グリルで焼くトーストの魅力
簡単に、おいしいトーストを作ろう!!
みなさんこんにちは。
今回はグリルで焼くトーストの魅了を紹介したいと思います。
魚を焼くためのグリルと思われている方がほとんどだと思いますが、実はグリルはどこの家庭にもある優れた「窯」なのです。直火の高温で焼き上げるトーストをぜひお試しください。
・結論
直火焼きでトーストはここまでおいしくなる!!
・焼き方
グリルに関する知識は置いておいて、最初に焼き方を紹介します。
- グリルの網の上にアルミホイルを敷く
- 約1分余熱
- パンをアルミホイルのうえに置き1~2分焼く(上側強火、下側中~弱火)
- 取り出して完了
これで格段においしいトーストが自宅で簡単に作れてしまいます。
ポイントを解説していきます。
最も重要なのは余熱です。
予熱しておくことで短時間にサッと焼き上げることで、表面はサクッと、中の水分はしっかり残してもっちりふわふわに焼き上げることができます。
火加減はできるだけ強火がオススメですが、下側のバーナーは火が直接アルミホイルに当たってしまうのでこげないよう、やや弱くするのがコツです。
上記は両面焼きグリルですが、片面焼の場合は途中で裏返しましょう。
火加減や焼き時間は使用しているコンロやお好みによるので、上記を目安に何回か焼いて丁度良いポイントを見つけましょう。
意識することは
「可能な限り強火で、短時間で焼く」
ということです。
・グリルとトースターの違い
グリルとトースターの最大の違い、それは調理温度です。
トースターでは1,000ワットを超える大容量のものでも庫内温度はせいぜい260℃程度に対し、グリル内の温度は400℃にもなります。加えて、調理時の庫内の気流にも大きな違いがあります。
トースターでは庫内に温度差による気流が発生するものの基本的には上昇気流で庫内の気流は非常に穏やかです。一方、グリル内はでは上下にガスバーナーが設置されているため庫内に大きな上昇気流と下降気流は発生し、庫内の温度が高温かつ均一になります。
・匂い移りの心配
魚を焼くグリルですから、においがこもっており匂い移りがないのかは気になりますが、ご心配なく!!匂いは全く移りません。これもポイントは余熱です。
予熱して温度が上がった庫内にパンを入れると、パンの水分が表面から瞬時に蒸発を始めます。この水蒸気がパンの表面にコーティングされた状態になるため匂いはパンに移ることができません。そのため、トーストには庫内のにおいは全く移りません。
トースターのように低い温度で数分間焼き続けると、パンの水分がどんどん蒸発してしまい中がふわふわに焼けません。
ただし、焼きあがったトースターはすぐに庫内から取り出しましょう。いつまでも置いておくと水蒸気のコーティングがなくなりパンに庫内のにおいが移ってしまいます。
・グリルで焼くオススメトースト
Simple is the best!!
オススメは二つ、厚切りトーストとチーズトーストです。
パンが厚くなると上側のバーナーに近づくので火を若干弱くしましょう。外はサクッと、中のもっちりがこれでもかと堪能できる焼き方です。
チーズトーストは表面に薄く焦げ目が出てきたところでチーズをのせるのがポイントです。チーズが少しこげるくらいまで焼くと風味良く仕上がります。チーズが灼熱になりますのでやけどをしないように注意してくださいね。
・まとめ
いかがでしたか?家庭内にある優れた「窯」で直火焼きの恩恵を最大限楽しみましょう。
我が家ではこの方法に出会ってから、トースターを捨ててしまいました。全てがグリルでの調理に置き換えられましたし、出来上がりもおいしく、またスペースもできました。
今使っているものより「優れた代替品」が発見できると家庭内のちょっとした革新ですよね!!
間違いなくおいしいトーストが作れますので是非お試しください!!
「うちはこんな料理をグリルでやっています」というアイデアがあれば是非コメントで教えてください。
それでは!!