投資初心者の結果報告 ~つみたてNISA運用2カ月の実績~
元本割れ?それとも・・・
投資初心者が運用開始2カ月の投資結果報告をします。
みなさんこんにちは。
今回は投資初心者の私が、資産運用で始めたつみたてNISAの2カ月目の結果を報告したいと思います。
私の報告を見て「こんなふうにお金が増えたり減ったりしていくんだ」と感覚でもつかめていただけたら、投資に対する恐怖や不安が少しは和らぐのではないかと思います。
そのため今回は結果からお伝えするのではなく、投資のきっかけから順を追ってお伝えしたいと思います。
皆様の資産形成の一助になれば幸甚です。
では、始めていきましょう。
・報告の目的
冒頭でお伝えした通り、皆様の投資に対する不安を少しでも払拭できればと思い書かせていただきました。
私の投資計画は20年以上の長期での運用を考えていて、この開始後2カ月の運用実績というのは全く意味を成しません。
しかし、投資を始めた後に、自分のお金がどのように動いてどのような気の持ちようでいることが良いのかをお伝えできれば、みなさんの資産形成の一助になれるかなと思いましたので記事を書かせていただきました。
・投資を始めたきっかけ
私が投資を始めようとしたきっかけについてお話したいと思います。
「なぜ投資することが必要なのか」
という部分の解説にもなると思うので長くなりますがお付き合いください。
投資を始めようと思ったきっかけは「インフレ率に負けない資産運用をしたい」と思ったことでした。
「0.001%」という数字でした。銀行の前を通り過ぎる際に見るはずの数字ですが、ほとんどの人はこの数字の意味を深く考えずスルーしてしまっているのではないでしょうか。
私はその後、超低金利時代の銀行の金利について少し勉強をしました。
現在、日銀は日本のインフレ目標を2%と設定しています。
これは
「インフレ率2%をキープするのが目標」
なのではなく
「インフレ率2%まで許容できる」
ということです。
インフレというのはモノ・サービスの価値が高くなっていくことです。
わかりやすい例を挙げると、どこにでも売っているアイスです。
私がアイス好き、特にスーパーカップラバーなのでスーパーカップを例に紹介します。
ひと昔前はスーパーカップの値段は105円(税込み)でした。
しかし、今では140円弱まで値段が上がっています。
おそらく容量には大きな変化はないので、単純にスーパーカップ1個の値段が上がっているのです。
要因としては原料価格の影響、人件費の影響等いろいろあると思いますが、最終的にはインフレの影響です。
スーパーカップだけの値段が上がっているのならば違いますが、アイス全体の値段がひと昔前よりも明らかに上昇していますよね。
それゆえ、インフレの影響と言えるのです。
なぜ日銀がインフレ目標2%を設定しているかと雇用政策上「失業率が最も少なくなる最低のインフレ率」だからです。
詳しくは別記事で解説していきますので、ひとまずここでは、
- インフレはモノ・サービスの値段が上がっていくこと
- 日本のインフレ目標は年2%
ということを覚えておいてください。
話を銀行の預金金利に戻します。
モノやサービスの値段が上限2%で年々上がっていくのに対して、銀行に預けたお金は0.001%づつしか増えていきません。
単純に今の日本のインフレ率が2%で今後も続いていくとすると
2% - 0.001% = 1.999%
となり、自分のお金の価値は毎年1.999%づつ下がっていくことになります。
10年後に100万円を銀行から引き出して、お店に階に行ったら、商品の値段は120万円になっているのです。
実際はこの通りにはいきませんが、少なくとも現状ではこのような傾向にあるのは間違いないということです。
インフレが長期で進行していくと預金口座はタイムカプセル状態になってしまうのです。
なので私は、少なくとも
「預けたお金をインフレに負けない2%以上で運用する」
というのを目標にしました。
これが私が投資を始めたきっかけです。
・つみたてNISA投資状況の説明
それでは、私の運用状況を見ていきましょう。
- 運用開始日 : 2020/10/07
- 積立額 : 1,619円(ボーナス積立機能を利用し年間400,000円予定)
- 積立中のファンド : SBI全世界株式インデックスファンド(愛称:雪だるま)
ホントに投資初心者、ホヤホヤの2カ月です。
積立額は年間でつみたてNISAの非課税投資枠40万円を使い切るように設定しています。
私はSBI証券でつみたてNISAをしており、毎日つみたてをしています。
