米国株式相場は順調です!!
みなさんこんにちは。
今回は私が投資をしているS&P500指数と米国高配当ETFのVYMを中心に、先週の米国株式相場を振り返っていきたいと思います。
今後調整局面がありそうな気はしていますが、2021年は米国株式市場にとっては歴史的な大きなリターンが期待できる年になりそうですね。
リスク資産を保有する人と保有しない人の格差はどんどん広がるように感じます。
投資を始めたいけど、怖くて始められないという方の背中を押せるような内容と思いますので、この記事を機に投資にチャレンジしてみてください。
・結論
- S&P500指数は1週間で1.5%上昇、年初来では11.4%の上昇
- 高配当ETFのVYMの株価は1週間で1.4%上昇、年初来では13.3%の上昇
- 特に景気の先行きが明るいためバリュー銘柄の上昇が顕著です
・S&P500指数の値動き
始めにS&P500指数の推移を確認していきましょう。
先週の4/12から4/23日の推移です。
週の半ばで一時的に調整があったものの、1週間を通じて上昇基調で順調な成長と言えるともいます。
S&P500指数は4/1に4,000ポイントを超え、その後もためらいなく、ぐんぐん上昇しているように思えます。
一方、日本の日経平均225は2月に3万円を付け、その後は3万円付近をウロウロしているような状況です。
このようなところを見ても、米国株式市場の強さというか勢いを感じます。
年初来のチャートも確認してみましょう。
S&P500指数は年初来で13.3%の上昇となっています。
S&P500指数を算出しているダウ・ジョーンズの最新のファクトシートによると直近10年の年率換算トータルリターンで13.91%なので、今の状況がいかに好調かよくわかります。
1年間の平均上昇率を約4か月で達成しているということですからね。
もちろん今後、下落局面はあると思いますが、年間で考えると非常に大きな成長を見込める年になるのではないかと思います。
・VYMの株価の推移
続いて、私が保有している米国高配当株式ETFのVYMの株価の推移を見ていきましょう。
VYMの株価はS&P500指数の推移よりもさらに好調です。
VYMなどの高配当銘柄は、長期ではS&P500指数に連動するETFにはパフォーマンスが劣ることが明らかになっていますが、高配当銘柄であっても短期的にはS&P500指数を超えるパフォーマンスを出してくれるのは非常に嬉しいですし、直保有の資産として信頼できると思います。
VYMが好調の背景として、コロナワクチンの接種が予定を上回るスピードで進んでおり、景気回復の先行きが明るいことが挙げられると思います。
経済活動が以前のように活発になってくれば、人の移動も活発になります。
エネルギーの消費が多くなったり、消費意欲が戻ったりとVYMに多く組み込まれているバリュー銘柄が恩恵を受けることになります。
一方、高配当銘柄の株が上昇してしまうと、配当率が下がってしまうため、今がとりあえずの追加投資ファイナルコールのような気もしています。
VYMの現在の配当利回りは2.98%となっており、高配当の目安である3%を下回っています。
・リスク資産を保有者と非保有者の格差
さて、好調な株式相場を背景に、リスク資産保有者と非保有者の格差は大きくなっていきます。
投資はギャンブルと言っていつまでも投資を始めない人は、非常に大きな機会損失をしていることになります。
投資は大きな資金がないと効果が小さいという人もいますが、私はそれは間違いというか、投資をしない言い訳に過ぎないと思います。
どんなに少額でも投資できる資金は投資に回して資産運用をしていく姿勢がとても大切だと思います。
私の場合、私と妻のつみたてNISA、子供のジュニアNISAを利用して投資信託を購入していますが、今年に入ってからで約380万円の投資額に対して50万円程度の含み益が出ています。
特定口座で運用しているVYMを含めると約600万円の投資額に対して70万円の含み益となっています。
投資をギャンブルにするか、資産運用にするかは本人が決めることで、投資自体はギャンブルではありません。
そして、ギャンブルにならない投資というのは再現性が非常に高いということも忘れてはいけません。
指数に連動した投資信託に長期投資をするということは、市場平均に投資をすることですから、再現性が非常に高いのです。
ギャンブルにならない投資方法についての知識は下部のリンクの無料セミナーをはじめ、簡単に入手することができますので、ぜひ活用ください。
・まとめ
いかがでしたか?
私が保有する銘柄関係を中心に直近の株価の推移を紹介しました。
株価がどんな状況であっても、「いつ投資を始めるべきか?」という答えは常に「今始めるべき」ということになります。
投資をしないこと自体が大きな機会損失というのは揺るぎない事実だからです。
簡単な知識を勉強して、一歩を踏み出していきましょう。
その先に明るい未来があります。
投資に関する知識を取得したい方は、下部リンクの無料セミナーの受講をおススメします。
私も多くの無料セミナーを受講しましたが、下の2つのセミナーが特にわかりやすく解説してあると思います。
無料ながら、投資の初歩としての情報量は十分なので、ラジオ感覚で聞いてみるのもおすすめです。
良い資産運用を!!
