「とうし」の「と」

投資初心者の私が、投資未経験者のために、初心者ならではの目線で投資を解説していきます。

企業型確定拠出年金公開 ~クソポートフォリオからの脱却~

資産は増やせているのか・・・?

みなさんこんにちは。

今回は私の確定拠出年金の現状を一挙大公開します。

企業型確定拠出年金で何にどれだけ投資をしているのかも含めて解説していきますので是非最後まで見ていってください。

 

 

・結論

  • 10年以上の投資期間、リスクを大きく取れるときは迷わず
    「外国株式インデックス」
  • 10年以下でリスクを小さくしたい方は預金と債権を組み合わせて出口戦略を計画

以下の図は私の企業型確定拠出年金の運用状況です。

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想定利回り6.0%を考えていたのですが・・・

まずまずといったところでしょうか。

というのは最近投資商品を変更したのもあり、このような結果になっていると思われるからです。詳しく解説していきますね。

 

・これまでの投資商品

2016年4月から企業型確定拠出年金が始まりました。

開始当時の年齢は31歳で退職までは29年ありました。

投資額は月に1万5千円です。

開始当初から私が投資をしていた商品は・・・

  • 1年定期預金        4,500円
  • 3年定期預金        4,500円
  • 国内投信(安定成長型) 4,500円
  • 国内投信(成長型)   1,500円

少しでもマネーリテラシーがある方なら笑ってしまうほどの

クソポートフォリオ(笑)

当時の私はマネーリテラシーの「マ」の字もなかったということです。

まったくお金の勉強していませんでしたからね・・・。

元本割れのリスク?そんなのありえないとばかりに定期預金重視の「資産を増やす気なし」のクソポートフォリオです。

投資期間がまだ29年も取れるのに・・・です。

少しづつお金の勉強をしてふと、企業型確定拠出年金てどうなっているのだろう・・・と思い出し、確認してみるとこのざまでした。

即座に全資産を「海外株式インデックスファンド」に移し替え、積み立ても全てここに投資をするようにしました。

 

・「海外株式インデックスファンド」に移行後

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緑の線は利回り2%の線です。

「海外株式インデックスファンド」に移行したのは右から3本目の少し元本割れをしているところです。

移行した月でこそ高値掴みとなり、一時期元本割れしていましたが、その後の伸びは目を見張るものがあります。

一年の後半に差し掛かったところでの移行でしたが海外株式インデックスファンドの伸びにより直近一年の利回りは7.8%程です。

ちなみにそれまでは緑の線を見ての通り2%を超えるか超えないか程度の低利回り運用でした。

・なぜ「海外株式インデックスファンド」なのか

いくつかのリスク商品をチャートに一緒に乗せてみました

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リスク商品の10年チャートです。

黒い実線が「海外株式インデックスファンド」、そのほかの点線はバランス型投資ファンド、国内株式ファンドや債券ファンドです。

海外株式インデックスファンドが圧倒的な高いリターンで他を圧倒しているのがわかると思います。

これがさらに長期の視点、20年、30年となっていくとその差は非常に大きなものになるというのがよくわかると思います。

しかし、見ての通り振れ幅も他に比べると大きいのがわかります。投資でいう「リスク」とは簡単に言ってしまえばこの振れ幅のことを言います。

海外株式インデックスファンドの資産価値はほかに比べ大きく振れながら、長期で見ると右肩上がりに大きく成長しているのです。

一方で3年と短期的な視点で見てみると・・・

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全体的にはほかの商品よりも勝っているようにも見えますが、部分的にはほかの商品に負けている部分が出てしまいます。

さらに超短期の1年で見てみると・・・

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もはやすべての期間で他の商品に負けてしまっています。

これが10年以上の期間がありリスク許容ができる場合は海外株式インデックスに投資するべきという理由です。

長期の視点で見れば圧倒的なパフォーマンス、短期での視点では振れ幅が大きいことから元本が割れてしまう可能性があるということです。

高卒や大卒で入社し、投資期間が十分に長く取れる場合は「海外株式インデックスファンド」でリスクを取り資産を大きく増やしていきましょう。

逆に定年が近くなってきたら部分的に定期預金に移行して利益確定、もしくはリスクの低い債券などに資産を移してリスクを抑えつつ徐々に現金の比率を高めていきましょう。

・まとめ

企業型確定拠出年金の場合も、通常の投資と同じく、投資商品を選ぶ際は投資期間を大きな軸にして商品を選んでいきましょう。

  • リスクを大きく取れる若い世代は「海外株式インデックス」
  • 定年が近づいてきたら徐々に債券でリスクを抑えるか現金の比率を高めよう

いかがでしたか?

これは知っているのと知らないのでは定年時に非常に大きな差が表れてしまします。

「リスク」にただ怯えるのではなく、自分の置かれた状況で対象となる商品が変わるということを念頭に資産を確実に増やしていきましょう。

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しっかりとお金の勉強をして、私のようなクソポートフォリオを組まないようにしてくださいね。

本当に気が付いてよかったです。

それでは今日はこの辺で。

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