「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

インデックス投資の必要性を解説!!

みなさんこんにちは。

今回はインデックス投資の必要性を解説したいと思います。

なぜリスクを負って投資をする必要があるのか。

この記事を読むことで投資への理解が深まり、リスク資産を保有することで生活が豊かになることを解説したいと思います。

 ・結論

インデックス投資により資産運用をする主な理由は以下の通りです。

  • 資産運用をするには銀行の金利が低すぎる
  • 「労働側」から「投資側」の人間になることで企業の成長の恩恵を受ける
  • インフレに負けない資産を保有する必要がある

 

・私達が置かれている状況

私は、リスク資産を保有することが、どの時代であっても正しいとは思いません。

リスク資産というのは、俗に言う

「元本が保証されていない資産」

のことです。

わかりやすいものでは、株、債権、外貨、不動産などがこれに該当します。

しかし、現在の状況では、私達が将来、豊かな生活を送るためにはリスク資産を保有する必要があると思っています。

当然のことながら可能であればリスクをおうことなく資産を増やせるのであれば、それに越したことはないですよね。

ですが、現在は超低金利時代です。

その中で働いて賃金を得る以外に資産を増やす方法は、リスクを許容して何らかの投資をする他ないと私は考えています。

「投資」というのは少し漠然としていますが、株や債券を買って「お金に働いてもらう」、稼いだお金で「事業を起こす」などです。

その中で、誰でも今すぐに始められる投資が株式投資投資信託だと思います。

 

・超低金利時代の現状

 それでは、現在が「超低金利時代」と呼ばれる所以を見ていきましょう。

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引用元:郵便貯金の長期推移と元加利息の寄与https://www.nochuri.co.jp/genba/pdf/k0104b.pdf

 上記は預金金利の長期チャートです。

40年ほど昔は、普通預金金利でも4%程度の利回りがありました。

銀行預金なので、当然ながら元本保証ですので、ノーリスクで4%程度の利回りで資産運用ができることになります。

今もこのような状態であれば、株式投資はする必要がなく、銀行にお金を預けておくだけである程度の資産運用ができてしまいます。

しかし、現在に近づくにつれて、預金金利は減少を続け、現在では普通預金金利は0.001%となりました。

これが超低金利時代と言われる理由です。

昔は銀行預金をしていればお金が増えていたのに、現在は銀行預金ではお金を増やすことはできなくなりました。

金利0.001%というのは、1億円を預金して、利息が千円しかもらえないという金利です。

 

・資産運用にはリスク資産が必要になった

前項のように、銀行にお金を預けておくのは、「お金を置いている」状態としか言えず、資産運用とは程遠い状態です。

もう少し細かいことを言うと、銀行預金も立派な投資です。

銀行の貸借対照表を確認してみると、銀行にとって私達の預金は「負債の部」に記載されています。

銀行はそのお金で、企業にお金を貸して、利息を利益としています。

つまり、私達は利回り0.001%で銀行にお金を貸しているのです。

これも、「立派な投資」ということができます。

これでは資産を増やすということより、資産を置いておくという意味合いが強くなってしまうと思います。

そこで今、私達が考えなければいけないことが、リスク資産を保有して、

「お金にしっかりと働いてもらう」

ということです。

まずは、リスク資産を保有するというのはネガティブであるという先入観を排除する必要があります。

 

・なぜリスク資産はネガティブなイメージなのでしょうか

株式投資をしているよ」

というと、イメージは

  • ギャンブル
  • お金持ち

と言ったイメージを抱く人が多いと思います。

「預金をコツコツやっている」

というのが、日本人が抱く「堅実」なイメージではないでしょうか。

ですが先程お伝えしたように、私達一般市民にとって、銀行預金とは、もはやお金を置いておくだけの場所になりました。

昔と今で、言っていることは同じでも、そこには金利の違いという明確なギャップが存在します。

一方、「リスク資産」というのを私達が間違えて理解をしているというのも事実だと思います。

「リスク資産」=「元本割れの危険がある資産」

と反射的に思い込んでいると思います。

しかし、投資における「リスク」というのは意味合いが違って、

「値が変動する」

という意味です。

その中では、元本割れをするというのも間違いではありませんが、運用の仕方では元本割れの可能性を限りなく少なくできるのも事実です。

リスク資産のネガティブなイメージを取り払うためには、リスク資産を正しく理解する必要があります。

すぐに使うお金を投資に回すのは、それこそ元本割れする可能性があり適切ではありませんが、資産運用のための余剰資金を運用するのであれば、値動きがあるリスク資産とすることで、お金に働いてもらい、資産を増やすことができます。

 

インデックス投資の正しい理解

それでは「リスク資産」の代表的で最も再現性の高いと言われている、インデックス投資を正しく理解していきたいと思います。

インデックス投資とは主に投資信託である指数の値動きに連動した資産に投資をすることです。

インデックスとは様々なものがあり、身近なものでは

米国では

  • S&P500
  • ダウ平均

が挙げられます。

これらインデックスの値動きに連動する投資信託に投資をすることを「インデックス投資」といいます。

代表的なインデックスを挙げましたが、実際は非常に多くのインデックスがあります。

上記のインデックスの値動きを見てみましょう。

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上記の4つのインデックスを同じチャートに並べてみました。

  • 青線が米国の代表的なインデックスであるS&P500指数
  • 緑線も米国の代表的なインデックスであるダウ平均
  • 赤線は日本の代表的なインデックスである日経平均225
  • 橙線も日本の代表的なインデックスであるTOPIX

2004年からのチャートになります。

これら指数の値動きに連動した成果を上げる投資信託に投資をするのがインデックス投資です。

上記のチャートで最も上昇率の低いTOPIXでも2004年から現在までで65%ほど上昇しました。

約17年間で65%の上昇というのは、年率に直すと約2.98%で運用できたことになります。

現在の銀行金利の2980倍で運用することができたということになります。

一方、チャートを見てわかる通り、部分的に値が低下している時期もあるのは事実です。

このようなときに一時的に元本を割れてしまう可能性はありますが、17年という長期で見れば資産は上昇と下落を繰り返しながら、平均すると年間2.98%づつ増えていったという結論になります。

これがお金に働いてもらうということです。

インデックスというのは簡単に言ってしまえば、市場平均ですが、世界中の優秀なシンクタンクや金融企業が考えに考え出された平均です。

そのため、平均と言いながら、非常に優秀です。

一度投資をして、優秀な指数に連動させて運用できるインデックス投資は、長期で資産形成をする上で私達にとって非常に力強い味方になってくれます。

 

・まとめ

いかがでしたか?

大切なのは、その時代に沿った資産運用をするということです。

現在は長期目線で資産を形成する上ではインデックスファンドは必要な資産で、効率的に資産運用ができる力強いツールになります。

ぜひ、ご自身の資産運用を一度しっかり考えてみて、投資での資産形成を考えてみましょう。

皆様の資産形成の一助になれば幸甚です。

それでは失礼します。

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