それでは失礼します。
AT&T株を購入します!!
みなさんこんにちは。
個別銘柄のAT&Tの株を購入することにしました。
今回は、AT&Tの株を購入しようと思った理由、AT&Tがどのような銘柄なのかを紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
・結論
- 株価29ドル程度なので、余ったドルで効率よく購入が可能
- 配当利回りは6.77%の高配当状態
- 36年間連続増配の実績からも信頼性は抜群
・個別高配当株を購入しようと考えたきっかけ
結論から言ってしまうと、株価が安く、残ったドルを無駄なく効率的に投資に回せ、かつ高配当銘柄であったからです。
私のSBI証券の口座には1,300ドル程度の資金が眠っています。
これは、米国株を成り行き注文する際に拘束される資金が購入額と手数料の合計の1.1倍の資金が拘束されてしまうため、成り行き注文ではドルを使い切ることができません。
残った金額でVYMへの追加投資も検討しましたが、1株100ドル程度で、現在は配当利回りも若干低下しているためVYMへの投資は考えませんでした。
一方、個別株で株価が安いものであれば残りの資金も効率よく投資に回せるため、安い株価の高配当銘柄を探しているとAT&Tを見つけました。
個別株であれば1銘柄に大きな資金を投入する予定もないため、AT&Tへの投資を考えました。
個別銘柄への投資は最大でも2,000ドル程度までにしようと思っています。
AT&Tは株価が安く購入しやすいというメリットがありました。
・AT&Tとは
アメリカの電話会社で、日本でいうとNTTのような会社です。
固定電話や携帯電話、インターネット通信を中心に、直近ではエンターテイメント企業を買収してエンターテイメント事業に力を入れています。
直近の大きな買収ではタイム・ワーナーという会社を買収しました。
映画で非常に有名なワーナー・ブラザーズという会社を傘下に持つ会社です。
ちなみにワーナー・ブラザーズはウォルト・ディズニー・ピクチャーズに次ぐ第2位のシェアを誇ります。
ハリーポッターやバットマンなどはこの会社から全世界に供給されています。
誰もが一度は見たことがあるマークだと思います。
・AT&Tの株価の推移
それではAT&Tの設定来の株価を見ていきましょう。
株価は1990年代後半から2000年初頭にかけて59.187ドルのピークを付け、株価は下落しました。
それ以降、非常に緩やかな上昇傾向です。
直近では株価がやや下がり30ドルを前後する株安状態となっています。
しかし、赤字で倒産しそうな状態にあるかというと全くそのような状態ではありません。
事業の核となっている通信事業が安定した収益を生み出していて、今後は注力しているエンターテイメント事業が成長できるかというところです。
コロナ禍の影響で企業活動が落ち込み通信事業ではビジネス需要が減り、また、映画館が閉められエンターテイメント事業の収益も落ち込んでいましたが、コロナワクチンの接種が非常に速いスピードで実施されていることから、先行きはそこまで暗くはないと思っています。
現在の株安状態は非常にお得な状態だといえると思います。
1株当たりの値段が30ドル程度なので日本円にして約3,300円程度、かつ、米国株は1株単位で購入できるので、余ったドルやもらった配当金などでも十分投資できる値段のため、購入しやすい銘柄と言えると思います。
・配当金の傾向
続いて配当金の推移を見ていきましょう。
米国版Yahoo Financeから配当金のデータを持ってきました。
2020年までは36年連続増配となっていました。
1987年と2003年のデータが若干おかしく2回減配しているようになっていますが、正確には、これらは減配になっておらず、36年連続増配です。
2021年は現在のところ配当金を前年比と同じに据え置きました。
従来であれば年初から増配するのですが、米国企業の経営者は株主への還元を最優先に考えます。
そのため、このままいけば減配がストップしてしまいますが、残りの2回の配当次第では、増配の可能性も残されています。
しかし、減配ではないので私はそこまで気にしていません。
依然、高配当には変わりありません。
次に増配率の傾向を見てみましょう。
こちらもデータの異常の関係でガタガタのグラフになっています。
また、2021年はデータがそろっていないので0としています。
傾向として、増配は続いていますが増配率は低下傾向ということです。
この理由は増配率の計算式にあります。
増配率は以下の式で算出します。
(増配率) = {(今年の配当金の合計) - (前年の配当金の合計)}/ (前年の配当金の合計)
つまり毎年同じような金額を増配しているのでは、分母の前年の配当金の合計が毎年大きくなっていくので低下傾向になってしまいます。
AT&Tの増配傾向は上記のグラフからもわかるように直線になっており、これは毎年同じ金額を増配していることを意味しています。
増配が続いても、増配率の低下は今後も続いていくと思います。
しかし、1セントでも増配を続けていくことに非常に大きな意味があります。
・まとめ
個別株は初めての購入ですが、高配当銘柄でありかつ株価が安い状態で放置されている感を受けたため、余ったドルで購入することに決めました。
AT&Tの配当月は1,4,7,10月のため、今年は配当金が残り2回となってしまいましたが、それでも眠っている資金をそのままにしておくのはもったいないので、投資をします。
