつつも、最新の分析結果や学説をふんだんに紹介しています。

加えて、従来学問の考古学などの学説と重ね合わせて、複数の学問の視点から見ても矛盾がないことをとてもわかり易く紹介してくださっています。

複数の学問による証拠を提示することで、非常に分厚い理論を形成していて、読み応えがあります。

 

・軽快に読めるのテンポの良い文章

見た目は非常に分厚く、タイトルも「天皇国史」と身構えてしまう方も多いと思いますが、中身は全くそんなことなくて、びっくりするくらいスラスラ軽快に読める文章にびっくりします。

また、重要なところはしっかり抑え、流すところはサラッと流すことで、流れにメリハリがあり、今の日本となったターニングポイントをしっかりと把握することができます。

その際、歴代天皇陛下は日本国民とどのような関係にあり、どのようなお考えでいらっしゃったのか、その天皇陛下のお考えは後の日本にどのような影響を及ぼすのかを時代の流れに沿って解説してくださっているので、非常に勉強になります。

歴史に詳しくない私でさえも、サクサク軽快に読めるので、事前勉強不要です。

必要なことはこの本の中に記載してくださっていて、かつ、大切なことは深堀りして解説してくださっています。

 

・どの時代も世界中どこでも誠実だった「日本人」

過去の歴史の中で、日本は国内外で多くの戦争をしてきました。

ただし、日本の戦い方は、非常に誠実でそして敵出会っても脱帽し、日本の軍人たちに敬意を表すほどでした。

一方、日本は買った戦争であっても、天皇陛下は敵将の名誉をお手も大切になさったそうです。

日本以外の外国の戦争というのは、国を滅ぼし、支配し、奴隷を獲得していくためのものでした。

歴史上の日本の戦争は「支配」のためではなく、「平和」を守るための戦争であったことがわかります。

それ故、日本は奴隷制度が過去に一度もない国なのです。

そして、世界で初めて人種差別撤廃を訴えたのも日本です。

それも白人が世界を牛耳っている中で、日本だけが、人種差別撤廃を世界の公の場で堂々と訴えたのです。

しかし欧米列強の時代、当然、周りは白人だらけで、有色人種は日本人だけなので反対されその場では実現しませんでした。

それでも、今や世界中で普通に訴えられている人種差別撤廃を先駆けて訴えたのは日本であり、誇りに思うところです。

 

・私達は立派な先人たちのDNAを受け継いでいる

本を読むと理解できると思いますが、私達日本人はみんな家族です。

日本人の中には、「お金持ちの家」、「家柄が良い家」、「良識にある家」たくさんの家があります。

中には反対の恵まれない家もあります。

それでも、私達日本人は、他人の幸せのために自らを犠牲にする心、支え合う心、そして誠実な心を代々受け継いでいます。

DNAとして心に刻み込まれています。

これから、日本人であることを誇りに思って生きていくのと、そうでないのではその人の人生に、日本にプラスにはなりません。

戦後、日本人は国への忠誠、愛国心を持つことを良しとしてきませんでした。

それは、戦後の洗脳教育のせいであり、学校では未だにこれが続いています。

でも、史実は日本人はどの時代も、世界そこへ行っても、誠実であったということです。

日本の正しい歴史を知って、自分の国を誇りに思いましょう。

私達日本人が、今一番気づかなくてはいけないことだと思います。

 

・まとめ

いかがでしたか?

このようなことを書くと右よりの思考と思われるのが目に見えています笑。

しかし、右とか左とかそんな話ではないのです。

異論、反論はいくら合っても良いと思います。

でも、まずは、しっかりと史実は史実で受け止めようと言うことです。

私はこの本を読んで、日本に産まれたことを誇りに思いましたし、先人に負けないくらい誠実に生きていこうと思いました。

日本な好きな人も、嫌いな人もぜひ一度読んでみてください。

それでは失礼します。

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インデックス投資の必要性を解説!!

