「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

eMAXIS Slim 全米株式S&P500 積立開始!!

みなさんこんにちは。

今回は私のつみたてNISA口座でのつみたて銘柄変更についてまとめました。

なぜ私が「SBI全世界株式インデックスファンド」から「eMAXIS Slim全米株式S&P500」に銘柄変更をしたのか、データをふまえて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

・結論

つみたて銘柄変更の理由は以下

  1. 低コストは必須条件!!
  2. S&P500指数の圧倒的なパフォーマンス
  3. アメリカの成長はまだまだ止まらない!!

1つづつわかりやすく解説していきます。

 

・なぜ「SBI全世界株式インデックスファンド」に投資をしていたのか

まず初めに、なぜ私が「SBI全世界株式インデックスファンド」に投資をしていたのかを説明します。

  1. 圧倒的に銘柄分散ができるファンドであった
    昨年10月に投資を始めた初心者の私は徹底的に「リスクの分散」を考えました。
    主には、投資先国、構成株の投資対象とする大きさ、時間の分散でした。
    これらのうち、投資先国、構成株の投資対象とする大きさで最も分散性が優れていたのがSBI全世界株式インデックスファンドでした。
    SBI全世界株式インデックスファンドがベンチマークとする「FTSE・グローバル・オールキャップ・インデックス」は、全世界の大中小型株の約8,000銘柄の時価総額加重平均で構成されるインデックスで、分散性の最も高いインデックスの一つです。
    時間の分散は積立投資ということで毎日積立を選択することで実施できていました。

  2. 低コストなファンドであった
    上記のように非常に分散性が高い銘柄でありながら、信託報酬は0.11%程度、実質コストでも0.155%程度と最低コストファンドの一つでした。

経済ニュースや投資の知識が全くない私が、最初に「リスクの分散」を最重要項目に設定し、「SBI全世界株式インデックスファンド」を選んだのは、今考えても最良の選択肢の一つであったと考えています。

SBI全世界株式インデックスファンドのパフォーマンスも、投資を始めた10月からではありますが、本日までで含み益4.34%と良く、このファンド自体に不満は全くなく、良いファンドだと思っています。

 

・銘柄変更の理由①「同じく低コストなファンド」

特に不満のないファンドでしたが、投資先を「eMAXIS Slim全米株式S&P500」に変更しました。

同じく低コストなファンドであることを必須条件にしていました。

eMAXIS Slim全米株式S&P500」は昨年の実質コストは、同じ指数連動ファンドである「SBI・バンガード・S&P500」に負けてしまいました。

eMAXIS Slim全米株式S&P500」が実質コスト0.15%であったのに対して、「SBI・バンガード・S&P500」の実質コストは0.11%と圧倒的なものでした。

しかし、「eMAXIS Slim全米株式S&P500」純資産総額が2,280億円程度で、「SBI・バンガード・S&P500」の倍程度の規模があり、かつ、eMAXIS Slimシリーズのファンド方針が

「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けるファンド」

ということで、今後さらなる低コストを目指してくれるという期待を込めてこちらのファンドにしました。

一般的に純資産総額が大きければ、効率的に資金が運用できるため、低コストにつながりやすい傾向があります。

 

・銘柄変更の理由②「S&P500の圧倒的なパフォーマンス」

「SBI全世界株式インデックスファンド」のパフォーマンスも決して悪いものではなく、直近一年で+8.99%、ベンチマークでの5年トータルリターン(年率換算、USDベース)で11.2%、標準偏差15.4%と非常に優れていたものでした。

しかしS&P500の5年トータルリターン(年率換算、USDベース)は15.22%と優れていて、値振れの大きさを表す標準偏差も15.3%とわずかながら低い値でした。

これらは過去の実績値なので将来を保証するものではありませんが、重要な根拠だと思います。

さらに長期の視点で考えるとその差は非常に大きいものになると考えました。

10年のトータルリターンをチャートで比較してみました。

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青線がS&P500指数の推移

紫線が「SBI全世界株式インデックスファンド」と同じインデックスをベンチマークにしている「バンガード・トータル・ワールド・ストック・インデックス・ファンド」という庁有名アメリETFの推移です。

厳密には若干異なるのですが、同じインデックスなのでほぼ同じ動きをします。

すでに長期の実績があり、データがあるのでこちらで比較しています。

10年間ではトータルリターンに大きな差がついているのが明らかです。

これが19年間になるので差はさらに大きくなっていきます。

 

・銘柄変更の理由③「アメリカの成長はまだまだ止まらない!!」

アメリカにはGAFAMやTeslaをはじめとする成長著しい企業がたくさんあり、どんどん私たちの生活に浸透してきています。

まだ、創業して間もない企業も、独創的な発想で新たな価値を創造してくれる可能性に満ち溢れています。

そして、これらアメリカの企業は株主への還元を第一に企業活動を行っています。

そして、アメリカの注目すべき点として、人口増加が続いているという点です。

人口増加が続いていれば市場は拡大し、消費はますます増えていくと思われます。

可能性を秘めた企業、株主第一主義の姿勢、人口増加とアメリカの成長はまだまだ続くと私は考えています。

実際、バロンズ・ダイジェストという経済紙に来年のS&P500の成長予測が10~11%程度との予測がされていました。

あくまで、有力アナリストの分析上の「予測」なので実際は不明ですが、全体的にS&P500のさらなる成長には前向きな意見がほとんどです。

 

・銘柄変更の理由④「その他もろもろ」

その他の理由として、私自身が

「リスクの感覚を少しづつ掴めた」

というのが大きいかもしれません。

投資を始めた際も少し情報収集をすればS&P500が非常に優れているインデックスというのは、すぐに手に入る情報でした。

しかし、やはりリスクの分散を優先させたのは、投資における様々な「程度」がわからなかったために、まずは自分が安心できる状態で体験してみて、感覚を掴みたかったからです。

その後、少しづつ勉強したり、基準価額の推移をその日のニュースと照らし合わせてみていくうちに、

「日常でこれくらいの値動き」

「少し大きいニュースがあったときでこれくらいの値動き」

というのが感覚的にわかるようになってきました。

なんとなくでも、「程度」が掴めたことでS&P500にも投資してみようと思うようになりました。

 

・40万円を投じた「SBI全世界株式インデックスファンド」の今後

SBI全世界株式インデックスファンドへの積み立ては中断しましたが、このファンドに投じた40万円は残り19年の非課税期間で引き続き運用していきます。

希望としては・・・最終的に年利7%程度で運用できればと考えていますが、この7%は設定来のトータルリターン(年利換算)と同じような値なので、無理な期待ではないと考えています。

仮にあと19年を毎年7%で運用できたとすると150万円くらいです。

40万円が150万円に増えるわけですから、19年後が楽しみです!!

今後もこちらの運用実績もレポートしていきたいと思います。

 

・まとめ

今回の記事は、図が少なく、退屈な内容になってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

何事も始めてみて、徐々にチャレンジできる幅を広げていくことが大切だと感じました。

今年は、子供たちのジュニアNISAや配当金狙いのアメリカ高配当ETFにもチャレンジして将来の資金と直近の生活を充実させる投資を実践したいと思っています。

まずは

「配当金で奥さんと少し豪華なランチ」

を目標にしていきたいと思います。

成功談、失敗談問わず、随時記事にまとめていきますのでみなさんの資産運用の参考になれば幸いです。

本年もよろしくお願いいたします。