残りの2回の配当での増配と来年以降の増配にも期待です。
個別銘柄についても今後発信していきます。
投資の勉強をしたい方は下記の無料セミナーの受講をおススメします。
無料ですが、十分な情報量と、わかりやすく解説されていますので、ご利用ください。
皆様のより良い投資の一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。
指数の特徴を把握するうえで大切なこと
みなさんこんにちは。
今回は投資信託を選ぶ際などで必ず確認しなければならない指数についてお伝えしたいと思います。
指数を発表している企業のホームページを見るとたくさんの情報がありますが、その中から投資判断のために抑えておきたい数字を紹介したいと思います。
これから投資を始める人は非常に参考になる記事だと思うので最後まで御覧下さい。
・結論
指数のデータを確認するうえで以下を主に確認しよう。
- 長期のトータルリターン(10年以上の長期でプラスになっていること)
- トレンド(10年以上の長期で見て右肩上がりに成長していること)
- 投資対象としている国、セクター
これだけしっかり確認できれば、自分が考えている投資商品であるかを大まかに把握することができます。
・指数(インデックス)とは
投資信託やETFに投資をする際に絶対に目にするのではないでしょうか。
アメリカの株式市場ではダウ工業30種、S&P500、ナスダック総合などがあります。
インデックスファンドには目標とする指数があり、それを「ベンチマーク」と呼びます。
投資信託の中身というのはどの指数をベンチマークとしているかでほとんど決まってしまいます。
すなわち、投資信託の中身を確認するうえで、指数の内容を把握するということは避けては通れないということです。
難しそうに感じるかもしれませんが、安心してください。
誰でも、簡単に把握することができますし、特別な知識などは不要です。
次項から把握するべき項目を、例を挙げて解説していきます。
・長期のトータルリターン
投資をするうえで最も気になるのが、
「いくら投資をしたら、いくら儲かるのか」
だと思います。
それを平均的に表して、目安になるのがこの「トータルリターン」です。
代表例を見てみましょう。
「日経平均株価 トータルリターン」
と検索すると以下のような資料を発見することができます。
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/factsheet?idx=nk225
これはファクトシートと言って、日経平均株価を考案し算出している日本経済新聞社が公式に発表している資料です。
考案元が公式に
「日経平均株価というのはこのような指数です」
というのを公表しているものです。
この資料の中に、以下のような項目があります。
リターンと書いてあり、これが把握するべき一つの指標のトータルリターンです。
この資料が作成された直近1年で54.25%上昇したということを表しています。
3年、5年ではそれぞれの期間での上昇を1年間の上昇率に換算して記載してあります。
「直近3年間で考えれば毎年10.79%上昇していた」
「直近5年間で考えれば毎年11.73%上昇していた」
ということを表しています。
しかし、この資料は非常に不親切です。
10年以上の長期のデータを載せていません。
日経平均株価の5年トレンドを見てみましょう。
2020年にコロナショックがありましたが、5年間で考えれば右肩上がりの成長を続けています。
ここで、注意してください。
トレンドは少なくとも10年以上、できれば設定されてから今日までのトレンドを確認するようにしましょう。
上記のトレンドをさらに長く期間をとってみてみましょう。
1965年からの長期トレンドです。
いかがでしょうか。
右肩上がりのトレンドとは程遠い状況です。
特に、1989年以降は下降トレンドです。
直近5年の好調に見えた傾向もほとんど誤差のようなものです。
私は直近数年が好調だからといっても、日経平均株価のように過去の実績がないような指数をベンチマークにしているファンドには絶対に投資をしません。
このようなトレンドでは自分のお金を預けられないですよね。
一方、米国の代表的な指数であるS&P500指数の長期トレンドを確認してみましょう。
1954年頃からの長期トレンドですが、右肩上がりを続けています。
日経平均株価とS&P500指数では過去の実績に雲泥の差があります。
このように、トータルリターンを確認する際は可能な限り長い期間を考慮して確認するようにしましょう。
長い期間で確認することで、過去の実績を含み、現実的な数字に近くなるので、過度な期待を防ぐことができます。
短期的な売買で利益を得たいのであればこの限りではありませんが、長期的な資産形成を考えているのであれば非常に大切なことです。
・指数が何を投資対象としているか
次にその指数は何を投資対象として考えているかを確認しましょう。
これには様々な要素があり、すぐに思いつくものでも以下のようなものがあります。
- 国
- 上場しているマーケット(証券取引所)
- 業界(セクター)
- 株式を発行している企業の大きさ
- 配当率
これらの中から、国と業界は確実に把握するようにしましょう。