時間の分散を意識したためですが、毎月投資でも十分分散効果があるので最終的には大きな違いはないです。
そして、私は全額を
「SBI全世界株式インデックスファンド」
というファンドに投資をしています。
投資を始めたときはやはり一つの国に集中投資するのがどうしても不安だったので、全世界株式を選びました。
これも分散を意識した結果です。
いくつかある全世界株式ファンドの中から、SBIなのかというと、あまり深く考えてはいませんでした(笑)。
「SBI証券で口座開設したからSBIグループの商品」みたいな感じです。
実際は何の縛りもありませんよ。
とは言え、せっかくの投資先ですので追ってこの投資信託についての記事を書いてみようと思っています。
何度もお伝えしていますが、初心者にとって投資を始めるうえで大切なことは
「右肩上がりに成長を続けている株、投資信託などに一定期間を守って一定額をコツコツと長期にわたってつみたてていくこと」
です。
そのようにすることで、運悪く基準価値が高いときに買ってしまうことを防ぐことができ、投資を博打化することを防止できます。
投資はやり方次第で資産形成、博打両方になりうるということですが、それを決めるのはご自身の運用方針です。
博打化するのが嫌な初心者の私は、まず何よりもこれらの「分散」意識して積立を開始しました。
・開始2カ月の結果報告
下記が私の開始後2カ月の運用結果です。
引用元:SBI証券ホームページhttps://www.sbisec.co.jp/ETGate
- 投下金額 : 393,941円
- 資産評価額 : 407,310円
- 運用益 : 13,369円
- リターン : 3.39%
年の後半に始めたので、2カ月という間に39万円程度を投資することになり、時間の分散がいまいち取れないなと思いましたが、20年という長いスパンで考えれば小さなことだと思い、ここはつみたてNISAの年間非課税枠を使い切ることを決めました。
この間、一時期評価金額が元本割れしているときもありましたが、ひとまずは2カ月の結果としては資産を増やせています。
投資信託は株価とは異なり、基準価格は1日1回しか変動しません。
そのためこまめに確認する必要がない・・・
というか調べても価格は1日1回しか動きませんので意味ありません(笑)。
私は始めた当初こそ価格が気になって毎日チェックしていましたが、だんだんそれも気にならなくなり、今ではほとんど見ていません(笑)。
たまにさっと確認するくらいですね。
・結果の考察
冒頭でもお伝えしましたが、私にとってこの期間の結果は全く意味がありませんが、一つ皆様にお伝えできることがあります。
以下のグラフは私が投資している「SBI全世界株式インデックスファンドのファンド運用開始時からの基準価格の推移です。
引用元:SBI証券ホームページhttps://www.sbisec.co.jp/ETGate
特にお伝えしたいのは世界的なコロナショックの時期です。
年初からコロナ拡大に伴い基準価格は大きく下落しています。
世界中の人の動き、モノの動き、金の動きが止まり、人々の生活スタイルまでをも大きく変えてしまったコロナウイルスに我々は恐怖を感じ、先行きが全く見えない状況になりました。
その中で、世界中の経済が危機的な打撃を受けたことは紛れもない事実です。
死者が本当に多数出て、経済はおろか人類はコロナウイルスに負けてしまう、コロナは永遠に終わらないなどといったことすら聞く機会はあったと思います。
しかし、見ての通り全世界株式は9月頃に底値を付け、その後急回復をしました。
アメリカ大統領選が終了していない11月でさえ、成長を続け、今では日々最高値を更新しています。
要因は、ワクチンの効果が確認されたというニュースなどいろいろとありますが、われわれ人間はこれほど強力な影響を出したコロナウイルスにさえ打ち勝とうとして、それが経済に反映されているのです。
実はこれまで経済は幾度となく〇〇ショックという暴落に直面してきましたが、全ての暴落を乗り越えてきています。
これが私が全世界は一体となって成長を続けると信じられる所以です。
みなさんはどのように思いますか?
・まとめ
いかがでしたでしょうか。
投資を始めるきっかけから、現在の状況までを1つの記事にまとめてしまったので長々となってしまいましたが、投資に対する不安や不信は少しは和らいだでしょうか。
この記事が皆様の資産形成の一助となることを願っていますし、これからも皆様の生活に少しでも良い影響や良い考え方ができる記事を書いていきたいと思います。
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