みなさんこんにちは。

今回はインデックス投資の必要性を解説したいと思います。

なぜリスクを負って投資をする必要があるのか。

この記事を読むことで投資への理解が深まり、リスク資産を保有することで生活が豊かになることを解説したいと思います。

 ・結論

インデックス投資により資産運用をする主な理由は以下の通りです。

  • 資産運用をするには銀行の金利が低すぎる
  • 「労働側」から「投資側」の人間になることで企業の成長の恩恵を受ける
  • インフレに負けない資産を保有する必要がある

 

・私達が置かれている状況

私は、リスク資産を保有することが、どの時代であっても正しいとは思いません。

リスク資産というのは、俗に言う

「元本が保証されていない資産」

のことです。

わかりやすいものでは、株、債権、外貨、不動産などがこれに該当します。

しかし、現在の状況では、私達が将来、豊かな生活を送るためにはリスク資産を保有する必要があると思っています。

当然のことながら可能であればリスクをおうことなく資産を増やせるのであれば、それに越したことはないですよね。

ですが、現在は超低金利時代です。

その中で働いて賃金を得る以外に資産を増やす方法は、リスクを許容して何らかの投資をする他ないと私は考えています。

「投資」というのは少し漠然としていますが、株や債券を買って「お金に働いてもらう」、稼いだお金で「事業を起こす」などです。

その中で、誰でも今すぐに始められる投資が株式投資投資信託だと思います。

 

・超低金利時代の現状

 それでは、現在が「超低金利時代」と呼ばれる所以を見ていきましょう。

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引用元:郵便貯金の長期推移と元加利息の寄与https://www.nochuri.co.jp/genba/pdf/k0104b.pdf

 上記は預金金利の長期チャートです。

40年ほど昔は、普通預金金利でも4%程度の利回りがありました。

銀行預金なので、当然ながら元本保証ですので、ノーリスクで4%程度の利回りで資産運用ができることになります。

今もこのような状態であれば、株式投資はする必要がなく、銀行にお金を預けておくだけである程度の資産運用ができてしまいます。

しかし、現在に近づくにつれて、預金金利は減少を続け、現在では普通預金金利は0.001%となりました。

これが超低金利時代と言われる理由です。

昔は銀行預金をしていればお金が増えていたのに、現在は銀行預金ではお金を増やすことはできなくなりました。

金利0.001%というのは、1億円を預金して、利息が千円しかもらえないという金利です。

 

・資産運用にはリスク資産が必要になった

前項のように、銀行にお金を預けておくのは、「お金を置いている」状態としか言えず、資産運用とは程遠い状態です。

もう少し細かいことを言うと、銀行預金も立派な投資です。

銀行の貸借対照表を確認してみると、銀行にとって私達の預金は「負債の部」に記載されています。

銀行はそのお金で、企業にお金を貸して、利息を利益としています。

つまり、私達は利回り0.001%で銀行にお金を貸しているのです。

これも、「立派な投資」ということができます。

これでは資産を増やすということより、資産を置いておくという意味合いが強くなってしまうと思います。

そこで今、私達が考えなければいけないことが、リスク資産を保有して、

「お金にしっかりと働いてもらう」

ということです。

まずは、リスク資産を保有するというのはネガティブであるという先入観を排除する必要があります。

 

・なぜリスク資産はネガティブなイメージなのでしょうか

株式投資をしているよ」

というと、イメージは

  • ギャンブル
  • お金持ち

と言ったイメージを抱く人が多いと思います。

「預金をコツコツやっている」

というのが、日本人が抱く「堅実」なイメージではないでしょうか。

ですが先程お伝えしたように、私達一般市民にとって、銀行預金とは、もはやお金を置いておくだけの場所になりました。

昔と今で、言っていることは同じでも、そこには金利の違いという明確なギャップが存在します。

一方、「リスク資産」というのを私達が間違えて理解をしているというのも事実だと思います。

「リスク資産」=「元本割れの危険がある資産」

と反射的に思い込んでいると思います。

しかし、投資における「リスク」というのは意味合いが違って、

「値が変動する」

という意味です。

その中では、元本割れをするというのも間違いではありませんが、運用の仕方では元本割れの可能性を限りなく少なくできるのも事実です。

リスク資産のネガティブなイメージを取り払うためには、リスク資産を正しく理解する必要があります。

すぐに使うお金を投資に回すのは、それこそ元本割れする可能性があり適切ではありませんが、資産運用のための余剰資金を運用するのであれば、値動きがあるリスク資産とすることで、お金に働いてもらい、資産を増やすことができます。

 

インデックス投資の正しい理解

それでは「リスク資産」の代表的で最も再現性の高いと言われている、インデックス投資を正しく理解していきたいと思います。

インデックス投資とは主に投資信託である指数の値動きに連動した資産に投資をすることです。

インデックスとは様々なものがあり、身近なものでは

米国では

  • S&P500
  • ダウ平均

が挙げられます。

これらインデックスの値動きに連動する投資信託に投資をすることを「インデックス投資」といいます。

代表的なインデックスを挙げましたが、実際は非常に多くのインデックスがあります。

上記のインデックスの値動きを見てみましょう。

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上記の4つのインデックスを同じチャートに並べてみました。