理由は、分散の大きさにこの2つは最も影響があるからです。
投資対象国としては、米国、日本、先進国、新興国、全世界などがあります。
また、全世界でも「除く日本」などの制限の仕方があります。
例えば、米国だけを投資対象としているのであれば、米国経済が好調の時は大きなメリットがありますが、不調になった際にモロに影響を受けます。先進国、全世界と対象国を広げていくことで、国単体で不況になった際の影響を緩和させることができます。
業界(セクター)についても同様のことが言えます。
ある業界だけに投資をしていて、その業界の成長が止まってしまった場合は大きな影響を受けることはすぐにわかると思います。
日経平均やS&P500指数は業界を限定していませんが、業界を限定しているような指数であればそれも把握するようにしておきましょう。
業界を限定していないのであれば、指数の算出ルールに基づいて入れ替えをしてくれるので心配する必要はありません。
・まとめ
今回は指数の内容とパフォーマンスを確認するうえで必ず把握する必要がある項目についてお伝えしてきました。
と言っても、計算が必要なわけではなく、適切な期間や投資対象としている範囲を確認するだけなので、難しいことではありません。
これらをしっかり確認して投資をするだけで、「安全な投資」、「安全な資産形成」に近づくことができます。
投資は自分でしっかり内容を確認するだけで怖いものではなくなります。
何に投資をして良いのか、何を確認すればよいのかわからず、ただ怖がっているだけでは資産形成の道は遠ざかっていくばかりです。
最低限の情報を確認することから始めて、投資の理解を深めていきましょう。
投資を始めるにあたり、以下の無料セミナーがオススメです。
無料でありながら、投資を始めるのには十分な情報量があり、わかりやすく解説されていますので、ぜひ受講してみてください。
それでは失礼します。
S&P500が絶好調です!!
みなさんこんにちは。
今回は絶好調のS&P500指数について解説したいと思います。
S&P500指数連動の投資信託やETFはふまえ簡単に購入できるので、私の運用実績もふまえて解説していきます。
特にこれから投資を始める方は、投資銘柄の選択が第一の関門になるので、投資銘柄選定の参考にしてみてください。
・結論
- S&P500指数は直近一ヶ月で約6%の上昇
- 現在の相場はできすぎかもしれないが、長期にわたり右肩上がりを続けてきた実績は信頼の証!!
・S&P500指数とは
投資や経済に触れる機会が少ない方はあまり聞くことがないかもしれません。
S&P500指数というのはアメリカの株式指数で、日本でいう「日経平均」や「TOPIX」と同じです。
証券取引所に上場している企業の中で、ある条件で抽出された企業(銘柄)たちを、決められたルールに基づいて構成比率が決められて指数として算出されています。
それを踏まえてS&P500指数というのは、簡潔にまとめると以下のルールに基づいて構成されています。
- ニューヨーク証券取引所とNASDAQに上場している企業のうち時価総額が大きい代表的な企業500社である
- 構成比率は時価総額加重平均で決められ、時価総額が大きいほど構成比率が大きくなっている
代表的な企業とあいまいに書いてしまいましたが、時価総額の上位500社と考えて問題ないと思います。
アメリカ企業の上位500社のうちトップに君臨しているのがGAFA(ガーファ:Google, Apple, Facebook, Amazon)もしくはそれにMicrosoftを加えたGAFAM(ガーファム)です。
ちなみにGAFAMの5社だけで、東証に上場している企業の時価総額の合計を抜いています。
以下に巨大な5社であるかがわかると思います。
それ以外にも電気自動車で有名なTESLAや日本でもお馴染みのP&G、JONSON &JONSONなど誰もが知っているような企業ばかりが名を連ねます。
これらの企業の株を寄せ集めて、時価総額が大きい企業ほど構成比率を大きく組み込んだものがS&P500指数です。
S&P500指数に連動する投資信託やETFに投資をするということは、これらの超有名企業にいっぺんに投資ができるということです。
・S&P500指数の推移
それではS&P500指数の推移を見ていきましょう。
S&P500指数に連動するETFのVOOの株価の推移です。
直近一ヶ月だけで約6%も株価は上昇しました。
S&P500指数の10年間での年利換算のトータルリターンが10%程度なので、直近一ヶ月の上昇のペースが速いことになります。
日によっては下落する日もあるものの、頻繁に最高値を更新している状態です。
私はデイトレーダーではないですし、短期の推移に関心はありませんが、日々株価が上昇していくのはとても嬉しいことです。
さて、みなさんが最も気になっているのはこの株価が
「今後どうなるのか」
ということだと思います。
その答えはズバリ
「わかりません!!」
こればっかりは、どうあがいても知ることはできません。特に1年、2年と短い期間で株価がどのように変動するかを当てることは非常に困難です。
仮に「当てることができる」という人がいたら、それは詐欺案件の可能性が高いので注意しましょう。
・予測ができないからこその投資方法を選択しよう
さて、上述のように株価の将来はわからないので、大損するかもしれない、大儲けするかもしれない、つまりそれって博打じゃないの?
