「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

AT&T株を購入しました!!

みなさんこんにちは。

前回の記事でAT&T株の購入を検討しているという記事を書きました。

無事にAT&T株の購入が完了しましたので紹介したいと思います。

併せてAT&Tの四半期決算発表がありましたので、概要をお伝えしようと思います。

AT&Tは高配当で人気の銘柄で、投資を考えている方も多いと思います。

投資判断の一助になれば幸いです。

・結論

  • 株価30.02ドルで41株を一括購入(日本円で約13万円の投)
  • 購入時の配当利回りは7%超えでした
  • 4/24に四半期決算があり、予想を上回る好業績を受けて株価は一時6%近く上昇、最終的に1週間で+4.8%となりました。

 

AT&T株の購入

投資資金は以前の記事にも書いたように、VYMを成り行き注文する際に、余計に拘束されて、投資できていなかったドルで投資を行いました。

投資額は1,236ドルで日本円にすると約13万円程度の投資となりました。

証券口座にドルを眠らせておくくらいなら、投資しておいたほうが効率的と思い、投資をすることにしました。

個別株は購入するのが初めてなのですが、特別なことはなく、VYMと全く同じ手順で購入することができるので、スムーズに購入することができました。

 

・個別株を保有しての感想

1週間保有してみましたが、やはり一番に感じるのは値振れが大きいということです。

VYMでは1日の中で1%動くと、結構動きがあったと感じるのですが、個別株となると1日の中で数%動くことは極々普通です。

私が購入した数日後に四半期決算があったのですが、決算の影響を受けて株価は瞬間的に約6%近く上昇しました。

今回の決算はたまたま市場予想を上回る内容で、株価の上昇に寄与しましたが、裏を返せば、6%程の株価の下落も当たり前のように起こるということです。

リスクとリターンは表裏一体だからです。

これらを感じて改めて考えたことは、個別株を買う際は、1銘柄当たりの投資上限額など、自分のルールをしっかりと決めておくことが大切だと思いました。

 

・1週間のAT&T株価の推移

それでは先週のAT&T株価の推移を見ていきましょう。

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週半ばの四半期決算の影響を受けて、株価は一時的に6%近く上昇、その後若干下げて1週間では+4.8%の上昇となりました。

決算が予想を上回る好業績であったことから、好感されたようです。

決算直前であったことも知らずに、株を購入し、たまたま良かったわけですが、そもそも、長期での保有を前提に購入しているので、決算時期、株価等々あまり気にせず購入しています。

AT&T株価の長期トレンドは以下の通りです。

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1990年代~2000年くらいに株価のピークを付けて、それ以降、株価は低位安定といった感じでしょうか。

当然ながら、短期的には値動きはあるものの、長期で見ればほぼ横ばいか、ややプラス程度です。

現在は、単なる通信事業者としての地位から脱却するため、メディア事業に力を入れているわけですが、今後のメディア事業の発展がどのように株価に寄与していくのか楽しみなところです。

ただ、比較的AT&T株は安心して保有ができるのではないかと思っています。

理由として

  • 通信事業は、現代ではなくてはならないインフラの1つである
  • 新規事業者の参入障壁が高いため、過度な競争になりにくい
  • 本業の通信事業が安定的な利益をもたらしていること

が挙げられると思います。

大きな成長は見込めないながらも、メディア事業への展開を進めており、安定した収益と成長戦略が描かれているという点は好感が持てます。

 

・2021年第1・四半期決算の概要

銘柄分析はやっていませんので、あまり詳しいことは書けませんが、概要のみ参考までにご紹介したいと思います。

  • 売上高は439億ドル(予想427億ドル、対予想+3%)
  • 新規携帯契約者数は59.5万人純増(予想の2倍超)
  • 動画配信サービスを手掛ける、傘下のワーナーメディアの売り上げも9.8%増加し85億ドルとなった
  • コロナの制限措置緩和により携帯契約者数が増加したことに加え、注力しているメディア事業が好調であったことが好決算の要因

AT&T株を保有している方、これから投資をしようと考えている方が気になっているのがメディア事業の今後の行方ではないでしょうか。

このメディア事業には、NetflixやDisneyなどと激しい競争が予想されます。

AT&Tはこのメディア事業に、買収したタイム・ワーナーを利点として参入しました。

タイム・ワーナーといえば、映画で誰もが目にしたことがあるマークでお馴染みだと思います。

手がけているメディア事業として

  • 有線ケーブル放送の「HBO」
  • 動画配信サービスの「HBO MAX」

があるのですが、正直、ケーブルテレビに将来はないと思います。

業績も苦戦しているとのことです。

可能性があるとすれば動画配信サービスの「HBO MAX」と考えており、今回の決算でもこの動画配信サービスが好調であったとのことです。

劇場公開映画を同時にストリーミングサービスで提供する方針を固めたことで映画会社を傘下に持つ強みを活かして、契約者数を伸ばしています。

 

AT&Tは投資すべきか

私個人的には大いに投資する価値はあると思います。

やはり、配当利回り7%というのは非常に魅力的ですし、配当金は株価の推移に比べて安定している傾向があるというのも魅力です。

なぜ、配当金が株価に比べて安定しているかというと、米国企業の経営陣は、会社は株主のものであるということを第一に考えています。

株主への還元の主たるものとして配当金があるわけで、自分が経営に携わっているときに減配、停配をしてしまうと、無能な経営者と市場からは思われてしまします。

経営者のそうしたプライドが配当金を安定させているのです。

日本の経営者とは大きな違いです。

高い配当に比べ、今後の成長戦略であるメディア事業も、今回の決算で波には乗ってきているような感じを受けるので、楽しみです。

 

・まとめ

いかがでしたか?

今回はAT&T株への投資を報告しました。

これが初個別株購入だったのですが、値動きの大きさはETF投資信託とは違い、スモールスタートにして良かったと本当に思っています。

また、たまたま決算の内容が良く、すぐに含み益となりましたが、慢心することなく、自分の決めたルールをしっかり守って投資による資産形成をしていきたいと思います。

小さく初めることで、損失も小さくしながら、環境に慣れることができます。

個別株の値動きに慣れてきたら、リスク許容度を少しずつ上げていくのが大切だと思います。

投資で資産形成を考えている方には、以下の無料オンラインセミナーの受講をおススメします。

いつでも好きな時に好きなところから受講できるので、隙間時間に投資の知識をインプットするのにもってこいです。

それでは失礼します。

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