  • 青線が米国の代表的なインデックスであるS&P500指数
  • 緑線も米国の代表的なインデックスであるダウ平均
  • 赤線は日本の代表的なインデックスである日経平均225
  • 橙線も日本の代表的なインデックスであるTOPIX

2004年からのチャートになります。

これら指数の値動きに連動した成果を上げる投資信託に投資をするのがインデックス投資です。

上記のチャートで最も上昇率の低いTOPIXでも2004年から現在までで65%ほど上昇しました。

約17年間で65%の上昇というのは、年率に直すと約2.98%で運用できたことになります。

現在の銀行金利の2980倍で運用することができたということになります。

一方、チャートを見てわかる通り、部分的に値が低下している時期もあるのは事実です。

このようなときに一時的に元本を割れてしまう可能性はありますが、17年という長期で見れば資産は上昇と下落を繰り返しながら、平均すると年間2.98%づつ増えていったという結論になります。

これがお金に働いてもらうということです。

インデックスというのは簡単に言ってしまえば、市場平均ですが、世界中の優秀なシンクタンクや金融企業が考えに考え出された平均です。

そのため、平均と言いながら、非常に優秀です。

一度投資をして、優秀な指数に連動させて運用できるインデックス投資は、長期で資産形成をする上で私達にとって非常に力強い味方になってくれます。

 

・まとめ

いかがでしたか?

大切なのは、その時代に沿った資産運用をするということです。

現在は長期目線で資産を形成する上ではインデックスファンドは必要な資産で、効率的に資産運用ができる力強いツールになります。

ぜひ、ご自身の資産運用を一度しっかり考えてみて、投資での資産形成を考えてみましょう。

皆様の資産形成の一助になれば幸甚です。

それでは失礼します。

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本格的な下落局面になるのでしょうか?

みなさんこんにちは。

最近の米国株式市場はやや下落相場となる雰囲気ですね。

米国株に投資をされている方の中には不安な日々をおくられている方も多いのではないかと思います。

このようなときに資産を売却してしまい、資産形成から脱落しないための、気の持ちようや、対策をいくつかお伝えしたいと思います。

・結論

下落相場では以下のポイントを再確認しよう。

  1. 資産形成の目的
  2. 投資期間は長期投資なのか、短期投資なのか
  3. 保有する資産は自分の設定している投資期間に合っているものか
  4. 下落相場でも前向きになれる資産の保有

 

・下落相場で資産形成の目的を確認する意義

下落相場になって、資産を手放してしまうのは、ズバリ、資産がどんどん減っていく状況に耐えられなくなってしまうからです。

ここ数日の米国相場は下落相場となっていて、グロース銘柄を中心に売りが目立つ局面になってきました。

ここ数日の相場を見ていきましょう。

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  • 青線がS&P500指数に連動するVOO
  • 赤線がS&P500指数のうちグロース銘柄に連動するSPYG
  • 紫線がS&P500指数のうちバリュー銘柄に連動するSPYV

2月中旬頃までは一様に上昇相場でしたが、その後はグロース株を中心に下落相場へ、バリュー銘柄はしばらく耐えていましたが、その後同じように下落傾向へ転じてしまいました。

要因としては、米長期国債の利回り上昇が主要因と言われていますが、今後がどの様になるかに言及しているメディアは少ないです、というか予想できないのでしょうね。

要は、直近の出来事を分析したところで、将来の相場はわからないし、どうすることもできないということです。

明日の株価ですら、当てられる人はいないのですから。

そこで私達が考えなければいけないことは、

「どのようにしたら、下落局面でもこれまで作り上げた資産を売却しないように保有し続けられるか」

ではないでしょうか。

そこで、資産形成の根本である「投資をする目的」を再確認しましょう。

長期投資であれば、特に

「投資している資産は何年以上先の、何のために投資をしているのか」

を確認しましょう。

しっかりと再確認できれば、短期的な下落相場の中で、売却するという選択肢にはならないはずです。

投資をしているとありがちなのですが、日々の資産価格の上下に目を奪われて、下落していると、何とかしたいという気持ちになり、結論、売却という最悪の選択肢を選択してしまいます。

そのような局面では、改めて投資の目的を再確認して、短期的な下落相場で売却することが自分にとって「正解」なのかを認識するようにしましょう。

 