と考える方も多いと思いますが、博打のような投資にするか、手堅い資産形成にするかは投資の仕方でいかようにもできてしまうのです。
そこで、私が手堅い投資をして資産形成をするうえでオススメしたいのが定額積立投資です。
「定額」とするところがポイントの一つです。
定額とすることで、株でも投資信託でも安いときは多く、高いときは少なく購入するので、購入単価を均すことができます。
そしてそれを定期的に機械的に続けていくだけです。
もっと言えば「初めからなかった貯金」のように投資をしていることを忘れてしまっていても全く問題ありません。
つみたてNISAは実に手堅く設計されていて、このドルコスト平均法での投資を大前提にかつ、金融庁が厳選した資産形成に適している投資商品にしか投資することができません。
それに加えて、莫大な節税効果があるので、つみたてNISAをまだ始めていない方は早急に始めることをおススメします!!
投資信託でも上記で紹介したようなS&P500指数に連動してしっかりと成果を出しているファンドも多数あるので、過去の記事を参考にしてみてください。
記事最下部にリンクを貼っておきます。
・まとめ
今回は絶好調のS&P500指数の紹介と、博打にならない投資、つみたてNISAによる資産形成を紹介しました。
起業をする以外に私たち一般市民が資本市場に参加するためには投資をするしかないのです。
今後、投資をする人と投資をしない人の格差というのはますます大きくなっていくのは間違いありません。
手堅い投資で資本市場の恩恵を受けて資産形成をしていくとで、より効率的に資産形成を進めることができます。
以下に投資の無料セミナーのリンクを貼っておきます。
無料と言いながらも、投資を始めるにあたっての知識を得るには十分な内容となっていますので、興味のある方は受講してみてください。
それでは失礼します。
企業型確定拠出年金運用報告
みなさんこんにちは。
今回は企業型確定拠出年金の運用についてご報告いたします。
最近企業で導入が増えている企業型確定拠出年金ですが、どのように運用したらよいのか、私の実績と経験を含めて解説していきます。
効率よく老後資産を形成するために企業型確定拠出年金で何をするべきなのかがわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
・結論
- 私の企業型確定拠出年金の運用は「外国株式インデックスファンド」一点集中
- 運用実績は85万円の拠出に対して含み益23万円
- 企業年金受け取りまで10年以上の時間があるのであれば外国株式一点集中が最も効率が良いと思います
・私の運用実績詳細
私の会社では毎月15,000円を会社が拠出してくれます。
運用開始後4年程度は定期預金がほとんどの運用をしていました。
これは、企業型確定拠出年金というものがどのような制度なのか全く知らずに、また、どのような運用をするかも全く考えずに、とりあえず安心安全な定期預金にしておこうと思ったためです。
その後、運用をしていることすら忘れていました。
投資を始めたきっかけに、ふと思い出し、運用状況を確認し定期預金中心から全額「外国株式インデックス型」に切り替えました。
以下に私の運用開始からの推移を示します。
- 青い棒グラフが拠出金合計
- 赤い棒グラフが評価額
拠出開始から2020年の10月頃まで15,000円のうち、2,000円程度をリスクの小さいよくわからないファンドに投資をしていました。
一応リスク資産ではあるので若干の含み益は出ていましたが、今思えばよくわからない運用でした。
2020年10月からはそれまでの拠出を一括で外国株式インデックスに移しました。
一時的に含み損になりましたが、今では含み益で運用できています。
以下に年率換算の運用利回りを示します。
よくわからないファンドに投資をしていたにもかかわらず、拠出開始来の運用利回りは9.5%程度で運用できています。
これは外国株式インデックスが絶好調であるために大きく改善することができています。
