「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

投資信託のリスクを比較してみよう!!

みなさんこんにちは。

前回の記事

 

finedays.hatenadiary.jp

では、リスクの正しい考え方を記事にしました。

今回は、投資信託商品によってリスクにどのような大小があるのかを検証してみたいと思います。

この記事を読んで、リスクの大きさと値振れの大きさの関係がつかめるようになると思います。

 

 

・結論

商品ごとのリスクを比較することで、 自分に合ったリスク商品を選択しよう!!

リスクの取り方は、資産運用の目的がとても大切です!!

 

・リスクの大小と値振れの関係

極端な例ですがe MAXIS Slimシリーズでリスクの大きく異なる商品を比較してみましょう。

  • 日本債券インデックス(比較的リスク低い:青線)
  • 新興国株式インデックス(比較的リスク高い:紫線)

の値動きを同じチャートに乗せて比較してみましょう。

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左端の始点をそれぞれ0%に合わせてあります。

ここでは、値動きの傾向は考えず、値振れの大きさに注目しましょう。

明らかに値振れの大きさが異なっていると思います。

これがリスクの大きい商品と小さい商品の違いです。

この期間のそれぞれの値動きの幅は3年の期間内でざっくりと

  • 日本債券インデックスで+5%~-0.6%
  • 新興国株式インデックスで+15%~-27%

程度です。

これが実際に公表されているデータではどの程度になっているかを見てみましょう。

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eMAXISSlim 国内債券インデックスファンド

 

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eMAXISSlim 新興国株式インデックスファンド

チャートと表では始点となる時期が若干ズレてしまっていますが、リスクの大きさと基準価額の値振れの大きさの関係を感じることができると思います。

 

・リスクを考える際に気にすべきこと

将来、何が起こって、投資信託商品の基準価額がどのような動きをするかは誰にもわかりません。(もしわかる人がいたら、それは詐欺なので注意しましょう笑)

ただし、過去のデータからある程度推測することは可能です。

そして、このデータは長期間あればあるほどブレが小さくなっていきます。

そのため、投資信託のデータが少なければ、その投資信託ベンチマークとしているインデックスのデータも参考にするとよいと思います。

少なくとも3年以上のデータで

  • トータルリターン(年率換算)をみて、どの程度基準価額が上昇している商品かを把握する
  • そのトータルリターンからのブレはどの範囲が考えられるのか標準偏差を見て確認する

ことが大切です。

そして、下振れを標準偏差で考えたときに、その値になったときに自分が「許容できるか」というのを考えましょう。

リスクの許容度は本当に人それぞれです。

  • 基準価額が上昇していれば値動きは全く気にならない人
  • 日々の値動きが気になって、大きな値振れを嫌う人
  • 逆に値が下がったときはセールととらえてウキウキしちゃう人

本当に様々です。

 

・リスクの取り方

リスクの許容度は人それぞれですが、1つ言えることがあります。

「大きなリスクを許容できないと、資産は大きく増えない」

ということです。

ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンといいますが、ローリスク・ハイリターンは絶対にあり得ないということです。

だからと言って、ハイリスクを取ることが、正しいということにはなりません。

リスクの取り方は、個人の許容度が大きく影響しますし、大切なのは資産運用をする目的が大切なのだと思います。

リスクを知って、リスクをコントロールしましょう。

大きなリスクを取りたいけど、万一のダメージが怖くて前に進まない・・・

というときでも、しっかりとリスクを知って、その商品に投資する資金を制限することで、リスクコントロールができます。

 

・自分のリスク許容度を上げていくには

簡単です。

まずは、小額からやってみることです。

感覚としては、スイミングで顔を水につけられない状況と全く同じです。

投資もスイミングも何が怖いのかと言うと

「何が起こるかわからないのが怖い」

のではないでしょうか。

しかし、実際やってみるとそれなりのリスクのものはそれなりのことしか起こらないのが現実です。

むしろ、水の中で目を開けた時のように、新しい世界が広がるという点では、投資とスイミングは本当に同じだと思っています。

小さく始めてみて、慣れてきたら徐々に投資の幅を広げてみるというのが大切だと思います。

 

・まとめ

いかがでしたか?

今回はリスクについて深く解説してみました。

リスクの許容度は人それぞれです。

しかし、リスクを知ることでリスクをコントロールすることができます。

私たちの身近な生活の中で、自分に合ったリスクを自由に選べて、資産を増やせる環境があるというのはとても幸せなことであるし、私たちが資産を増やすチャンスの一つだと思います。

みなさんも自分に合ったリスクを把握して、それに合った方法で資産運用をしていきましょう。

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