つみたてNISA口座の金融機関変更手続き失敗!!
みなさんこんにちは。
今回は「やってしまったシリーズ」第1弾!!
つみたてNISA口座の金融機関変更手続きの失敗を記事にまとめました。
時すでに遅しかもしれませんが、皆様の参考になれば幸甚です。
・結論
NISA口座の金融機関変更手続きは早めの手続きを!!
毎日積立を設定している場合は年明け前から来年のNISA枠への積み立てが始まるので要注意!!
・つみたてNISA口座移管までの流れ
以下では「NISA口座」と「つみたてNISA口座」をまとめてNISA口座と記載します。
NISA口座は1年に1回金融機関の変更ができます。
また、NISA口座への積み立ては1つの金融機関でしかできないので、金融機関を変更する場合は手続きが必要になります。
金融機関の変更の手続きの流れは以下の通りです。
- 現在積み立てをしてるNISA口座のある金融機関に
「勘定廃止通知書」
の発行を依頼する。 - 新たにNISA口座を開設したい金融機関でNISA口座開設の手続きを行う。
- 勘定廃止通知書とNISA口座開設書類を返送する。
- 新たな証券会社での開設審査後に利用可能となる。
ここで注意しなければならない点は、
その年のNISA枠を1円でも使っていたら、その年はNISA口座の金融機関の変更はできない
ということです。
私はここで失敗をしました。
・私の失敗例
私の場合SBI証券でつみたてNISA口座を開設していましたが、2021年からは楽天証券でつみたてNISA口座を運用しようと考えていました。
理由は毎月の積立を楽天カードで行うと、月あたり最大50,000円まで、つみたてた額の1.0%の楽天ポイントがもらえるからです。
そのため、楽天口座の開設を進めていました。
先日、勘定廃止通知書を発行してもらおうとSBI証券に電話をしたところ、来年のつみたてNISA口座のつみたてがすでに始まっているとのことで、つみたてNISA口座の金融機関変更ができないとのことでした。
毎日積立を設定していると、年をまたぐ前に、来年のつみたてNISA枠への積立を開始してしまう
のです。
実際に確認してみると・・・
こんな感じでした。
実際は12月25日くらいから来年のつみたてNISA枠での積み立てが始まっていました。
NISA枠が1円でも使ってあれば金融機関の変更ができないことは知っていたのですが、来年のつみたてNISA枠への積み立てが年明け前からスタートすることは知りませんでした・・・。
大変勉強になりました。
しかし、SBI証券自体には全く不満はなく、楽天ポイントがたまるという理由だけだったので、楽天証券、楽天銀行、楽天カードの開設は進めて、保有しているだけでも様々なチャンスがあるので有効に活用していきたいと思います。
・金融機関変更に関しての補足
SBI証券では毎年10月から「予約」という形で金融機関変更の手続きを進めてもらえます。
そのため、金融機関変更の予定がある方は、余裕をもって準備を進めることを強くオススメいたします。
・まとめ
いかがでしたか?
今回は、つみたてNISA口座の金融機関変更の失敗事例を記事にまとめてみました。
つみたてNISA制度を利用していない方は何のことか、とさっぱりわからないかもしれませんが、NISA制度は投資をするうえで大きい節税効果があるので、新しい年を機にNISA制度を利用しての投資にぜひチャレンジしてみてください。
NISA制度の内容は以下の記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。
それでは、失礼いたします。