その証拠に直近一年の運用利回りは約29%となっています。
現在は株式相場が好調なのでこのような結果になっていますが、下落局面を迎えることも大いにあります。
しかし、長期で見れば企業年金の額も増えていくということになります。
・加入者全体の運用実績との比較
私の会社では企業型確定拠出年金の運用を三菱UFJ信託銀行にお願いしているのですが、三菱UFJ信託銀行では加入者全体の運用状況を毎月レポートしてくれます。
以下に2021年2月の加入者全体の運用実績の分布を示します。
上記グラフでは拠出開始来の年率換算運用利回りの分布を示しています。
圧倒的な最多層は運用利回り
0%から1%未満で、全体の48.6%を占めています。
これは何を意味しているかというと、ほとんどの加入者が定期預金のみ、もしくは定期預金中心の運用をしているということです。
日本人のリスク商品を避ける傾向が非常に顕著に反映されている結果だと思います。
しかし、定期預金というのは金利が0.001%~0.1%程度の運用しかできないため、お金が増えていくことはありません。
仮に企業型確定拠出年金を拠出額15,000円で、定期預金で30年間積立運用すると以下のような結果になります。
新入社員だと運用する期間はもう少し長くなりますが、結果としては
拠出金額=企業年金額
という結論になります。
一方、若いうちからリスクをとって運用を続けた場合は年利5%程度で運用したとしても以下のような結果になります。
年利というのは結果論でどの程度の運用利回りとなるかは企業年金を受け取るときにはじめてわかるものですが、例えば外国株式インデックスなどで運用した場合、かなり控えめな数字となると思います。
なので、実際はもっと大きな企業年金をもらえる可能性が高いです。
私がお伝えしたいことは、運用期間が10年以上あるのであれば、しっかりとリスクをとった運用をすることで、企業年金の額を大きく増やすことができるということです。
上記のシミュレーションレーションの結果だけでも倍以上の差があります。
・資産運用ではリスクは悪ではない
企業型確定拠出年金も立派な資産運用です。
資産運用において
「リスクをとる」
ということは、決して悪い意味ではありません。
資産運用においてリスクというのは資産額が変動するという意味で、「値振れ」を意味します。
「リスクが大きい運用」
というのは、元本割れする可能性が高いことを意味しているのではなく、
「資産の値振れの幅が大きい」
ということを意味しています。
値振れが大きい分、元本割れする可能性はありますが、長期のトレンドで右肩上がりに上昇を続けている資産であれば、年月の経過とともに含み損となる可能性も非常に小さくすることができます。
大切なことは、リスクを毛嫌いするのではなく、適切にリスクをとって運用をするのが最適だということです。
とりわけ、20代から40代の社員であれば退職までまだまだ時間がありますので、大きなリスク商品で運用することを強くおススメします。
私は外国株式程度のリスクであれば許容範囲内なので、40代までとは言わずにずっとリスク資産で最後まで運用しようかと考えています。
・まとめ
いかがでしたか?
私の企業型確定拠出年金の運用実績をもとに運用の仕方、考え方をお伝えしました。
リスク資産を正しく理解する少しの知識があればリスク資産を受け入れるのに勇気は不要です。
リスク資産を正しく理解するということは、すなわちリスクを正しく受け入れて、資産を大きく増やすことにつながります。
これからも皆様の投資や資産運用の一助となれるように情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。
投資や資産運用についての知識を少しでも取得したいと感じた方は、以下のリンクから無料の投資セミナーをお試しください。
私もかなりの数の無料投資セミナーを受講しましたが、下記の2つが特にわかりやすくまとめられてよかったと思います。
それでは失礼します。
VYMの分配金が入金されました!!