・特に大切な投資期間の再確認

前項で示したとおり、投資の目的を再確認する上で、明確にしておきたいのは、投資期間です。

自分が決めた、投資をする目的での投資期間は、特に明確に再確認するようにしましょう。

なぜならば、投資期間の設定によって投資先が全く異なるからです。

例えば、私のように20年以上の長期投資を考えているのに、グロース銘柄の個別株に集中投資をしていてはリスクが高すぎますし、逆に数年の短期投資で大きな利益を上げたいと考えているのに、全世界株式インデックスファンドなどの投資信託を考えていては目標に合ったリターンは得ることができません。

投資期間を明確にするということは、何に投資するかを明確にすることと同じことです。

「長期の資産形成で初めた投資信託で、短期的な下落局面で売却するなんてありえないでしょ~」

と思う方が多いと思いますが、これで脱落してしまう人って本当に多いのです。

特に私のように投資信託や、長期で資産形成ができるETF保有している方は、売却を検討する前に、冷静になって、自分の投資期間の再確認をしてみてください。

そして、保有している資産が、自分の設定している投資期間に適している資産であるかを再確認しましょう。

それでも気になって仕方ない、夜も眠れない、という方は資産のリスクと、ご自身のリスク許容度が合っていませんので、投資先をより低リスクの資産へ少しづつ変えていきましょう。

「安心して保有し続けられる資産を持つ」

というのは、資産形成の鉄則です。

 

・最近の下落相場は極めて普通のこと

とは言うものの、様々な資産がある中で、長期では株式のパフォーマンスが最も優れてたというのは紛れもない事実です。

短期的な下落相場の局面に負けずに保有し続けることができれば、将来、大きなリターンを得ることができる可能性は高いです。

加えて、最近の下落相場というのは特別なものかを考えてみましょう。

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私が最も投資をしているeMAXIS Slim全米株式(S&P500)の直近の相場です。

本日までで、最高値から約2.5%下落しました。

eMAXIS Slim全米株式のリスクを示す標準偏差は1年の期間では24.27%です。

これは、1年のトータルリターンの12.11%±24.27%内に収まる可能性が約68%ということを示しています。

そのため、暴落でもなんでもなくて、日常的なことです。

もっともっと下がる可能性だって十分考えられるのです。

そのことをしっかり理解していれば、この下落は極めて普通のことで、全く特別ではないということです。

実は、次女のジュニアNISAではこの最高値の日に80万円を投じたため、見事なフライングチャッチとなっています。笑

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約2万円の含み損ですが、全然よくあることなので全く気にしていません。

 

・下落相場で心の支えになる資産を考える

上記では、現状の下落相場は極普通のことであることをお伝えしました。

それでも、やっぱり下落相場は我慢の時には代わりありません。

そこで、下落相場で、少しでも心の支えになる資産を保有するというのも大切なことだと思います。

具体的に私がおすすめするのは米国高配当ETFをおすすめします。

株価自体の成長と、増配傾向で長期の資産形成にはもちろんのこと、短期的な下落相場でも年に4回の配当金があるので、心の支えになります。

以前にもお伝えしたように、配当金というのは株価に比べて安定している面があります。

株価は下落していますが、ある程度の配当金がもらえることで、資産を保有する喜びを感じることができます。

私の中ではそれがVYMになります。

バリュー銘柄中心なので、S&P500指数連動型の投資信託との分散にも効率的ですし、配当金も年間3%程度は貰えそうなので、非常に心強いです。

実際、投資信託は配当金が殆ど出ないので、たしかに我慢するしかないのですよね。

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VYMも株価は下落してしまいましたが、米国企業の決算を少しでも確認してみると、決して業績が悪いということではないようです。

むしろ、各社が発表している業績は予想を上回るものが多く、現在の株価の下落は決算の影響を受けたものではなく、やはり国債の利回り上昇を受けたものと考えています。

そのため、配当金には期待してしまいます。

仮にVYMが一株94USDくらいになれば追加での購入を考えています。

長期で保有する計画なので、一時的な株価の下落は絶好の買い時と考えています。

 

・まとめ

1月もそうでしたが、月末に下落局面となることが多く感じますね。

下落局面で不安になった際は、

  • 投資の目的、特に投資期間の再確認
  • 下落に強い高配当ETF保有する

といったことを考えることで、一時的な下落相場は大したことないし、最近の下落に関して言えば、極普通のことであることをお伝えしました。

私がお伝えしたいのは、短期的にどうする、こうするといったことではなく、このような局面でも、安心して優良資産を保有し続けることができるような考え方をお伝えしていきたいと思います。

それは、自分にとっても、みなさまにとっても最良の選択肢と私が感じているからです。

今後も気づいたこと、考え方を発信したいと考えています。

それでは失礼します。

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