みなさんこんにちは。
旅行に行っており、更新が滞っていましたが、更新を再開していきます。
今回は待望の米国高配当ETFの分配金が入金されましたのでご報告いたします。
海外の株式、ETFは外国の現地税もかかるため、その点についても詳しく解説していきます。
これから投資を始めようとしている方にも、投資を始めているけれど銘柄選定で悩んでいる方にも有益な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
・結論
- VYMへの投資額は約198万円で保有株数は194株
- 今年第一回目の配当入金額は91.65USD(約9,900円程度)
・分配金の詳細
今回発表された2021年3月期のVYMの分配金は一株当たり
0.6564USD
でした。
昨年同時期に比べて約18%分配金が増えているので、しっかりと増配してくれていることがわかります。
VYMの魅力は配当率の高さと併せて、毎年分配金が増えていく増配にあります。
2020年のコロナショック下であっても増配を継続したVYMは非常に信頼できる資産と言えると思います。
さて、それでは私の今回の分配金の概要を以下にご紹介したいと思います。
保有株式数量194株で一株当たりの配当額が0.6564USDなので、税引き前の配当金額で127.34USDでした。
そこから、アメリカの現地税が10%引かれるので114.61USDとなります。
この114.61USDに対して日本の税金がかかります。
日本の税金の詳細は以下の通りです。
アメリカ現地税を差し引いた国内課税所得は12,364円(為替申告レート107.88円)です。
これに所得税、地方税が約20%なので、22.96USDが日本の税金として差し引かれます。
よって、手元に残る配当金は91.65USDとなります。
しかし、確定申告をすることで、アメリカ現地税として差し引かれた約10%分は取り返すことができます。
私は、確定申告はまだ未経験ですが、ブログやYoutubeなどで情報を集めてみると、難しい内容ではないことがわかってきました。
先入観で、めんどくさい、複雑と考えていましたが、2021年度は確定申告にもチャレンジして、取りこぼしがないようにしていこうと思っています。
・VYMの現状
分配金の増配を続けるVYMですが、魅力はそれだけにとどまりません。
株価の上昇も順調に進んでいます。
以下に年初来のVYMの株価の推移を紹介します。
高配当銘柄というのは、株価の上昇が小さいのが一般的な傾向ですが、VYMに関しては今年に入ってから12%程度上昇をしています。
分配金がしっかり出て、株価も長期で考えて上昇トレンドというのは保有するうえで非常に安心感があります。
私は今年に入り2回ほどVYMを購入していて、平均取得単価は95.6USDです。
現在のVYMの株価は101.6USD程度なので、日本円に換算して20万円程度の含み益となっています。
特定口座で外国株式を購入する際は0.45%の手数料がかかりますが、この手数料は20USDで頭打ちになるので、まとまった金額で購入すると若干お得に購入することができるので、100万円程度をまとめて投資するようにしています。
しかし、株価の上昇と分配金がしっかり出ているので、積立投資のように定期的に購入していくのも全然アリだと思います。
手数料を気にして優良資産の購入をためらっていては機会損失になってしまいますので、買えるときに買っていくというのがオススメです。
私も今後もVYMへの投資は継続して続けていく予定です。
・不労所得を得た感想
分配金というのは、完全な不労所得です。
株を購入して何もせず、持っているだけでお金が入ってくるというのはとてもありがたいことです。
分配金をもらって感じたことは
「お金の価値そのもの」
です。
今回の配当金額は日本円に換算して約9,900円で、使おうと思えばサクッと使えてしまう額です。
しかし、この不労所得を得るために約198万円を投資しています。
9,900円を得るために198万円が必要なのです。
そのように考えると、たとえ9,900円であっても無駄遣いはできないと強く感じました。
投資を始めるにあたり、妻にも大きな不安があったと思います。
リスク資産を保有するにあたり、
「お金が減ってしまうのではないか」
「そもそも本当に投資ってできるのか」
など、不安材料を挙げたらキリがありません。
その中で、夫婦で情報収集をして、ギャンブルにならない着実な投資を実行してきた結果が今回の分配金につながりました。
この分配金はまさに夫婦で勝ち取った大事なお金であると私は感じました。
なので、分配金は、これからも頑張ってお金を創り出して、有益なことに使っていこうということでお祝いをしました。
とても充実した時間を妻とすごすことができました。
・何も難しいことはない
分配金をもらって本当に良かった!!
投資をして良かった!!
今はこのように感じることができますが、投資をする前の気持ちはやはり、
「怖い」
「めんどくさそう」
と思うばかりでした。
しかし、小額から始めてみて、要領さえ掴めてしまえば難しいことは全くありません。
ネット証券で口座を開設するだけで、スマホかパソコンさえあればすぐにでも投資を始めることができます。
そして、「投資は危険」などといった先入観を是正する情報も簡単に得ることができるようになりました。
本当に良い世の中になりました。
情報を取捨選択するスキルはこれからますます必要になると思いますが、それも体験して実行してみなければスキルを磨くことはできません。
投資情報でも、発信元が投資をしていない人だったなんてことは良くある話です。
自分で体験して、感じた感覚と得た情報を照らし合わせてみて、何が正しい感覚なのかを常に意識していく必要があります。
しかし、走り出す前にすべてを深く考えるのではなく、走りながら広い視野を持って進んでいけばよいと思います。
博打のような投資をしない限り、修正はいくらでもできるのです。
走り出してから、いろいろな情報に触れることで、自分の視野が加速度的に広がったと感じるのが私の素直な感想です。
・まとめ
今回はVYMの分配金報告から投資を始める考え方についてお伝えしてきました。
株価の上昇も、分配金の増配も期待できるVYMへの投資は資産形成を進めていくうえで有力な選択肢の1つになると自信を持ってオススメできます。
そして、何事も先入観に固執することなく、まずは始めてみて、事実を知るということの大切さを実感しているところです。
投資に関する初歩的な情報は下部のリンクから無料の講義が受講できます。
無料ですが、投資の基礎を知る上では十分な情報量があり、わかりやすく解説されていますので是非参考にしてみてください。
このブログが、投資を始めるきっかけや、銘柄選びの参考になれば幸甚です。
それでは失礼します。
おすすめ米国ETFのVIGを紹介!!
みなさんこんにちは。
今回は米国ETFのVIGを紹介します。
私はVYMとVIGで迷った挙句、VYMを購入することにしたのですが、改めて分析してみて非常に魅力的なETFであることを再認識しました。
本内容が皆様の資産形成の一助となれば幸甚です。
・結論
- VIGの魅力は配当金の大きな増配と、株価の上昇
- 売買益も狙うならVIG、売却を考慮せず保有しつけるのであればVYMか
・VIGとは
正式名称を
Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF
といい、日本語では
バンガード・米国増配株式ETF
となります。
NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
となっており、このインデックスは
「10年以上連続して増配を続けている銘柄で構成」
されています。
もちろん、増配が止まった場合は銘柄から外されてしまいます。
・VIGの株価の推移
それではVIGの株価の推移を確認してみましょう。
- 青線がVIG
- 赤線がVYM
- 緑船がVOO
株価の推移ではVYMを圧倒しています。
S&P500指数をベンチマークとするVOOには及びませんが、非常に立派なパフォーマンスだと思います。
VYMが高配当を目的にバリュー銘柄中心であるのに対して、VIGの場合はややグロース銘柄が多くブレンドされているように思います。
分配金も株価の上昇もVOOとVYMの中間といったところでしょうか。
そこそこの分配金は欲しいけど、株価の上昇も考慮して将来的は売却をして、売買益も狙いたいという方向きだと思います。
・VIGの構成銘柄について
先述の通り、VYMよりグロース銘柄を多く含んでいるとのことで、上位構成銘柄を確認してみたいと思います。
トップの銘柄から大きな違いがあります。
VIGではトップがマイクロソフトですが、VYMは以前に構成銘柄からマイクロソフトを外しました。
VYMがマイクロソフトを構成銘柄から外した理由は、配当金に対して株価が高くなりすぎたため、配当利回りが下がったためです。
VYMは配当利回りを構成するうえで重要視していることがわかります。
一方、VIGは連続増配に重点を置いていますので、株価が上昇して、配当利回りが低下しても財務が健全な会社であれば構成銘柄に残されます。
その他。クレジットカードのVISAも典型的なグロース銘柄です。
・VIGの配当傾向
それでは気になるVIGの配当傾向を確認してみましょう。
2006年の設定から、2回減配の実績がありますが、非常に少ない下げ幅です。
この辺りは増配に重点を置いたETFが故といったところでしょうか。
全体的に分配金もきれいに右肩上がりに増え続けています。
・VIGの増配傾向
続いて毎年どの程度増配をしているのかを確認してみましょう。
2006年は設定年で3回しか分配金が出されていないために2007年の増配率が大きくなってしまっていますが、2007年以降で増配率の平均は約8%でした。
年によって当然ばらつきはありますが、均すと毎年8%の増配ということで、かなりの増配率だと思います。
現在の配当利回りは1.65%ですが、一括投資をして放置しておくと、数年後には自分のポートフォリオの中では高配当化(配当利回り3%超え)することになります。
VYMと比較し、増配の勢いと安定感はあると思いますので、一括投資をするのであれば将来VIGのほうが高配当になる可能性は大いにあると思います。
過去の実績からトータルリターンではVIGのほうがVYMより大きくなることがわかっています。
・私がVYMを選んだ理由
VYMにするかVIGにするかを考えていた当初は、VIGって中途半端な感じがしたのです。
「高配当でもないし、トータルリターンもVOOより高いわけでもない」
と考えたのが私の答えでした。
加えて、分配金を目的に投資をするETFに関しては売却することを一切考えていません。
そのため、配当利回りが高いことと、毎年の増配が少しづつでも安定的に繰り返されることが条件でした。
株価は上がらなくても、売却しないので影響なく、分配金にフォーカスしてVYMを選びました。
VOOの分配金も増配傾向ではあるものの、減配のリスクはVIGに比べて高くなるため、配当金に重点を置いた投資をしたいのであればVIGかVYMが良いと思います。
その中でも、将来は売却することで、売却益を狙いたいと思う方はVIGが最適と思います。
・経費率について
経費率は驚異の0.06%です。
超低コストファンドなので長期保有に最適だと思います。
・まとめ
いかがでしたか?
大きな売却益と増配による高配当化が狙えるVIGは一括投資をして長期間運用するのがおすすめです。
増配に重点が置かれると、分配金が安定的に入ってくるので、減配の心配をしなくて済むのが良いですね。
加えて、超低コストファンドである点も長期運用したくなるメリットですね。
皆様の資産運用の一助になれば幸甚です。
それでは失礼します。